始めやすいフランチャイズ
今回は、「始めやすいフランチャイズ」について紹介をしていきたいと思います。
◯始めやすいフランチャイズとは？
始めやすいフランチャイズとは、どのようなフランチャイズなのでしょうか？
今回は、独立開業をされる方と法人で新規事業でご検討の方に合うように解説をしていきたいと思います。
①開業資金が安いビジネス
始めやすいビジネスの第１番目は、開業資金が低いビジネスであると存じます。理想は100万円以内の開業資金でしょうが、おおよそ300万円以下であれば開業は比較的フランチャイズの中でしやすいビジネスではないかと存じます。これは独立開業の場合も、法人で新規事業の場合も同じであると存じます。
開業資金が安いことは誰もが重きをおかれますが、開業資金が安くても事業として成り立たなければ意味がありませんので、実際のフランチャイズ本部が保有しているノウハウであったり、サポートであったり、売上利益モデルシュミレーション等も併せて検討する必要があります。
また、開業資金と表示されているものの中には、物件取得費等は開業投資ではないため含まれていないことが多いものです。そのため、最終的にいくらかかるのかはしっかり調べないと最初は始めやすいフランチャイズであっても実際は違うということもあり得ますので、注意が必要です。
②比較的誰でもできるビジネス
始めやすいフランチャイズとして、誰でもできるビジネスがあると存じます。基本的にはフランチャイズは全くの業界未経験の方でも開業がしやすいようにノウハウをパッケージ化しています。その中でも更に誰でもできるというものではないかと思います。無人販売等はその典型例で、場所を準備すればだれでもできるビジネスです。
しかし、誰でもできるというのには、逆に問題もあります。参入障壁が低いため、すぐに飽和してしまう点です。その結果、事業の差別化を継続的にフランチャイズ本部が提供できないと、結果的にはすぐに負けてしまうということになりかねません。この点が注意が必要です。
◯人がいらないビジネス
人がいらないビジネスも始めやすいビジネスです。採用する人数が少ないという点も含まれます。また、逆に法人の新規事業で実際に、管理者として割り当てることができるという内的な要因も始めやすくなります。
人手不足は今後更に加速します。そのため、人が全くいらないというビジネスは始めやすくてもすぐに飽和する可能性がありますが、人が少なくて済むというのは、フランチャイズ選定においては重要な要素ではないかと思います。
併せて、フランチャイズを始めるにあたり、資格職の業種は、始めにくい業種でもあります。しかし、逆に言うとそれが参入障壁になり、競合がなかなか入れないというメリットもあります。重要なことは資格職であることではなく、募集・採用のノウハウをフランチャイズ本部が保有しているか？人の採用にどのようなバックアップがあるか？という視点が重要ではないかと思います。
④集客や営業が比較的獲得しやすいビジネス
始めやすいフランチャイズとして、営業面や集客面が比較的容易なビジネスがあるのではないかと思います。
フランチャイズ加盟店の一番の課題は、売上が上がるか？という視点ですから、この点は非常に重要です。
商品力が強ければ、集客や営業は非常に楽になります。また、フランチャイズ本部が集客や営業に関して非常に強いノウハウを持っていることも楽になります。また、フランチャイズ本部が集客のサポートができることも始めやすいビジネスになるポイントではないかと思います。この点をしっかり確認して頂くことが重要です。
始めやすいビジネスは、これまでも記入してきました通り、メリットもデメリットもあります。
全般を通して言えるのは、始めやすいビジネスは先行逃げ切り型が良いと考えております。
ずっと継続的に継続できるもんは少ないものです。早期に売上利益を上げ、その利益で始めにくいフランチャイズに移行することが良いのではないかと考えております。
今回は、始めやすいフランチャイズについて解説をさせて頂きました。フランチャイズで新規事業・独立開業をご検討の方の参考になれば幸いです。
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