月別アーカイブ: 2020年7月

フランチャイズ本部構築立ち上がり段階の本部に加盟するデメリット

フランチャイズ本部構築立ち上がり段階の本部に加盟するデメリット

フランチャイズ本部構築立ち上がり段階の本部に加盟するデメリット

フランチャイズ本部構築し、立ち上がり段階(アーリーステージ段階)の本部に加盟するデメリットに関して、ご質問がありましたので解説をさせて頂きます。

〇再現性、経営指導が弱いことが多い

フランチャイズ本部構築や立ち上げ段階にフランチャイズ加盟をする際の一番のデメリットは、実績面ではないでしょうか?実績面は、成功事例や失敗事例の実績でもあり、立ち上がり段階のフランチャイズ本部は、その点未熟な点もあるのではないかと思います。

そのようなフランチャイズ本部に加盟をする際には、当然、経営指導と呼ばれるスーパーバイジングに関しても間接的なマネジメントに不慣れな部分もあり、指導内容が薄かったり、効果を感じられる点も少ない可能性があります。また情報量も少ない傾向になります。

フランチャイズ加盟に関しても、直営ではありませんので、フランチャイズ本部に依存していては、元々経営者として問題ありますが、実際に経営指導に不慣れなフランチャイズ本部であれば、不安に感じることもあると存じます。そのような点はデメリットとも言えるでしょう。しかし、逆にそのようなフランチャイズ本部であれば、一緒に考える姿勢も強くなり、加盟店経営者が考えた方法も実績豊富なフランチャイズ本部であれば、採用されることや制限されることもあるかもしれませんが、実績面が少ないフランチャイズ本部であれば、そのような面も少ないことがあるものと存じます。

〇認知度が低い

更に実績面が少ないとお客様への認知度は低い業態となります。逆に希少性が上がるとも言えますが、フランチャイズ加盟店が営業をしているエリアでは初めて聞く業態である場合も多数あります。広告宣伝等をマスコミに実施して頂く力は、フランチャイズ本部構築や立ち上がり段階のフランチャイズ本部では力がないことも多く、フランチャイズ加盟店がその認知を上げていく必要があるものと存じます。そういった点では、フランチャイズ加盟店としてはデメリットになるものと存じます。

しかし、逆に言うと、チェーンという見え方がをしないケースもあり、特色のある業態であることもお客様には伝わりやすいものでもあります。つまり、差別化されやすいとも言えると思います。

〇スケールメリットを享受さらにくい

スケールメリットとは数の力を使って、認知向上を図ったり、原価を低減する等の効果があります。またスケールメリットの強さにより、商品開発力も変わるでしょう。その点は実績面が少ないフランチャイズ本部は、実績豊富なフランチャイズ本部よりも劣ることになるものと存じます。これに関しては、フランチャイズ本部の成長スピードにもよるものと存じます。成長スピードが速いフランチャイズ本部によっては、早期にスケールメリットを享受できるものと存じます。

また、この点はフランチャイズ本部の資質にもよるものではないかとも思います。数が増えてもフランチャイズ加盟店のために、経営環境を良くしたいと考えるフランチャイズ本部でない限り、実績面が多かろうと成長スピードが速いかろうとスケールメリットは享受できないことになります。

〇重要なことはメリットとデメリットを見極めること

フランチャイズ本部構築や立ち上げ段階のフランチャイズ本部に加盟する際に重要なことはメリットとデメリットを見極めて、経営者として何をフランチャイズ本部に求めているのか?が重要ではないかと思います。フランチャイズ加盟者によって、メリットは更に伸ばすことも出来ますし、デメリットはカバーをすることも可能です。フランチャイズ加盟者にとって一番重要なことは経営者になることではないかと思います。

今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げ、フランチャイズ加盟をご検討の方の参考になれば幸いです。

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フランチャイズ本部構築立ち上がり段階の本部に加盟するメリット

フランチャイズ立ち上がり段階の本部に加盟するメリット

フランチャイズ立ち上がり段階の本部に加盟するメリット

フランチャイズ本部構築し、立ち上がり段階(アーリーステージ段階)の本部に加盟するメリットに関して、ご質問がありましたので解説をさせて頂きます。

 

〇フランチャイズ本部にもいろいろな段階がある

フランチャイズ加盟を考えている方は、様々なフランチャズ本部を横比較して加盟の検討を考えます。フランチャイズ本部を見ていると、昔からフランチャイズをやっていて、既に多くの加盟店や店舗数を保有しているフランチャイズ本部もあれば、急成長し100店舗~300店舗程度の店舗もあれば、数店舗から数十店舗程度のフランチャイズ本部もあります。

 

簡単に考えると、店舗数が多い方が安心であると思いがちですが、そういう簡単なものでもありません。店舗数が増加しているということは、市場に多くの店舗があり、希少性は当然少なくなっています。また、市場が飽和に進む傾向もあります。逆に店舗数が少ないということは、市場はまだまだある可能性も多く、希少性も高いという考えもできます。そのため、フランチャイズ本部が立ち上がり段階の本部に加盟をされる方も実はかなり多いのです。

 

〇市場が飽和していない。市場を取ることができる

フランチャイズ本部の立ち上がり段階の本部への加盟のメリットとしては、まずは、店舗数が少ないため、市場にはまだまだ出店の余地があることになり、最初に加盟をした方が、その恩恵を受けやすいということになります。また、フランチャイズ本部によっては、希望するエリアが既に埋まっており、開店の余地がないという場合もあります。このような問題は初期段階は起こりにくいものです。

 

しかし、ここで注意したいのは、立ち上がり段階であっても、既に多くの競合が出店している場合は、その本部だけが立ちあがり段階ということになり、商品やビジネスモデルが相当に差別化されていないと逆に不利になってしまうことです。店舗数だけでなく、市場規模や競合関係も併せて検討する必要があるということになります。

 

〇フランチャイズ本部が差別化を意識していることが多い

後発組のフランチャイズ本部は、様々な思考を検討して、フランチャイズモデルを検討していることが多いものです。これは後発組だからこそ、業界を研究し、差別化をしようと検討しているということになります。つまり、今後同じ業界であれば、初期段階の方が優れているビジネスモデルもあるということになります。これも同じ市場の競合と比較して、検討することになるものと存じます。

 

〇開業費用やランニングコスト等特別条件がある場合がある

フランチャイズ本部としては、初期段階のため、まだ不慣れな部分もあったり、加盟獲得を促進したい意向から、特別条件をつけていることも多いものです。例えば加盟金の減額処置をとったりすることです。後から加盟をするよりも、初期段階の方が、開業費用は定額になるケースも多いものです。

 

〇フランチャイズ本部としてのフォローも充実しやすい

初期段階のフランチャイズ本部では、加盟して頂けた加盟店に関しては、思い入れも強いものです。そのため、フォローは必然的に充実させてくることも多いものです。逆にフォローや指導に不慣れな点もあり、非効率的なことも多かったり、指導内容がなかなか結果が出ないこともあるのは、初期段階の特徴でもあると思います。

 

主な初期段階のフランチャイズ本部の加盟のメリットを記述させて頂きました。今後、フランチャイズ加盟をご検討の方だけでなく、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方の参考になれば幸いです。改めて、初期段階のフランチャイズ本部加盟のデメリットについてもブログの中で明確にしていきます。

 

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フランチャイズ本部構築立ち上げ時の2つの重要KPIとは?

フランチャイズ本部構築立ち上げ時の2つの重要KPIとは?

フランチャイズ本部構築立ち上げ時の2つの重要KPIとは?

フランチャイズ本部構築立ち上げを検討されている企業様から本日「フランチャイズ本部構築や立ち上げ時」に重要な業績指標(KPI)について質問がありましたので、ブログの中で解説をしていきたいと思います。

〇KPI(重要業績指標とは何か?)

会社を経営するには、様々な目標があります。例えば、売上目標、利益目標、原価率等様々な経営目標があります。実際は、経営目標を達成するためには、その目標を掲げるだけでは達成することができずに、目標を達成するための業績指標を設けるのです。例えば売上であれば、客数を何名にして、客単価をいくらにするという業績指標目標があります。更に分解すると客数を上げるために、広告で〇名集客する等の目標を分解するものと存じます。

広告で〇名集客すると〇名の客数になり、〇〇の売上が達成できるという構図です。このような目標を達成するために、重要な業績指標をKPIと言います。

これはフランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている企業も同じです。その中でもフランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている企業の中で最低限重要なKPI目標2つについて解説をしていきたいと思います。

〇店舗数

フランチャイズ本部構築や立ち上げ企業にとって、店舗数は加盟店開発を実施した結果の数であるとも言えます。店舗数が増加するということは、加盟店が開発され、多くの加盟店が加盟したことを意味します。拠点が拡大されているわけですから、増加すればするほど、スケールメリットも大きくなり、認知も上がってくるわけですから、重要な業績指標となります。店舗数の拡大は、フランチャイズ本部にとって、成長の指標でもあり、フランチャイズチェーン全体の成長エンジンであることは間違いありません。

フランチャイズ本部構築や立ち上げを実施している企業にとって、今年は〇店加盟店を開発するというのは、店舗数を増加させるための目標となります。この中で撤退が発生する場合には、撤退も加味して加盟店開発数目標を検討していく必要があります。年間30件加盟店を開発しているのに、年間30件撤退しているでは、店舗数の増加はありません。つまり、フランチャイズ本部としては、現状維持で、成長をしていないことになるのです。

〇既存店の売上前年比

もう1つのKPIは既存店の売上前年比を上げることが望まれます。これは既存店の加盟店の成長の指標として考えます。既存店の売上が成長していないということは、将来的にチェーンが崩壊する可能性が高いということです。また、既存店の売上が減少する中では、加盟店の経営も厳しくなり、フランチャイズ本部としてもロイヤリティ等の収益が減少することになります。

ここで重要なことは、利益ではなく、売上の方が、フランチャイズ本部にとって重要な業績指標であるという点です。利益は、フランチャイズ加盟店の経営手腕にもかなり左右しますが、売上はフランチャイズ本部の経営指導や商品力等も影響として大きく関わってきます。つまりフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施している企業にとっての重要なポイントは売上となるということです。

フランチャイズ本部構築や立ち上げを実施している企業にとって、売上がこれからあまり伸びる要素がないという場合は、利益に目を向けていく必要がありますが、加盟店への売上を上げる手段を一番に考える必要があります。

多くのフランチャイズ本部では、店舗数目標を掲げることが非常に多いですが、実際は、既存店の前年比についても目を向けなければなりません。既存店の前年比は、近い将来的にフランチャイズ加盟開発にも大きな影響を与えてきます。既存店の売上の伸びについては、当然、フランチャイズ加盟検討者も検討する材料であるからです。

今回は、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方に、最低限抑えて頂きたい2つの重要なKPI指標について解説をさせて頂きました。フランチャイズ本部構築や立ち上げ時の参考にして頂ければ幸いです。

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