月別アーカイブ: 2021年7月

フランチャイズ本部構築の前段階としての準備は何が必要か?

フランチャイズ本部構築の前段階としての準備は何が必要か?

フランチャイズ本部構築立ち上げに関するご相談があり、「これからフランチャイズ本部構築立ち上げを実施する前に事前に何か準備しておいた方が良いことがありますか?」というご質問を頂いきましたので、フランチャイズ本部構築立ち上げコンサルタントを使うということが前提で解説したいと思います。

 

〇フランチャイズ本部構築立ち上げの重要な事前準備

フランチャイズ本部構築立ち上げを数々実施していると最初から好調でフランチャイズ加盟店を獲得できるフランチャイズ本部も多くありますが、フランチャイズ加盟店を少しずつしか獲得できない加盟店もあります。これは、ビジネスモデルやフランチャイズ加盟店開発にかける予算、今後のフランチャイズ本部における目標にもより変わりますので、一概にたくさんフランチャイズ加盟店を獲得できる本部が優秀というわけではありません。加盟店が多くても撤退も多く、新規加盟店の獲得も多いようなフランチャイズ本部はたくさんあり、それが、フランチャイズ本部として果たして目標としているところであるかという視点は、全く意図と違うものがあると思います。重要なことはフランチャイズ化をどのような目的で実施したいかであることであると思います。つまり成功の基準は各社違うことになります。

 

フランチャイズ本部構築立ち上げをしていきたいと考えるフランチャイズ本部の多くはフランチャイズ本部構築のコンサルタントに依頼することが多く、依頼をされることで、成功モデルの標準化(ノウハウ化)や加盟店開発手法やツール等の構築、マニュアル化等が進むものと思います。(独自で実施するのであれば、このようなこともフランチャイズ本部構築立ち上げに関する事項も別途事前準備として必要にはなるのではないかと思います。)

 

これまで多くのフランチャイズ本部構築立ち上げを実施してきましたが、加盟募集当初から大幅に勢いに乗るフランチャイズ本部はある1つの条件があります。これ以外にはもちろんビジネスモデルの優秀さ等もありますが、一番わかりやすい基準は、「フランチャイズ加盟店をさせて欲しい」という要望でフランチャイズ本部構築や立ち上げを踏み切るパターンです。この場合は、初期段階の一番大変な「まずはフランチャイズ加盟店をつくる」という段階がクリアされていることになります。

 

加盟金等の諸条件は決まっていなくても、そのような要望は多数あり、フランチャイズ本部としては見込客が既に見えているので投資もしやすい環境となっています。この環境をつくることが一番事前準備として重要なことではないかと思っています。つまり、知り合いやお客様等にご自身のビジネスモデル(詳細が決まっていなくても)説明し、フランチャイズ本部構築や立ち上げを実施した際には加盟店になる可能性があるかどうかを見極めることです。これが1社でも2社でもある企業はフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施しても比較的好調に進むということが経験値から見えてきております。

 

フランチャイズ本部立ち上げ段階は、まず第1号のフランチャイズ加盟店を見つけることが大変ですし、フランチャイズ本部としても慣れていない部分も多数あるため、関係性があるところがフランチャイズ加盟店の立ち上げにも非常に有利に働くものと存じます。そのためフランチャイズ本部構築や立ち上げの準備として一番やって頂きたいのは、ご自身のビジネスをフランチャイズ本部構築立ち上げをした際に、フランチャイズ加盟店となる可能性がある見込客を見つけることではないかと思います。「フランチャイズ化をして成功するか?」不安がある方がいればまずは見込客の発掘をしてからフランチャイズ化をすることが一番不安をなくす方法ではないかとも思います。

 

今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討の方の参考になれば幸いです。

 

【フランチャイズ本部構築・立ち上げ支援】

 

フランチャイズ本部構築セミナー動画版

 

 

【おすすめフランチャイズ情報】

新規事業・独立開業フランチャイズ加盟募集バナー

【販路企画の著書】

【販路企画のセミナー】

%e5%95%86%e5%9c%8f%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%83%bb%e5%87%ba%e5%ba%97%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%83%bb%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%bb%ef%bd%86

新規事業が思いつかない時に考えるフランチャイズという選択肢

新規事業が思いつかない時に考えるフランチャイズという選択肢

新規事業が思いつかない。先日そのようなご相談を受けましたので、ご回答をした内容について解説をしていきたいと思います。

 

〇新規事業のアイディア

新規事業のアイディアを検討することは、非常に大変だと思います。これは独立起業をする際以上に検討をしなければならないことであると考えております。そのため、新規事業を検討する経営者の方や新規事業開発担当者の方は非常に大変なことであると考えております。

 

〇新規事業は既存事業の相乗効果と別の柱の2通りがある

新規事業のアイディアが思いつかない場合は、まず考えて頂きたいのは既存事業と相乗効果を生み出す新規事業であるか?別の柱を立てるか?という2通りの方法があると思います。この2つは全く別の目的の元に検討するものです。目的から考えることで新規事業の思いつかないが対象が絞られることにより考えやすくなるのではないかと思っております。

 

・既存事業との相乗効果

小売業であれば、今取り扱っている商品に別の分類を取り扱うようなことになりますが、

「既存のお客様にお勧めをして相乗効果を起こすことができる新規事業か?」

「新たな客層の呼び込みができる新規事業を探すか?」

と2通りの方法があると思います。重要なことは既存事業と新規事業において顧客の相互送客ができることが重要な要素になるのではないかと思います。この場合、一番の目的は既存事業の売上改善ですので、既存事業の顧客層や既存事業と相乗効果の高い新たな客層を呼び込むことができる客層はどのような客層であるか?を考えることから始まるものと存じます。

 

既存事業の顧客層から考える場合は、既存事業から既に顕在的な需要を頂いており、その顕在需要を事業化するものか?潜在的な需要を現在の顧客層や購買シーンから想像して、新規事業の事業化を図る方法があるのではないかと思います。

 

逆に新たな客層を選ぶには、現在の既存事業に需要はあるものの呼び込めていない客層はどのような客層かを検討し、その客層を呼びこむに一番効果的なフック商材となる新規事業を検討する方法があると思います。私は新規事業を検討する場合は、既存事業の撤退を将来的に考えている場合を除いて、この既存事業との相乗効果を狙えるような新規事業を一緒に検討しお勧めをしています。なぜんら、新規事業において、一番苦戦する点は、「顧客の獲得」であるからです。

 

・別の柱を立てる場合

別の柱を立てるとは、現在の既存事業を検討する中で、将来的には縮小や撤退を検討していかなければらなない事態であったり、現在の既存事業では、会社の収益体制では不安定になる可能性が高い場合に検討をします。ただ、面白そうだからという点でフランチャイズ等の既に成功しているビジネスモデルを活用しない限り、別の事業をゼロからご自身で検討するには、独立開業と同じで多くのリスクを伴うことになります。新規事業の失敗が多いというのはこういった理由ではないかと思います。

 

この場合は、新規事業の新規性・成長性・優位性の3つの視点で検討することになりますが、この点以外で重要なことは顧客の獲得優位性ではないかと思います。例えば、既存事業が、顧客の獲得が時間がかかるビジネスにおいて、同じような新規事業が選ぶのであれば、次の新規事業も全く同じ結果になりかねません。全く別の柱を立てるのであれば、BtoBの事業はBtoCの事業を選ぶ等全く事業分野でないと全く違う柱にならないのではないかと思います。但し、既存事業の経営資源を有効活用しょうとする場合は、この限りではないと思います。どちらにしてもこれから将来的には続けてきたい事業ですから、成長性や優秀性は特に考慮して選定する必要があるものと思います。

 

〇フランチャイズの活用

この新規事業にフランチャイズを検討することは、非常に有益ではないかと思っております。それは顧客獲得が容易になるビジネスモデルであるからです。既存事業の上乗せであっても、新たな新規事業を検討する場合でも一番難しいことは前述した顧客の獲得です。フランチャイズは、既存のビジネスモデルからどのようなにして顧客を獲得し、どのような売上や収益が上がるのか既に立証されている(残念ながらフランチャイズ本部によります)ため、新規事業として立ち上げるには成功確率を上げる結果に繋がります。既存事業との相乗効果の場合は、既存事業がメインですので、その相乗効果を図れるビジネスであればご自身で新規事業を立ち上げることでもフランチャイズで立ち上げるにも

変わらないのではないかと思います。逆に別の柱を立てるには、全く別の事業の立ち上げですから、リスク軽減の観点からもフランチャイズは有効ではないかと思います。

 

また、ご自身で新規事業を立ち上げる場合であっても、フランチャイズを研究することは大きなビジネスアイディアを見つける上で、有効ではないかと思っております。新規事業が思いつかないという方は、ぜひ、フランチャイズを加盟するかどうかは別として、検討することで思いつきに繋がるのはないかと思っております。

 

今後、新規事業を検討されてる方のご参考に頂ければ幸いです。

 

【おすすめフランチャイズ情報】

その他のフランチャイズについても下記に加盟募集について紹介を行っています。内容をご確認下さい。

新規事業・独立開業フランチャイズ加盟募集バナー

【販路企画の著書】

【販路企画のセミナー】

%e5%95%86%e5%9c%8f%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%83%bb%e5%87%ba%e5%ba%97%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%83%bb%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%bb%ef%bd%86

フランチャイザー・フランチャイジーとは何か?

フランチャイザー・フランチャイジーとは何か?

フランチャイズザー・フランチャイジーとは何か?について先日のフランチャイズ本部構築立ち上げに関するご相談の際にご質問がありましたので、解説をしていきたいと思います。私は言葉を知っている知っていないはあまり意味がないと思いますが、考え方が重要なのではないかと思っています。

 

〇フランチャイザーとは何か?

 

フランチャイザーとは、フランチャイズ本部のことを言います。

自社で運営してきたビジネスモデルをノウハウ化して、パッケージ化して、ライセンスとしてフランチャイズ加盟店に貸し与え、経営指導や商品や材の提供、フランチャイズ加盟店がビジネスモデルを運営ができるように、研修やシステム等を提供しています。

 

フランチャイズ加盟店からは、逆にノウハウや経営指導等を受ける対価として、加盟金や研修費、ロイヤリティ等の支払いを受けます。フランチャイザーはこの収益を軸にフランチャイズ本部を運営し、更なるビジネスモデルのブラシュアップは商品開発・経営指導等を充実させていくことになります。

 

〇フランチャイジーとは何か?

 

フランチャイジーとは、フランチャイズ加盟店のことを言います。

フランチャイズ加盟店は、フランチャイジー(フランチャイズ本部)と契約を結び、フランチャイジーが運営するビジネスモデルを貸し与えられます。そのビジネスモデルを運営し、収益を上げていき、フランチャイジーに一定の対価の支払いを実施することになります。

 

〇フランチャイザーとフランチャイジーはWINWINの関係

フランチャイザーとフランチャイジーは、契約によって、相互がお互いが役割を果たすことで、売上利益を相互にあげていく、WINWINのビジネスモデルです。しかし、近年、フランチャイズに関する問題が多数メディア等で取り上げられていますが、その原因は片方にあるのではなく、両方にあるように思えます。一番重要なことは、契約に基づいた役割分担をしっかり果たすことではないかと思っています。

 

フランチャイザーは、フランチャイジーから対価を頂いているわりには、たいしてビジネスモデルが強固でもなければ、ノウハウもない。経営指導もいい加減だから、結局、フランチャイジーが収益を上げることが出来ない。また、時代の変化に対応して、商品やサービスを改善しなければならないが、一度うまくいった業態に固執してかえることが出来ない。そのためフランチャイジーは満足できない。このようなフランチャイズ本部は多数あるものと思っています。

 

逆にフランチャイジーは、独立した経営であるにも関わらず、フランチャイズ本部に依存し、何かうまくいかなければ、フランチャイズ本部の責任であるといったことがよく見受けられます。収益を上げるには、実際のPlan(ビジネスモデル)だけでなく、DO(実行)の内容も問われます。実行していなかったり、実行のやり方が問題があれば収益は当然上げることができるわけではないと思います。収益は片方の問題だけになるケースが少なく、お互いに自分の役割を全うすることが一番重要なことではないかと思っています。

 

これからフランチャイザーになる方はそのような問題点を改善してぜひ、フランチャイザーとなって頂きたいですし、逆にフランチャイジーとなる方は、独立した経営の視点でフランチャイジーになって頂きたいと思っています特にフランチャイジーは、フランチャイザーをぜひ武器にして頂きたいと思っています。あくまでも活用の仕方は自分で決める。そのような独立した考え方である経営者になって欲しいものと思います。

 

今後、フランチャイザーになる側もフランチャイジ―になる方も参考になれば幸いです。

 

【おすすめフランチャイズ情報】

その他のフランチャイズについても下記に加盟募集について紹介を行っています。内容をご確認下さい。

新規事業・独立開業フランチャイズ加盟募集バナー

 

【フランチャイズ本部構築・立ち上げ支援】

 

フランチャイズ本部構築セミナー動画版

 

【販路企画の著書】

【販路企画のセミナー】

%e5%95%86%e5%9c%8f%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%83%bb%e5%87%ba%e5%ba%97%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%83%bb%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%bb%ef%bd%86

通所介護(デイサービス)開業にあたってフランチャイズを活用する3つのメリット

通所介護(デイサービス)開業にあたってフランチャイズを活用する3つのメリット

通所介護(デイサービス)開業にあたってフランチャイズ加盟を活用する3つのメリットについてご質問を受けましたのでブログの中でも解説をしていきたいと思います。

 

〇介護未経験でも開業ができること

小規模通所介護(デイサービス)開業にあたってフランチャイズ加盟を活用するメリットの一番は、介護未経験でも開業ができることにあるのではないでしょうか。今後、少子高齢化に向けて介護事業は成長することはわかっていても実際に自分が介護事業に参入するとなると大きな障壁があります。例えば、通所介護事業所(デイサービス)の許認可であったり、どのような開業場所で、どのような建物や設備で、どのような従業員を採用していけば良いか。またどのようなサービスを提供すれば良いか。保険申請はどのようにすれば良いか等、実際に実務を経験した人がいないと難しい内容が多数あります。また、実務を経験した人を採用したとしても、全ての業務を把握しているわけではありませんので、手探りで始めることになり、手探りで実施するということは、結果的に事業として成り立つには時間も資金もかかることになり、徹底リスクも高まることになります。フランチャイズに加盟をすることで、このような問題は、実際に全て経験しているフランチャイズ本部が指導を行うことで解決を図ることができます。

 

〇通所介護事業所(デイサービス)開業の最重要点は利用者獲得

通所介護事業所(デイサービス)がいくら成長市場であるといっても、実際の通所介護事業所(デイサービス)が全て儲かっているわけではありません。むしろ経営が厳しい通所介護事業所(デイサービス)も多数ある結果となっているのです。理由は、サービスの内容ももちろんあり、差別化をどのように出していくかという点もありますが、一番大きな理由は、利用者の獲得手段ではないかと思います。通所介護事業所(デイサービス)は主力としてケアマネージャーへの告知活動が中心となるため、一般の企業のように多くの人をターゲットに営業ができるわけではありません。また、介護経験者であっても効果的な利用者の獲得方法を習得している人は、少ないように感じます。理由は簡単で、介護サービスを提供することと、実際の利用者の獲得をすることは全く別物であるからです。通所介護事業所(デイサービス)のフランチャイズを活用することで、元々成果の上がっている利用者獲得手法を習得することができるようになります。ただし、重要なことは、すべてのフランチャイズ本部がそのような手法をもっているというわけではないということです。通所介護事業所(デイサービス)を提供しているフランチャイズ本部であってもしっかり精査しなければ廃業の可能性が上がる結果となってしまいます。

 

〇通所介護事業所(デイサービス)のサービスは絶えず進化しなければならない

通所介護事業所(デイサービス)の介護サービスについては、変わりがあまりないと言われる方もいらっしゃると思いますが実際に、成長している通所介護事業所(デイサービス)の介護サービスは、利用者の方の需要の変化や新しいサービスに挑戦されている企業が多いと感じます。これは別に介護事業に変わりなくどの企業であっても、お客様の飽きはくるものでサービスは変化しなくてはいけないと思います。この点は介護経験あるなしが大きな要因というよりも企画力が重要な要素になるのではないかと思います。フランチャイズは多数の施設を保有しており、そこで様々な成功事例や失敗事例を保有しているものです。そこを水平展開を実施することが基本原則ですので、フランチャイズ本部から様々な情報を入手することができることが大きなメリットになるものと存じます。もちろんこれも利用者の獲得と同じで、フランチャイズ本部によってさまざまであり、充分な見極めと一番は企画力が充分にあるかを検証することが重要であると思います。

 

今後、通所介護事業所(デイサービス)の開業を検討されている方、フランチャイズ加盟を検討の方、フランチャイズ本部構築立ち上げを検討の方の参考になれば幸いです。

 

《小規模通所介護事業所(デイサービス)フランチャイズお勧め情報》

夫婦独立起業開業に最適な介護デイサービスフランチャイズの加盟募集紹介バナー

 

障害者生活介護デイサービスフランチャイズ加盟募集紹介バナー

 

放課後等デイサービスフランチャイズ新規事業開業加盟募集紹介バナー

【おすすめフランチャイズ情報】

その他のフランチャイズについても下記に加盟募集について紹介を行っています。内容をご確認下さい。

新規事業・独立開業フランチャイズ加盟募集バナー

【販路企画の著書】

【販路企画のセミナー】