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障がい者福祉フランチャイズ加盟のメリットデメリット

障がい者福祉フランチャイズ加盟のメリットデメリット

障がい者福祉のフランチャイズ加盟のメリット・デメリットは何ですか?と先日のフランチャイズ加盟のご相談がありましたので、ブログでも解説をしていきたいと思います。

 

①障がい者福祉フランチャイズ加盟のメリット

障がい者福祉サービスは、コロナの時期も障がい者が必ず利用しないといけないサービスでもあり、継続的に売上利益は維持できる傾向となっております。その結果、いつ終わるかわからない経営環境の中で、経営体質が非常に強く、かつストック型のビジネスのため新規事業としての注目を浴びています。その結果、全く障がい者福祉を実施したことがない法人が参入が増加してきており、その際に活用するのがフランチャイズ加盟という選択肢です。弊社にも様々な障がい福祉サービスに関係する加盟のご相談がありますが、放課後等デイサービスであったり、障がい者の生活介護サービスであったりします。また、障がい者ではないですが、高齢者の介護デイサービスも注目を浴びています。

 

〇障がい者福祉サービスに経験がなくても開業ができる

障がい福祉サービスは、事業所や施設を開設する段階から、専門的なな知識が必要です。開設の許認可取らなくては、開設をすることができません。全く、放課後等デイサービスや障がい者生活介護サービスを実施したことがない企業にとっては、ここは手続きや書類の作成、資格者の獲得等非常に困難な点があります。そこをこれまで障がい者福祉サービスに携わってきたフランチャイズ本部が手伝うことは非常に大きなメリットがあると存じます。

 

〇障がい者サービスの運用ノウハウを習得ができる

また、フランチャイズに加盟することで、例えば放課後等デイサービスや障がい者生活介護サービス等の運営方法を習得することができます。フランチャイズでは過去どのようなサービスを実施すれば利用者の満足につながってきかたをトライ&エラーを繰り返し、ノウハウ化をしていきております。また、放課後等デイサービスでは、現在市場には多くの競合もいるため、差別化されたサービスが必要になってきます。そのような差別化されたサービスを全くの経験がない企業が一から構築することは困難なことであるとも言えます。そういう点でもフランチャイズ本部が所有しているノウハウは活用ができる点となると存じます。

 

また、一番重要なノウハウは利用者を獲得するためのノウハウですが、集客方法や初回面談・施設紹介等利用者の獲得方法を習得することができます。逆にこの点が弱いフランチャイズは、注意する必要があるということでもあります。併せて資格者の獲得ノウハウの取得は重要なノウハウとも言えます。こういったノウハウを初回の研修だけでなく、継続的に指導を受けることができることはメリットではないかと思います。

 

②障がい者福祉フランチャイズ加盟のデメリット

〇費用がかかること

障がい者福祉サービスのフランチャイズ加盟のデメリットは、費用が余分にかかるところが上げられます。フランチャイズに加盟するには、通常事業所や施設を開設する費用とは別に、加盟金や研修費等がかかり、さらに毎月の売上によって、継続的にロイヤリティ等を支払わなければなりません。これをノウハウ代として払う価値があるかどうかはフランチャイズ本部にもよると思いますが、自社で開業するにもコストはかかることになります。重要なことはお金を払うだけのノウハウを持っていることではないかと思います。

 

〇自分の思う通りの運営というわけにはいかない

フランチャイズは同一ブランドでの経営の意識が高く、ブランドイメージのため、同じサービスを提供することに注力しているフランチャイズ本部が多いことです。当然、その許容範囲は、フランチャイズ本部で様々ですが、全て自分が思い通りのやり方でというわけにはいきません。ある一定のサービス基準の維持や内容が遵守することが求められる点です。

 

今回は障がい者福祉サービスのフランチャイズを活用するメリット・デメリットについて明記しました。今後、放課後等デイサービスや障がい者生活介護サービス等に参入をご検討される方の少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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フランチャイズチェーンは、直営チェーンより何が優れているのか?

フランチャイズチェーン展開と直営チェーン展開より何が優れているのか?

フランチャイズチェーン展開と直営チェーン展開に比べて何が優れているのか?というご質問がありました。今回はフランチャイズ本部構築立ち上げ展開を検討されている方向けにこの問いについて解説をしていきたいと思います。

 

〇フランチャイズチェーン展開が優れている点

フランチャイズチェーン展開が直営チェーン展開より優れている点の一番は圧倒的他資本で展開ができることではないかと思います。直営チェーンであれば、新たな出店に関わるコストだけでなく、従業員募集採用広告費用・従業員の人件費や家賃・材料の仕入れ・備品消耗品の費用など全て自社が負担しなければなりません。そのため、毎回資金を必要とします。結果として、フランチャイズチェーン展開よりも展開スピードが遅くなってしまいます。

 

フランチャイズチェーン展開においては、加盟店の経営者が実際に出店に関わる費用から、運営をするコストまで負担をするために、フランチャイズ加盟店の獲得が推進されれば、当然、低コストでスケールメリットを享受することができます。スケールメリットが享受できるようになると新たな商品開発にも競争力が出てきますし、広告宣伝効果や原価低減の交渉等も優位になってきて、相乗効果として直営店にも効果が現れてきます。

 

また、フランチャイズチェーン展開は、基本的にはビジネスモデルを貸し与えて、継続的にフランチャイズ加盟店に対するメリットになるバック支援の仕組みを構築したり、運営したり、経営指導を行うことがメインの業務となるため、収入源は加盟金や研修費、商材販売、ロイヤリティ等になります。これは、粗利率が非常に高く、プラットフォームのような経営が実施できます。直営店の実際の店舗や事業所の運営に関する収益だけでなく、別の事業の柱を構築することができるのです。

 

フランチャイズチェーン展開は、加盟店を獲得でき、加盟店が成功できれば、基本的には成長を行うことができるビジネスモデルではないかと思っております。

 

〇フランチャイズチェーン展開が劣っている点

一番大きな問題は、フランチャイズ加盟店が全く別の経営者になることではないかと思います。直営チェーン展開であれば、直接の指示命令が出せることになりますが、フランチャイズチェーン展開は間接のマネジメントとなり、指導や援助を実施することしかできません。(もちろん契約書に反することがあれば指示命令は出すことができます)
つまり、本部の期待通りに運営しなかったり、同じベクトルが向けなかったり、最悪は訴訟などで本部と対峙することがあります。

また、基本的には全国にある一定数作れないビジネスモデルであれば、直営店で展開をした方が、最終的な会社の規模であったり、売上高、利益高は、直営展開の方が大きくなるということです。これは、非常に尖ったビジネスモデルでお客様の商圏範囲が非常に広い場合であったり、汎用性が困難で教育に非常に時間がかかる場合等も直営展開が有利になる傾向が強くなります。

 

〇フランチャイズチェーン展開と直営チェーン展開のどちらが良いのか?

結局、フランチャイズチェーン展開と直営チェーン展開はどちらが良いのか?と聞かれると正直、業態やビジネスモデル、今後のビジョンにより異なりますが、私は今後の時代の変化の速さからするとフランチャイズチェーン展開という他の企業や人のアライアンス(協力体制)で経営を実施する方が、良いと考えております。

 

全く同じやり方で常に経営ができるほど、現在は簡単な環境ではなく、お互いの役割分担をすることの方が、効率的に効果的な経営手法ではないかと思います。フランチャイズチェーン展開が優れていない点を補うことができるビジネスモデルを構築したり、指導・フォロー体制を充実させることは、結局、直営チェーンも広がれば必要なことですし、構築することは不可能なことではないと思います。

 

今後フランチャイズ本部構築立ち上げ展開を検討されている皆様の参考になれば幸いです。

 

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