月別アーカイブ: 2015年5月

フランチャイズ展開のメリット

フランチャイズ展開のメリット

ここ最近この議題について相談が多いためお話を致します。

店舗で1店舗成功し、2店舗成功しと順調に売上を上げている店舗があります。

そういう店舗が今後更に拡大を図りたいという時の悩みだと思います。

直営店で拡大を図るのか?
それともFC店で拡大を図るのか?

そういうご相談です。

レギュラーチェーン(直営店)とフランチャイズチェーン(オーナー店)のメリットでデメリットについて考える必要があります。

私は、業界最大手のフランチャイズの発祥というチェーンで長く勤めておりましたので、フランチャイズビジネスにも精通しておりますし、直営店も多数担当してましたのでそれもよくわかります。

【直営店のメリット】

・自社の方針や政策が徹底されやすい
・サービスや商品品質の均質化が図られる
・ノウハウもある程度あればオペレーションは回る
・ノウハウの流出・リスク対策があまりいらない

【直営店のデメリット】

・出店コストがかさむ
・アルバイト等の人手不足の問題も直接解決が必要
・短期間に多数展開は難しいためマーケットシェアやスケールメリットは受けにくい
・不採算店舗の場合は、大きな損失となる
・多数出店出来ないため、販促効果やイメージアップに時間がかかる

【フランチャイズ店のメリット】

・出店コストは低減化される(本部出店除く) ⇒小資本でも大きな事業展開
・短期間でのマーケットシェア獲得ができる

・スケールメリットを与えることが出来る
 ⇒短期間の多店舗展開により交原料等交渉が有利になる
・ノウハウや原材料・商品提供によるチャージ収入になるため荒利が高く、安定性も高い
・短期間に多数出店できるため、地域のイメージアップ・販促効果がある

【フランチャイズ店のデメリット】

・本部ノウハウの開発・指導員の人件費がかかる

・自社の方針や政策が徹底されいくい
・サービス・商品品質の均一化が図られにくい
・ノウハウの流出・リスク対策が必要

つまり、直営店とフランチャイズ店の両方共にメリット・デメリットがあります。

私は、差別化される商品や手法と環境整備があり、ある程度の店舗数をもっている場合には、フランチャイズ展開をお勧めしております。

例えば、フランチャイズの本部ノウハウは、
直営店も10店舗を超えてくれば必要なはずですし、それぐらいの店舗数になれば、フランチャイズと同様にリスク対策やノウハウ流出が必要になります。

それよりもスケールメリットやイメージアップ販促効果の方が大きいと経験上思います。

重要なことはフランチャイズチェーンなのにレギュラーチェーン並の徹底力を持つ本部機能をつくること。

そのためには、絶対的にフランチャイズ本部と加盟店はWIN-WINの関係でなければなりません。

短命なフランチャイズ本部は、商品コンセプトとシステム。そしてこの関係が弱い点が散見されます。

具体的な手法につきましては、今後のブログで公開していきます。

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店舗の売上拡大は多店舗展開が大きな要素FC展開も考えていきましょう

フランチャイズ本部構築セミナー動画版
実践して初めて、意味があります。実践されなければ結果は出ませんので、自店で出来ているかどうかのチェックも含めて確認して頂ければと思います。
 

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マーケティングって何?

マーケティングって何?

今回は、マーケティングの考え方についてご報告致します。
前回までが人手不足解消のためのお話が続きましたので売上アップ対策の内容をお話させて頂きます。

その前提をお話させて頂きますが、売上を上げる前提としてマーケティングについてお話します。
と言いますのが、これがかなり誤解が多いからです。

皆様はマーケティングって言われると何だと思われますか?
良く聞くのが集客のことでしょ。とか
広告のことでしょ。って話。
または、市場調査のことでよね。って話も良く聞きます。

実は両方とも当たっているようで当たっていません。マーケティングを勉強されたことがある方は良くわかると思います。

ウィキペディアでは
顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動の全て

なんか難しいですね。つまり
お客様商品販路結びつける活動全て
ということです。

お店だとお客様が欲しいメニューや商品を作り、その欲しいお客様が誰かを考えて、そのお客様にどうやって購入して頂くかを考えることということになります。
つまり広告や市場調査はその中の一部ということになります。

なぜこのことをお話するかと言いますと、売上上げるには、広告見直しをという話をよく聞きます。

しかし、実際にコンサルティングを行っていると広告以前の問題で、商品お客様あっていないことは多々あります。当然お客様と商品があっていないわけですから、広告も伝わらない内容です。
またお客様にその情報を届ける手段が違っていたりします。

これが売上アップを行う上でとても重要ことなのです。

良く見かけるのは、飲食店の皆様。
貴店のどこにも負けない目玉商品ってですか?
それがないというお店様で繁盛店になっているお店を見たことがありません。

普通に焼き鳥売ってますよ。刺身もありますよ
では、どこのお店も同じです。そうなると
次は、他よりも価格を安くしないとという話になります。

売上アップの一番大事なことは繰り返しになりますが、マーケティングです。

自店に来店してほしいお客様は誰か?
そのお客様が来店するだけのニーズは何か?

ニーズを満たした商品は何か?
その商品を提供するためにはどういった方法が良いのか?

がマッチングしているかを是非、今一度お考え下さい。そこにしか売上アップのヒントはありません。
もう広告で効果があったとかなかったということから脱却されませんか?
重要なことはマーケティングです!!

具体的な手法につきましては、今後のブログで公開していきます。

★★★★★本日のポイント★★★★★
皆様のお店ではマーケティング戦略は明確になっていますか?

このブログは店舗の『売上減少対策』『人材不足解消』についてお話をさせて頂くものです。

実践して初めて、意味があります。実践されなければ結果は出ませんので、自店で出来ているかどうかのチェックも含めて確認して頂ければと思います。

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求人募集の考え方

求人募集の考え方

今回は、求人募集の考え方についてご報告致します。
前回までのブログで、従業員の戦力化売上アップにも退職低下にも繋がることをお話しました。

今回は『人手不足解消』の最初の段階になる求人募集の考え方についてです。

求人募集と言うと皆様何かお考えになりますか?
・求人広告
・店頭ポスター
・求人募集カード
・紹介
・ハローワーク
等いろいろと方法があります。
これはあくまでも求人募集する手段ですのでその前提条件が必要です。

私はコンサルティングの際も求人募集集客同じですよとお話してます。
集客をするためには、マーケティング戦略必要となります。つまり求人マーケティング戦略が必要になるということです。

マーケティングと難しいこと言われてもと言われると方もいらっしゃると思います。
簡単に言うと、誰に何をどのような方法で届けるかということになります。

求人募集というとどのような方法でに焦点が当てられますが、あくまでも手段。
誰に、何をが重要です。

①誰に
誰にとはどのような従業員さん集めたいのかということです。

そのたには、当然空いているシフト状況や時間帯等も考慮に入れないといけません。

学生であれば、平日であれば夕方から深夜、後は週末でしょうか?
主婦であれば、平日の午前中から午後又は深夜という場合もあると思います。

つまり、自店の現状を分析し、誰にを明確にしなければ、どのような方法での際にターゲットが明確でなく、充分に相手に伝わりません。

②何を
何をとは、その従業員さんが何を求めているのか何に不安を感じているのか?ということです。
学生さんなら福利厚生が整っているというのはニーズを満たすことにはなりません。
主婦で旦那さんが働いているのであれば、扶養の兼ね合いがあれば、高時給ですよというのは響かないかもしれません。

つまり、誰がが決まって次にその人が求める何をが決まって初めてその人達に伝える一番いい方法は何かでどのような方法というのが出てきます。

皆さんおかしいと思いませんか?
各店求める人材が違うのに求人誌ほとんど同じ内容ばかり。
あれだけの求人が募集されていては、求める相手のニーズ響かなければ当然募集は集まりません。

何度も申し上げますが、求人集客同じと考えて下さい。

具体的な手法につきましては、今後のブログで公開していきます。

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皆様の求人募集は誰に、何を、どのような方法でが明確に決まって伝わる内容になってますか?

このブログは店舗の『売上減少対策』『人材不足解消』についてお話をさせて頂くものです。

実践して初めて、意味があります。実践されなければ結果は出ませんので、自店で出来ているかどうかのチェックも含めて確認して頂ければと思います。

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