月別アーカイブ: 2021年11月

フランチャイズ本部構築とは何をするのか?

フランチャイズ本部構築立ち上げとは何をするのか?

フランチャイズ本部構築立ち上げのコンサルティングとは何をするのか?よくフランチャイズ本部構築とはフランチャイズモデルを設計し、加盟店開発ができる状態をつくると思われがちですが、実際は、それでは本部の運用ができません。弊社のコンサルティングスタイルにはなってしまいますが、解説をしていきたいと思います。

 

〇フランチャイズ本部構築立ち上げとは何をするのか?

コンサルティング会社は様々でフランチャイズ本部構築や立ち上げに関しても、支援内容は様々となっております。そのため、一概にフランチャイズ本部構築の支援といっても実施する内容あ異なると思います。そのため、弊社のフランチャイズ本部構築立ち上げ支援とはどのようなことをするのか?という視点で解説させて頂き、どのようなことがフランチャイズ本部構築に必要なのかを解説していきたい思います。

 

①成功モデルの分析・ブラシュアップ

フランチャイズ本部構築立ち上げを支援するためには、現在の事業を詳細に分析する必要があります。商品・立地・運営サービス・販促の4つの視点で現在の既存事業の成功モデルを分析を実施します。この際に、フランチャイズ化を行うにあたり、そのまま水平展開できるものもあれば、少し改善が必要な場合もあります。改善が必要な場合には、改善方法を検討し提案をさせて頂きます。

また、売上利益のシュミレーション、開業費用の分析も実施し、フランチャイズのモデル設計の際に活用を実施していきます。

 

②フランチャイズのモデル設計

次に成功モデルと売上利益シュミレーション・開業費用からフランチャイズ本部の役割と加盟店の役割を決定し、加盟金や研修費・ロイヤリティ等、フランチャイズ本部としての収益や加盟店の収益等を加味してフランチャイズの基本設計を実施していきます。ここで重要なことはフランチャイズ本部の収益モデルも充分に吟味すると同時に加盟店の収益モデルも充分に吟味する必要があります。また、実際にフランチャイズを売り出す際の加盟店獲得の優位性も併せて検討する必要があります。フランチャイズ本部ばかりが儲かる仕組みは長期的な共存共栄は加盟店と構築できませんので、その点も留意してフランチャイズ設計を実施していくことが必要です。この点でも既存事業の成功モデルの見直しが必要であれば見直しを実施します。特に材料の供給体制や情報システム体制や物流体制は初期段階からどのように実施するか具体的な方法を検討する必要があります。

 

③フランチャイズ加盟店開発の戦略の検討

フランチャイズの加盟店を獲得するためには、どのような加盟店のターゲットとニーズに対して、どのようなセールスポイントでどのような媒体等で告知するかというマーケティング戦略を検討していかなければなりません。フランチャイズは基本的にはどこに独立開業や新規事業をしたい方がいるか不明な点も多いため、どうしてもプル型の営業スタイルになってしまいます。そのために加盟店開発の戦略と具体的な方法を検討していく必要があります。また、フランチャイズ加盟候補者にふさわしいと思える加盟基準や加盟候補者の基準も決めていく必要があります。

 

④加盟店開発を行うための資料の作成

加盟店を開発するためには、加盟候補者に事業内容やフランチャイズの優位性等を説明するための資料等が必要となります。紙媒体でも作成しますが、動画で伝えた方が内容がわかりやすい場合は、その部分だけ動画で告知する方法も検討します。また、加盟店に資料請求や事業説明会に参加を頂くための、ランディングページの検討も必要となってきます。

 

⑤フランチャイズ加盟基本契約書の作成

フランチャイズの加盟店候補者が見つかったきたら、フランチャイズ加盟基本契約書で契約を締結しなくてはなりません。フランチャイズ加盟基本契約書は、これまでのフランチャイズの基本設計を文書で明確に加盟店と約束するための重要な書面となります。フランチャイズ加盟基本契約書は、弊社では最終的にはリーガルチェックを弁護士様に実施して頂くようにしております。

 

⑥情報開示書面やフランチャイズ本部の各帳票の作成

フランチャイズは現在は、情報開示書面の作成が奨励されております。業種は限定的になっていますが、弊社では全業種のフランチャイズで作成を実施するようにしております。理由としては、トラブル回避もありますが、フランチャイズ本部としての信用性も加盟店に対してしっかりアピールできるからです。情報開示書面があることで弊社のクライアントでは「ここまでしっかりしている本部だったのだ」と加盟者から言われるケースも多く、情報開示書面の作成は重要なものであると考えております。

 

⑦研修立ち上げ体制の構築・マニュアルの構築

実際にフランチャイズ加盟店が獲得できる状態ができたら、加盟者が実際に研修を受け、開業ができる状態をつくる必要があります。研修の実施計画を検討したり、研修で使用するマニュアル類の整備が必要となります。通常フランチャイズ化を図る本部は、既にマニュアル類はあるように思われがちですが、実態はそのようなことは少なく、新たにマニュアルを作成する必要があることがほとんどです。飲食店であれば仕込・調理マニュアルだけでなく、接客ホールマニュアルも必要ですし、よく抜けがちなのは、店舗の運営マニュアル(店長業務や販促等)がないことがほとんでもあります。マニュアルは初期研修時に使うためだけでなく、その後各店舗で教育を実施するためにも必要な仕事の実施方法と基準です。成功モデルを水平展開したマニュアル類の作成を実施すると同時に、課題も同時に見つかってくることが多いですので、その点の改善も実施していきます。

 

⑧出店基準の検討

多くの場合は、店舗型のフランチャイズが多い状態でもあり、店舗の出店基準を検討する必要があります。現行店舗を商圏・立地・導線の観点から分析を実施し、どのような場所に出店をすれば当たる可能性が高いかという基準が必要となります。この基準は店舗数が少ない間はサンプルも少ないため、基準が正確でないことも多い状況です。ですが出店毎にデータを集めて改訂をすることで精度の高い出店基準表を作成することができるようになります。出店を外したということで加盟店が撤退というのは非常に多い問題でもありますので、ぜひ取り組みして頂きたいと考えております。

 

➈SV体制

フランチャイズ加盟店が開業した後にどのようなフランチャイズ本部としてフォローを実施するかをしっかり検討してく必要があります。当然、ロイヤリティ等の範囲内で実施しますが、加盟店でフランチャイズ本部とのトラブルのほとんどはSVが役に立っていないという話が多いのも事実です。本部にフィーを払うだけでのSV業務や加盟店のバックアップ方法を検討する必要があります。

 

今回は、フランチャイズ本部構築立ち上げとは何をするのか?という視点で解説をさせて頂きました。フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方の参考になれば幸いです。

 

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新規事業ネタが思いつかない時に考えるフランチャイズ加盟

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新規事業ネタが思いつかない時に考えるフランチャイズ加盟

新規事業のネタが思いつかない。そのようなご相談を先日受けました。新規事業をゼロから検討することは非常に難しいことです。今回は新規事業のネタを考える際に考えたいフランチャイズについて解説をしていきたいと思います。

〇新規事業のネタが思いつかない

新規事業のネタが思いつかないというのは、ゼロベースから考えることが要因です。商品開発であってもゼロベースから新たな商品を開発することは非常に難しく、既存商品の課題を解決したリニューアルであったり、競合が開発した商品の課題を解決した商品のリニューアルが容易なことは事実です。お客様の声も全く新しいビジネスに対する声は少なく、何かベースがあって、その課題と解決を促す内容がほとんどであると思います。

人は全く世の中にないものを創造することは非常に困難でもあるのです。

通常新規事業のネタを考える際には、お客様のターゲットや利用シーン・需要を考えるという市場性・現在の時流を考えるという成長性・そこで既存の販売されている商品やサービス・価格の検証するという優位性等を考慮に入れて、まず新規事業のアイディアを考えます。このアイディアはどのようなお客様がどのようなニーズがあり、どのような商品やサービスを提供し、その差別化要素はどのようなものか?等を最初に案として考えるものです。そのアイディアを考えた上で、具体的なリサーチを行い、新規事業のアイディアをビジネスモデルに変換していく必要があります。

今回は、そこでぜひ、研究をしてもらいたいというのが、実はフランチャイズなのです。フランチャイズは基本的には、既成のビジネスではありますが、既に成功していることが多いビジネスモデルです。そこのお客様や提供している商品やサービス、運営方法等を研究することは、既存のビジネスの課題を見つけることも容易のため、新たなビジネスのアイディアを検討する際も有効性であると思います。そのままフランチャイズに加盟するという結論もあるでしょうし、そのビジネスを再度練り直して、新たな新規事業を生み出すという考えもできるでしょう。

〇フランチャイズのどのような視点を見るのか

新規事業のネタを考える際にフランチャイズのどこを見ればよいのでしょうか?見る視点はかなり多くありますが、今回は基礎的な部分について解説したいと思います。

なぜそのフランチャイズが売れているのか?

一番最初に見る視点は、なぜそのフランチャイズが売れているのか?という視点です。

・市場の視点(市場規模・動向・法規制・世の中のニーズの変化等)

・顧客の視点(ターゲット・ニーズ・利用シーン・動機付け等)

・商品の視点(主力商品・関連商品・価格・商品力は何か?)

・立地の視点(商圏・立地・導線・坪数・席数等)

・運営の視点(接客・営業・店舗の運営方法等)

・販促の視点(広告・HP・リピート客販促等)

・収益の視点(開業投資・売上利益シュミレーション)

上記の4つの視点を軸に徹底的に分析します。また、現在の課題も抽出することも必要です。課題を解決することができればそれで新規事業として成り立つことも多いものです。

なぜそのフランチャイズが広がっているのか?

・加盟者の視点(加盟対象・動機・加盟に関する資金・加盟後の売上経費収益等)

・汎用性の視点(マニュアル化・標準化・顧客獲得の優位性等)

加盟者は基本的にはその事業においては、フランチャイズは未経験者が多いものです。そのため、その加盟者が成功できるということは、汎用性が高く、汎用性が高い部分に自社にでも取り入れることができる新規事業の成功ポイントは眠っているものです。なぜ売れているのかと広がっているのか?を照らし合わせて検証をすると見えてくるものも多いものと存じます。

自社との相乗効果

・相乗効果の視点(顧客関連性・顧客の連続性・アップセールス等)

・既存事業の強みの水平展開の視点(自社の既存の強みが活かせるか等)

自社の事業から新規事業に送客ができればよいでしょうし、逆に新規事業から自社の事業に送客ができれば、相乗効果は高く、新規事業が別の柱になるだけでなく、既存事業の売上改善にも繋がることが理想となります。

上記の内容から、調査したフランチャイズの課題を解決し、新たな新規事業を発掘しても良いでしょうし、その事業がとても良いという視点になれば、そのままフランチャイズに加盟することで新規事業とするということでもよいでしょう。新規事業を考えている方のご参考になれば幸いです。

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居酒屋フランチャイズ加盟のメリット

居酒屋フランチャイズ加盟のメリット

居酒屋でフランチャイズに加盟するメリットについて、先日、新規事業を開業を検討されている相談者から相談がありました。今回は居酒屋でフランチャイズに加盟するメリットについて解説をしていきたいと思います。

 

〇居酒屋フランチャイズ加盟のメリット

居酒屋フランチャイズに加盟する一番大きなメリットは未経験者が、居酒屋事業に加盟する際ではないかと思います。未経験者が飲食事業に参入する場合は、料理のメニュー、仕込み・調理方法、接客方法、集客方法、店舗の運営方法など、元々成功している方法を提供できるので、成功確率が確実に上がります。また、出店場所の選定は居酒屋業において非常に重要な要素を占めますが、その点もフランチャイズ本部が物件の調査や助言などを頂けることが多いことがメリットです。

 

ブランド名を活用できることもフランチャイズ加盟のメリットですが、現在の居酒屋の場合は、チェーン店離れも出てきているため、地域にないフランチャイズに加盟した方がメリットが大きい場合が多いものと存じます。ただし、現在、非常に伸びている居酒屋のフランチャイズチェーン店であれば、自分の街にできたということでブランド名で集客することも可能になるのではないかと思います。

 

飲食店経験者であっても、メニューやレシピを検討することは非常に多くの時間を必要とします。そのため、既存で入れているメニューの導入やレシピを導入できることは大きなメリットになりますし、飲食店経験者であっても、経験している職位はバラバラであり、店舗経営経験がない人も多いでしょうし、出店の経験をしている人も少ないと思います。こういった点で大きなメリットを享受できることが多くなります。

 

また、居酒屋フランチャイズによっては、店舗展開の実績をもって、仕入先と交渉をしているケースも多く、ご自身で独立開業するには、不利な条件であったり、不利な仕入値で仕入れを実施することも多いですが、チェーン店のスケールメリットで原価低減を図ることも可能な場合もあります。(あくまでもフランチャイズ本部によります)

 

〇居酒屋フランチャイズ加盟のデメリット

逆に居酒屋フランチャイズ加盟のデメリットの一番大きな部分は、開業費が上がることと経費が増えることにあると思います。フランチャイズに加盟することは、加盟金や研修費・保証金などの初期経費が増加します。また、ランニングコストとしてロイヤリティなどが増えることになります。メリットデメリットの判断基準としては、加盟金や研修費を払うだけのノウハウがあるかという視点が重要であると思います。また、ロイヤリティを払うだけのフォロー体制があるかという点も重要な点ではないかと思います。

 

また、デメリットとしては、居酒屋フランチャイズに加盟するということは、チェーンの方針もあるわけですから、自分勝手になんでもしたいというのであれば、同じサービスや商品を同じ看板で受けることができないため、どうしても制限が出てきます。ただし、フランチャイズ本部によっては、すべて本部のメニューというわけではなく、各店舗で検討しても良い範囲を定めている居酒屋フランチャイズも多いものです。ぜひ、この点も選定の視点として入れていく必要があるのではないかと思います。

 

また、居酒屋フランチャイズに加盟することで、経費は増えるわけですから、その分の売上が立つことが重要ではないかと思います。売上利益趣味レーションをしっかり検討し、実際の商品とサービス・場所・客層などをしっかり検討いただいた上で、加盟選定をすることが重要ではないかと思います。

 

最終的には、居酒屋フランチャイズに加盟するメリットの享受もデメリットも居酒屋フランチャイズの本部によるところが大きいのが実情でもあります。上記のメリット・デメリットを検討し、失敗ない居酒屋フランチャイズ加盟を検討していただきたいと思います。

 

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フランチャイズ本部に加盟者が期待すること

フランチャイズ本部に加盟者が期待すること

フランチャイズ本部構築立ち上げを検討している企業が、本部にどのような加盟者が期待していることは何ですか?とご質問がありました。今回はその点については調査結果をベースに解説をしていきたいと思います。

 

〇フランチャイズ本部を選んだ理由

フランチャイズ本部構築立ち上げ企業に求めることは、フランチャイズ本部を選んだ理由からも一部垣間見ることができます。あくまでも顕在化されたニーズですが、経済産業省「フランチャイズチェーン事業経営実態調査」(平成14年10月)の「現在のチェーンを選んだ理由(加盟者に対する調査)」にその内容が載っておりますので、ご紹介と解説を入れていきたいと思います。

 

1位:初期投資が手頃があったこと:34.0%

2位:チェーン・システムが信頼できる:27.4%
3位:経営に自由裁量がある:27.1%
4位:チェーンの商品・サービスの内容が良い:23.7%
5位:成功の確率が高い:23.4%
6位:知名度が高い:22.3%
7位:技術・経験が活かせる:19.1%
8位:ロイヤルティが手頃:16.0%
9位:ビジネス・ノウハウが取得できる:14.9%
10位:本部事業者の強い勧誘:13.3%
11位:知人・家族からのすすめ:8.2%
12位:取引先からのすすめ:5.1%
13位:加盟者が多い:4.3%
14位:契約期間が手頃:2.1%

 

まず、一番初めに上がったのは、初期投資ですが、これはご自身が調達できる初期投資でなければ事業を始めることが出来ないため、需要というよりも条件になるのではないかと思います。初期投資は安ければ安いほど当然、加盟獲得はしやすくなりますが、収益は別の問題です。自分がやりたい事業と獲得したい収益の中で選んだ事業の中で比較的手ごろであったというのが本当の理由ではないかと思います。

 

次に上がったのが信頼性です。結局は、ご自身が一生かける可能性のある事業であったり、会社の大きな柱としたい事業であったりするので、最終的には信頼できるか?というところが大きな加盟者の需要になります。その次が自由な裁量ですが、これは直近のフランチャイズ加盟者の需要として増加傾向にある需要であると思います。いろいろなことが細かく決められて自分で決めれる裁量が少ないよりも、大きな重要なポイントは決めれていて、細かい部分は自分で考える余地があるというのが本当の需要であると思います。

 

更に需要としては、商品・サービスの商品力が高いこと。成功確率が高いこと。知名度があることがあげられています。これは、実際に経営するにあたり、事業が繁栄したいという需要からではないかと思います。ここで1点重要な点は加盟店の実績は、実際は13位になっていますが、知名度は求めているということです。これは重要なことは加盟者が知っているということが重要なのではないかと思います。当然、加盟者数が増加すれば全体的な知名度は上がりますが、エリア知っているであったり、出張の際に行列が並んでいる店があったから入ったら、加盟したいと思った等、自分が知っているということの方が重要なポイントではないかと思います。

 

更に自分の経験が活かせるという点、ランニング経費が低コストである点、ビジネスノウハウが習得できるという点が上がっています。自分の経験が活かせても、その成功ビジネスのノウハウは習得していないわけですから、フランチャイズ本部としては結局、成功モデルのノウハウが重要であると思います。その結果に充分満足していれば、決してロイヤリティが低くなくても構いませんが、そうでないなら、ロイヤリティが安い方が良いということが需要になっているのであると思います。

 

意外に加盟店の実績数が低かったことが驚きましたが、結局、信頼が持てて、事業として成功できる確率が高く、ノウハウをしっかりもっていくということがフランチャイズ本部構築立ち上げ企業に重要なポイントであることがわかります。フランチャイズ本部構築立ち上げ企業の参考になれば幸いです。

 

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