低資金で開業できるフランチャイズ

今回は、「低資金で開業ができるフランチャイズ」について紹介をしていきたいと思います。

◯低資金で開業ができるフランチャイズのメリットは？

低資金で開業ができるフランチャイズの一番のメリットは、手持ち資金が少なくて済むことではないかと思います。そのため、開業しやすいのがメリットです。金融機関の借り入れもいらない場合であったり、少額で借入を行うことで事業ができます。また、低資金で開業ができることで、事業が早期に軌道に乗れば、投資回収も早いことがメリットです。

2つ目は、失敗した際にリスクが少ないことではないかと思います。リスクが少ないということであれば、実際に開業ができる対象者も広がることになります。まずは試しに実施してみることができるのが特徴です。

◯低資金で開業ができるフランチャイズのデメリットは？

低資金でのフランチャイズ開業にもデメリットがあります。1つ目は、低資金ということは、営業型のフランチャイズが多く、営業が苦手であれば事業が軌道に乗らないという点があります。店舗型等の来店型は、広告宣伝などをすればある一定の信頼があるため、営業型と比較すると顧客は獲得しやすい環境があります。

2つ目は1つ目と連動しますが、開業資金は低開業であっても運転資金が必要であるということです。

低開業資金のパターンの場合は、営業型で売上がストック型で上がる傾向が強く、軌道に乗るまでに時間がかかる点があります。これは開業費用には含まれないことが多いので、運転資金を充分に確保するか？最初は他事業と合わせた副業や新規事業で検討する方が良いということです。

3つ目は競争が激しい業界が多いということです。低資金で開業ができる業界は、参入障壁も低いものです。そのため、競争が激しくなる傾向あります。核となる商品やサービスが差別化されていることが非常に重要なポイントおなります。

◯低資金で開業ができるフランチャイズ選定のポイント

①低開業資金とうたっていても実際には高額になるフランチャイズに注意！！

低資金で開業ができるフランチャイズでも実際に話を聞いてみると、比較的資金が必要となるビジネスは沢山あります。何が含まれていて、何が含まれていないのか？をしっかり確認することが必要です。

②低開業資金の場合は、本部からのサポートは全くないか？限定的になることが多い

低資金で開業ができるフランチャイズは、ロイヤリティなども徴収しない又は低額になることが多いものです。低額になるということは、フランチャイズ加盟店のメリットもありますが、本部からサポートは少なくなるということです。そのため、ご自身で独力で経営する力が必要になってきます。

③商品やサービスが差別化されているか？

低資金で開業ができるフランチャイズは、同業種も多い場合があります。自社の商品やサービスの商品力があるのかしっかり検討してく必要があります。商品力の強さは営業力を補填する要素となります。この点をしっかり他の同業者と比較して検討することが必要です。

④運転資金をしっかり確保できるか？

低資金で開業ができるフランチャイズは、開業投資は低くても運転資金が必要になる場合があります。

そのため、副業や新規事業で本業で利益が継続できる環境にあるか？運転資金の調達をしっかりしておくべきです。

⑤フランチャイズの活用方法を検討する

低資金で開業ができるフランチャイズには、経営者ご自身が身を入れて経営する商売もあれば、新規事業として取り組むべき、商材もあります。新規事業として取り組むべき商材の場合は、既存事業との相乗効果もしっかり検討しておく必要があると存じます。商品力の強い低資金で開業ができるフランチャイズが本業のフック商材となることが理想であると言えます。

今回は、低資金で開業ができるフランチャイズについて解説をさせて頂きました。フランチャイズで新規事業・独立開業をご検討の方の参考になれば幸いです。