月別アーカイブ: 2018年7月

本部運営型のフランチャイズ加盟はどうなのか?

本部運営型のフランチャイズ加盟はどうなのか?

《本部運営型のフランチャイズ加盟ってどうなの?》

ここ最近増えている本部運営型のフランチャイズ本部。今回は本部運営型のメリット・デメリットを検討していきたいと思います。フランチャイズ本部構築・立ち上げを行う企業様、フランチャイズ加盟を検討されている方に参考になれば幸いです。

1.本部運営型フランチャイズとは何か?

そもそも本部運営型のフランチャイズとはどういうものなのでしょうか?

一般的なフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施している本部は、フランチャイズ本部が商標や商材、経営ノウハウ等を提供し、加盟店がそれに沿って、ご自身で店舗運営を行うという形が多いと思います。これが一般的なフランチャイズというイメージがあるものではないかと思います。

本部運営型とは、店舗や内外装費用、店舗設備などは加盟店の経営者が投資し、実際の業務も本部に業務委託で運営を任せることが現在では多いと思います。

そうすると、加盟店の経営者の方は何もしなくて良いのかというと大きく言うと経営管理を行うというのが仕事になると思います。当然、ご自身で経営をするよりは本部へ支払う経費が大きくなり、実際に売上が上がっても、儲けは少なくなるというものです。

運転資金等は加盟店の経営者が負担するため、本部の運営がうまくいかないのに加盟店の経営者がその負担を行うことになり、フランチャイズ本部の信用性も重要なポイントとなります。

では、そのような条件が悪いように思える本部運営型がなぜ、現在増加しているのでしょうか?それは、フランチャイズの考え方が多様化しているからだと思います。また、事業の行い方も多様している結果ではないかと思います。

例えば、現在では副業でできるフランチャイズ本部も数多く出ております。経営者の方が店舗や設備や運転資金などのお金を準備し本部へ委託することで、サラリーマンでも実際に経営を実施できるというメリットが本部運営型にはあります。

また、別の事業を行っており、新規事業を行う上で、投資的な意味合いで、本部に運営を任せて儲けは少なくても手堅く実施するという考え方もあるでしょう。

事業はやりたいけど、実際に業務を行うのは・・・という方もいると思います。

人に苦労するからな・・・という方もいると思います。

不動産投資的な意味あいで事業をやりたいという方もいると思います。

そのような様々なニーズをとらえて、本部が運営する形が増加している背景になると思います。

2.本部運営型の活用するポイント

本部運営型で一番重要なことは加盟する本部の信頼性ではないかと思います。

経営ノウハウが本物なのか?また、既存店は本当に収益を上げているのか?というポイントが重要であると思います。通常のフランチャイズと比較し、加盟者が関わる部分が少なくなる分、フランチャイズ本部への依存度が高くなり、フランチャイズ本部次第という結果になる傾向が強くなります。

もちろん、事業は投資でもありますから、どれだけ信用できるフランチャイズ本部であったとしても様々な要件で、うまくいかないこともあるでしょう。その時に納得ができるフランチャイズ本部とぜひお付き合いして頂くことが一番重要なポイントであると思います。

また、慣れるまでフランチャイズ本部に運営を委託し、慣れた後は、ご自身で経営をするということもでき可能性もあります。(契約内容によります・・・)

そのため、やはりフランチャイズ本部の選定が非常に重要になるということになります。

どれだけ、フランチャイズ本部が運営を行っても最終的に事業結果の責任は、加盟店経営者がとることになりますので、ぜひ、後悔のないフランチャイズ加盟を目指して頂きたいものです。ぜひ、フランチャイズ加盟を検討されている皆様は参考にして頂ければ幸いです。

上記を活用するフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施する本部もあると思います。今後のブログでフランチャイズ本部の視点で本部運営型について解説をしていきたいと思います。フランチャイズ本部構築や立ち上げをする側にも実はメリット・デメリットがあるのです。

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フランチャイズ本部構築ができる企業はどんな企業?

フランチャイズ本部構築ができる企業はどんな企業?

《フランチャイズ本部構築や立ち上げをできる企業はどんな企業?》

フランチャイズ本部構築・立ち上げを行う相談を行っていると自社のような会社では無理なのでは?といったことを聞かれます。今回は、フランチャイズ本部構築や立ち上げを行う企業について解説します。

 

1.フランチャイズ本部構築や立ち上げを行うのに何かあるのか?

フランチャイズ本部構築や立ち上げを行うのあたり、企業の基準は果たしてあるのでしょうか?フランチャイズ本部構築や立ち上げの診断を行っているとそういう相談が良くあります。

うちのような小さな会社では無理ではなどのご相談です。

ご相談があるということは無理でないかもしれないと思っておられるので、あると思うのですが確証が欲しいのでしょうね。

確かにフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施している会社は大きな会社が多く存在します。事業の拡大戦略を行う上での販路拡大として、フランチャイズ本部構築や立ち上げを活用され、会社が大きくなったということです。

しかし、そのような企業様でも昔は少ない店舗数や拠点数で始めたのです。

それが加盟店様に支持されて、更に、市場に支持されて大きくなっていったといえます。

つまり、企業の大小は変わりはないといえます。

ではどのようなことが重要なのでしょうか?

今回は、その点についてお話をしていきます。

2.フランチャイズ本部構築や立ち上げを行う相談の際に特に気をつけてみていること

私がフランチャイズ本部構築や立ち上げを行う相談の際に特に気をつけていることをお話します。

それは、

①まずは成功モデルであること

自分で実際に行った営業実績があり、それが汎用性があることを重要です。

 時々、今から立ち上げるビジネスをいきなりフランチャイズで売っていきたいという方がいらっしゃいます。できないことはないのでしょうが、だれが加盟されるのかをしっかりご検討頂きたいと思います。

フランチャイズ本部構築や立ち上げを行う側からすれば、それで仕事になればいいのかもしれませんが、弊社では受付ておりません。それは結果が出ない確率が極めて高いためです。

以前のブログでフランチャイズ本部構築や立ち上げは、コンサルタントの最強モデルであることをお話しましたが、なぜ最強かというと、サービスの結果が目に見える形で提案ができることだからです。

 今から立ち上げを行うフランチャイズ本部では、コンサルタント契約とほぼ同じような内容であり、フランチャイズの良さをよく発揮できませんし、そんなに自信があるのだったら、なぜ、自分でやらないのか?という点が非常に疑問があります。(おおよそは成功するかどうか怪しいので、他人にやってもらおうという話が多いのが事実ですが・・・)

 加盟店様もそこは実はしっかり見ていますが・・・

やはりご自身でしっかり営業を行った実績があることが重要だと思います。

 更に、その業務内容が汎用性があるノウハウでないといけないと思います。

フランチャイズ本部構築や立ち上げはいろいろな形を取れますので、汎用性も様々な形になることも事実ですので具体的にはご相談頂きたいですが、基本は他の人が同じ結果を出せるように成功モデルを分析し、しっかり汎用性がなければならないと思います。

②加盟店が獲得できるモデルであること

 これは、このお客様にこのフランチャイズ本部を勧めたら、契約頂ける可能性があるな・・・

 という基準です。これはフランチャイズの開発も実施していないとわかりませんが、作るだけではフランチャイズ本部構築や立ち上げは掛ける費用分のリターンはありませんのでやはり売れないといけないと思います。

つまり売れるのか・・・という基準で検討する必要があると思います。

更に、フランチャイズ加盟店が果たして収益を充分に上げることができるモデルであるかも重要です。

③経営判断として妥当であるか?

 最後は、企業様の経営判断として、果たして、フランチャイズ本部構築や立ち上げがベストな選択なのか?という視点です。ここは経営目標や方針や戦略の観点からお考えをお聞きし、投資に対してリターンが見込めるかという視点で見て頂くことが重要であると思っています。

それ以外にこまごまとしたことはございますが、私は上記の3つが大きなメインであると思っています。これからフランチャイズ本部構築や立ち上げを行う方には、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

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スポーツジムフランチャイズってどうなの?

スポーツジムフランチャイズってどうなの?

《スポーツジムフランチャイズってどうなの?》

現在、フランチャイズ本部で伸びが著しいスポーツジムフランチャイズについて解説します。フランチャイズ本部構築・立ち上げを行う企業様、スポーツジムのフランチャイズ加盟を検討されている方に参考になれば幸いです。

伸びが著しいフランチャイズ事業「スポーツジム」事業

近年の健康ブームにのり、伸びが著しいスポーツジム事業。近年ではフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施し、大きく展開している企業も多数あります。

今回については、スポーツジムフランチャイズについて、解説をしていきたいと思います。(ここでは特定の企業様に優位な情報提供は避けております。詳しいアドバイスが欲しい方は、下記にあります、無料相談をご利用ください。)

弊社でも「スポーツジム」のを運営されている企業様から、フランチャイズ本部構築や立ち上げの依頼が多数あり、実際に本部として活躍されている企業様も多数いらっしゃいます。加盟候補者様からのニーズも高く、「本当に勢いがすごいな・・・」と感じることが多い状況です。

「スポーツジムのフランチャイズ」と言っても実はいろいろあります。

今回は、その内容についてお話をしていきたいと思います。

①大規模で運営を行うスポーツジム

 この業態は、建物も大箱で、初期投資も高いビジネスモデルとなっています。

 トレーニングを行う機器以外にもプールやレッスンのスタジオ等もあり、昔からあるスポーツジムはこのタイプが多いのではないでしょうか?中のスタッフは専門性の高い、スタッフが数多く常勤し、トレーニングに関するサポートだけでなく、集合でのレッスンなども実施しているところが多いようです。

この業態の場合は、当然、大規模の設備を設けないといけませんので初期投資が大きくかかってきます。更に、人員も多く抱える必要があるため、売上はかなり高いビジネスモデルである必要があり、集客力の高さが非常に重要になってくるものと存じます。

②24時間フィットネスジム

現在、非常に流行ってきているスポーツジムではないでしょうか?

中規模のものから小規模のものまで多数店舗が増加しているビジネスモデルです。

24時間好きな時にトレーニングができるという場の提供という位置づけが大きいと思います。セキュリティシステムを構築し、夜間やスタッフが不在でも店舗を開けることができ、人手不足の現在でもシステムが営業を続けることで収益を上げています。

当然、場の提供という考えですので、価格が一般的なスポーツジムより安価になる傾向があり、若者からお年寄りまで幅広く支持されていると思います。

場の提供ということもあり、利便性や価格が大きなお客様の選択肢となり、初期投資が大きいとその分多くの集客が必要となるビジネスモデルといえます。逆に小規模であれば集客数が低くても事業化できるということが大きなポイントになるといえます。

③パーソナルフィットネスジム

これは、個人の悩み改善がメインのマンツーマンで対応頂けるジム形態となります。

上記の2つとはお客様のニーズが全く違うため、体に関する個別コンサルティング業ともいえると思います。重要なポイントはマンツーマンで個別の悩み改善となるため、当然お客様からの単価は高くなる必要があります。

また、悩みを改善するという視点であれば結果が問われることになり、結果をもたらせることができるメソッドが必要になるということになります。

単価が高い分、集客を行うのに広告戦略を充分に実施しなければ事業として成り立つことも難しい厳しい業界でもあるということが特徴であるといえます。

④客層限定型フィットネスジム

女性限定や高齢者のリハビリ専門等のフィットネスジムが近年増加をしてきております。

個々のお客様のターゲットを絞り込むことで専門性を高くすることで差別化をしている業態です。この業態についても、客層を限定させ、専門性を高くする分、スタッフの専門的な知識や経験が必要になってきます。また、客層を限定させる分の集客をどのように実施するかが課題となる業態であると思います。

上記、各業態毎にメリットや注意点を簡単ではありますが明記を致しました。

フランチャイズ加盟をされる方は、様々な業態を横比較し、ぜひ、失敗のない開業を行って頂きたいものです。また、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方も上記の特徴をどのような形で加盟店へ伝えていくかを検討して頂く材料として参考に頂ければ幸いです。

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若手のスーパーバイザーの悩みとは

若手のスーパーバイザーの悩みとは

《若手のスーパーバイザーの悩みとは》

フランチャイズ本部構築・立ち上げを行った際の加盟店の指導を行うスーパーバイザー。

スーパーバイザーは、レギュラーチェーンの店長の管理・指導も行います。

今回は、若手スーパーバイザーの悩みについて解説します。

1.若手のスーパーバイザーの悩み

フランチャイズ本部構築や立ち上げを行った本部やレギュラーチェーンのスーパーバイザー制度を設けている若手のスーパーバイザーの方からよく悩みを聞くことがあります。

それは、加盟店や店長等が話を聞いてくれない。思い通りに動いてくれないという問題です。

年齢が若い=経験がない=言うことを聞かない

という構図は別に、フランチャイズ本部構築や立ち上げを行った場合だけでもなく、多店舗展開を行っている場合だけでもなくよくあることです。

昔から人を年齢で判断するといった習慣はよくあり、年齢が上がるにつれて、そのハンデが少なくなるため、自分との差をつけるためにそのような判断をすることも多いでしょう。ある意味プライドというのも邪魔していることなのかもしれません。

「今の若いものは・・・」ということで自分が優位であることをアピールしたり、自分が昔言われてもがいていたことも自分がそれなりの年齢になれば、同じようなことを言うということが習慣としてあることは事実であると思います。

私は、今の年齢になっても取引をする際や話を聞く際に年齢で判断することは全くありませんが、そのような傾向が強いことはよく理解しています。なぜなら私も23歳からコンサルタントを業としていたため、当然、年齢で判断されていた人間だからです。

しかし、その中でやはり若手も努力すべき点も多くあると思います。

今回は、その若手スーパーバイザーが抱える2つの壁について解説していきたいと思います。

2.若手スーパーバイザーの2つの壁

若手がスーパーバイジングを行うことでまず初めに重要なことは、若手だから何が不足しているのか?を客観的に考えることが重要であると思っています。

これは2つあると思っています。

1つは、外面での問題です。

これは経験や人としての人格形成などではないでしょうか?

経験が少ないため、

「戦略や計画などがそのまま実行しても失敗する可能性があるから動かない」や

「充分にその重要性が理解できるようなコミュニケーションができない」

ということがあります。

これは、若手スーパーバイザーでも充分に日々努力していかなければならないところであると思っています。

2つ目は、内面的な部分です。

つまり、「若いやつから指図されたくない」「指導なんか受けたくない」という心理的な部分です。プライドという面もあるかもしれません。

これはどうしようもないように感じるかもしれませんが、実はこれも「若手の努力」によってどうにでも改善することが可能なのです。決して理解してもらえない相手が悪いという判断さえしなければ、充分に改善が可能なことでもあります。

この外面と内面の両方を改善することで、若手スーパーバイザーでも相手を動かすことができるようになります。これは23歳からコンサルタント業についていた私が自分で実体験で感じていることなので間違えないことです。

その際で一番重要なことは、「若手だからと判断する人が悪い」という考えに行きつかないということです。この結論に行き着くと結局のところ何も改善しません。

若手の段階でこのような経験ができることを非常に幸運で、更に自分自身を成長させることができる良い機会ととらえて、ぜひ、前向きに取り組んで頂きたいと思っています。

そうすると、「今の若手は・・・」と言っている方の年齢になった際には、言っている方と全然違うレベルでの仕事ができるようになっていると思います。ぜひ、前向きに取り組んで頂きたいとおもっております。

具体的には次回以降のブログで解説していきたいと思っています。

フランチャイズ本部構築や立ち上げ展開を検討されている方やレギュラーチェーンのスーパーバイザーとしてはぜひ、参考にして頂きたいと思っております

【販路企画のスーパーバイザー研修】

【販路企画の著書】

【販路企画のセミナー】

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