月別アーカイブ: 2015年4月

従業員を戦力化すると売上は上がるのか?

従業員を戦力化すると売上は上がるのか?


今回は、従業員戦力化売上効果をお話致します。

前回のブログで従業員を戦力化し、店内体制が出来ると退職者が減り、紹介で人材不足が解消され、お勧め販売を行うために、客単価が上がると申しました。
皆様もご存じのとおり、店舗での売上は下の図であらわされます。
売上客数×客単価
客数があがれば売上も上がりますし、客単価が上がれば同じように上がります。
今回は客数についてお話します。
客数新規客数既存客数
という式になりますので、当然、新規客が増えれば売上が上がります。また、既存客数が増えれば同じになります。
では皆様のお店で新規客が与える売上常連お客様が与える売上とどちらが大きいでしょうか。
 当然、新店舗以外は、常連のお客様が与える売上の影響が大きいと思います。
では新規客が再来店しない率を自然失客率と言いますが、ここを改善するにはどうしたらいいでしょうか?

①2回目来店して頂くためのツールを活用する。

 例えば、メールマガジン等に登録頂き、忘られないようにする。2回目来店頂くためのお得なクーポンをメール会員限定で配信する等があると思います。
では、どうやってメール会員にしますか?
接客を通じてではないですか?
回数券を事前に販売するという方もいらっしゃるでしょう。これも接客により、改善できるものです。
これはSNSであっても同じです。
②お客様の需要に応じた商品を開発する。
 これも大事なことだと思います。お客様は常に飽きがきます。新しいメニュー提案やお客様が求める商品をつくる又は仕入れる必要があると思います。
では、どうやってお客様の需要を調査しますか?
従業員さんの接客によって情報収集しませんか?
もちろん他店の情報等もあると思います。
では他店の情報を入手しますか?
自分1人で他店を多数見て周りますか?
従業員さんからあそこのこれが良かったよ。
なんて意見参考にされませんか?

③接客を改善する

 これはフレンドリーレベルを上げて、常連のお客様になってもらうしかありません。
 つまり、店舗では従業員さんが戦力化されなければ常連のお客様が増加しない。
つまり
客数は上がらない売上は上がらない
ということになります。
これから人口減少の中、常に新規客中心で対応することは新しい業界や用途の商品を開発しない限り不可能です。
つまり、従業員を戦力化しなけれ売上は上がらないということになります。
 具体的な手法につきましては、今後のブログ公開していきます。
★★★★★本日のポイント★★★★★
自店の再来店対策は何をしてまいすか?
従業員さんは十分に力を発揮されてますか?
このブログは店舗の『売上減少対策』『人材不足解消』についてお話をさせて頂くものです。

実践して初めて、意味があります。実践されなければ結果は出ませんので、自店で出来ているかどうかのチェックも含めて確認して頂ければと思います。

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従業員さんを戦力化すると退職は減るのか?

従業員さんを戦力化すると退職は減るのか?

 

今回は、この議題についてお話をしていきます。

人材不足を解消するためには、退職を減らさなければなりません。

当然、この内容は皆様にもご理解頂けると思います。

前回のブログで従業員さんは給料だけでなく、仕事の内容についても働く動機の要因があるというお話を致しました。ここで皆様に少しお考え頂きたいことがあります。

 

皆様はなんで今の仕事を続けているのですか?

こんな声が返ってくるかもしれません。
それは生活するためだよ・・・

しかし、もう一度問います。

なぜ、他にもいろいろ仕事があるのに、その仕事をしているのですか?

ほとんどの方はその仕事を本当にしている理由に本当は気づいています。
生活ができる給料がある場合は次のいずれかが大きな要素となります。

①お客様から感謝される

・感謝される。自分の自尊心が掻き立てられる 『役に立っているということが嬉しい』
・もしくは、○○がいてくれて良かった・・・ 『人よりも自分は凄いんだ

②仕事が出来ると評価される

・人が自分のこと『凄い』と言ってくれる重要な仕事を任される

・ 『自分は人よりもすぐれているんだ』

③自分には目標があり、それを達成するために向かっている

将来のためになるとかキャリアを積みたい等

仲間がとっても仲良くて楽しい
友達感覚で付き合いがある。もしくは好きな人が同じ職場にいる等

つまり、
人と仲良くやりたいという『親和の欲求』
人から尊敬されたいという『尊厳の欲求』
目標を実現したいという『自己実現の欲求』
が従業員さんにあるということです。

これは心理学のマズローの欲求5段階説というものの上からつの欲求です。

実はこれが退職に大きな要因となっております。

退職される方はいろんな理由で退職されます。
本当の家庭の事情や卒業以外は 例えば・・・

①やりたいことが他にあるので・・・

⇒うちではやりたいことはないのか?

②もっと時給が高いところで働きたい

⇒ならなんでこの時給と最初からわかっていて応募してきたんでしょうか?

③キツイ

⇒最初からキツイことは予測できなかったのでしょうか?

いろいろな理由であっても結局は、本心は、
仲間と上手くいかない仕事が面白くない仕事が評価されない等が根底にあり、退職をされます。

つまり、仕事が面白くなり、評価され、仲間から尊敬され、仲良くやっていけば退職はされません。
実は入店した後は、時給よりもここが重要なのです。

では皆様はどうやったら上司や経営者の立場で部下となる従業員さんを評価してあげれますか?
仕事もできないのに頑張ってるねって常に褒めれますか?

結局のところは従業員さんが仕事が出来るようになってもらう。しか方法はないうことです。

従業員さんが戦力化すれば確実に退職は大幅に減少します。これは私の経験からみても間違いありません。

今後のメールマガジンやブログでは、どうすればよいのかまで具体的にノウハウを解説させて頂きます。

★★★★★★今回のポイント★★★★★★
退職された理由をもう一度本当に考えてみて下さい。なぜなぜを繰り返すとこのブログの意味が良くご理解頂けると思います。

このブログは店舗の『売上減少対策』『人材不足解消』についてお話をさせて頂くものです。

実践して初めて、意味があります。実践されなければ結果は出ませんので、自店で出来ているかどうかのチェックも含めて確認して頂ければと思います。

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なぜ店内体制が重要なのか?

商圏調査・出店調査・エリアマーケティング・講演・店員喜ぶ

《なぜ店内体制が重要なのか?》

前回は、集めたい従業員さんに合わせた体制づくりと求人についてお話をさせて頂きました。
 今回は、私が拘っている店内体制についてご報告致します。
 店内体制とは、従業員さんが戦力化された体制を私は呼んでいます。
 
この体制が出来ると
 人手不足が軽減化されるだけでなく、売上が上がります。これは私の実体験からも断言できます。
 従業員さんが働く動機が『仕事内容』というのがあると言うことを前に述べたと思います。
 
どんな高校生であろうと大人であろうと高齢者であろうと自分が『仕事が出来る』『人から尊敬される』ということで喜ばない方はいないと思います。
 
従業員さんが戦力化されれば、当然仕事が出来るようになり、評価もされるでしょう。
仕事がおもしろくなり、退職されなくなります。
 
実は人手不足に悩んでいる店舗程、退職も多い状況です。退職の数を減らせば当然、同じ応募数であっても人手不足は軽減されると思います。
 
また、戦力化された従業員さんは退職(卒業等)の場合でも紹介を依頼すれば紹介をして頂けるケースが多いです。私は実体験から、求人は求人広告より、紹介の体制が出来る方が人手不足は大幅に減少すると思っています。
 
集客と考えてみるとわかると思います。
広告で集客するより、紹介をもらえた方が効率的ではないでしょうか?
 
従業員さんが戦力化された状態であれば、お店には活気が出ますし、楽しく働いている姿を見れば、来店されたお客様が自分が働いてみたいと思う方も出てきます。お客様から自分の娘を応募させてくれないかということも依頼されます。
 特に田舎ではこの傾向が強いと思います。
 
皆様が全く知らないお店の求人応募をしますでしょうか。従業員さんに聞いてみればわかると思いますが、応募までに1回も来店したことがない方はほとんどいないと思います。
 
それだけ、今のお店の従業員さんの対応や働く姿というのは、求人に大きな影響を与えるということです。
 
 売上が上がるという話もしましたが、なぜか。
それは客単価が上がり、常連客の再来店が増えるからです。
 
戦力化された従業員さんは、当然お勧めもできます。
常連さんとの関係も構築されているので、売上は上がります。
 
私がコンビニで店長を行っていた時は、高校生の従業員さんが1個2万円程度のおせちを店頭で常連のお客様から
獲得できるレベルまでなりました。
 
従業員さんを戦力化できる体制が出来れば、退職も減り、紹介も増え、売上も上がります。
 
この体制が私は実は一番店舗に今必要なことだと思います。
 
具体的な手法につきましては、今後のブログで公開していきます。

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人が仕事に求めるもの

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人が仕事に求めるもの

今回はこの議題について、お話します。
人の募集に苦労されている店舗様非常に多い状況です。本日はその背景からご説明を致します。
人口は、2030年には2010年対比で20%減少すると言われています。
その背景は、少子高齢化です。少子高齢化になると当然、子供が少ないわけですから、人口は減って
いきます。
人口予測は外れることはありませんので、ごれが実情となります。ということは、これから労働力も簡単に考えると5分の1はなくなるということです。 働く人は1人2役の仕事はこなせません。
ということは、今の企業で働ける人の取り合いになるということです。
 人不足がこれから慢性的になることは避けられません。その中で人の募集をしていくわけです。
 ですので、前回お話した『人が集まる動線』『店内体制』が必要になるわけです。
ではどういった募集をかけていけば人は集まるのでしょうか。
 このことを考える前に、『なぜ、人が働くのか』を考える必要があります。
一番はもちろん『収入』を得るためです。
 そうすると時給を上げればいいのではないかという考え方になりますが、実はちょっと違います。
2014年のanのレポートによると
仕事探しの重点すべきことは?
1位:勤務地が自宅から近いこと
2位:時間の融通が効くこと
3位:興味ある仕事であること
4位:給与が高いこと
5位:自分にできそうな仕事であること
つまり給与よりも時間や働く場所、仕事内容を重んじているということです。更に初心者でもできる。
これは、お金がとても必要な人が減ってきているという現れだと思います。
日本という社会は、なんとか普通に働いていれば、食べていける社会。
しかも最近はお金持ちになりたいと考えるより、普通に生活できて、ライフスタイルが充実していることを好む方が増加してます。
 ここには、大きな求人のヒントが隠されてます。
 ①勤務地が近いこと 
⇒つまり商圏内の方が従業員としてターゲット
②時間の融通が効く 
シフトの体制です。主婦なら15時ぐらいまででしょうか。学生ならテスト休み等が体制としていることになります。
③興味のある仕事であること
⇒やりがいを感じられる仕事。イメージが良い仕事。かっこいい等
 ④給与
⇒これは私は明らかに安いものではないというのがポイントだと思ってます。必ずしも他社よりも高くないといけないではありません。
⑤自分にできそうな仕事であること
初心者歓迎教育体制だと思います。
上記を満たすそうと考えると当然、店内体制が重要になってくるということはよくわかって頂けると思います。

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