月別アーカイブ: 2017年5月

店長に求められる力とは?

店長に求められる力とは?

本日は、店長の役割についてはお話しをしていきたいと思います。

多店舗展開をする上にあたって必要な店長。またフランチャイズ本部や立ち上げを行う上でも店長教育は非常に重要です。この店長に求められる力とは何なのでしょうか?

1.店長は経営者と同じレベルの力が必要?

店長に求められる力とはどんな力なのでしょうか?

これはいろいろな言い方や考え方があると思いますが、私は、経営者に成り代わって店舗を管理することができる力が店長に必要な力であると思っています。

つまり、経営者の代行者であり、経営者と同じレベルで管理することができることが理想の力であると思います。しかし、経営者と一つだけ違いがあります。

それは店長は店舗の長ですが、経営者は会社の長です。

会社の長は、会社の経営方針や経営戦略、経営管理を行う責任と義務がありますが、店長はその視点から任せられている店舗という立場の違いです。

そのため、会社の経営方針や経営戦略・経営管理の方針に従って、店舗を経営する責任と義務があります。また、その結果を適宜、報告・連絡・相談を実施する責任と義務があります。

つまり、経営者と違うのは、会社方針を理解し、遂行する力と報告・連絡・相談を行う力が必要ということです。その他は、基本的に店長に必要な能力は経営者と全く同じ能力必要ということになります。

2.店長に必要な能力とは?

店長に必要な能力とは、次のような力が必要となります。

これは経営者と全く同じ能力となります。

くどいですが、会社という視点から店舗という視点かの違いだけです。

簡単にいうと店舗の経営戦略を考え、それを管理する力が必要ということになります。

そのために必要な能力は次のような能力となります。

①計画面

 〇個店のおかれている市場調査・商圏調査・分析能力

 〇調査分析の結果から、個店のマーケティング戦略を立案する力

 (商品・立地・サービス・販促)

 〇マーケティング戦略を実行するための具体的な行為計画を立案する力

②実行面

 〇行為計画を実行に移すための従業員への情報共有化の力

 〇部下を動かしコミュニケーション力、動機づけの力

 〇率先垂範力

③評価面

 〇実施した結果を評価するための店舗確認力

 〇経営数値の評価を行う力

 〇従業員を評価する力

④改善面

 〇評価結果から問題の原因を改善する力

 〇その結果を、更に計画や従業員にフィードバックする力

上記が必要な力であると考えております。

つまり、よくある店長研修などである経営数値の管理方法を学ぶことや従業員とのコミュニケーションや動機づけだけを学ぶだけでは、実は結果は出しません。

上記を全て、力として身に着けて、実践を通じながら、習得することが重要であると考えております。

ぜひ、多店舗展開やフランチャイズ本部展開・立ち上げを検討されている方は参考にして頂ければ幸いです。

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フランチャイズビジネスとは?

フランチャイズビジネスとは?

フランチャイズビジネスを検討される方が非常に増加しております。

しかし、残念なことにフランチャイズビジネスがどのようなものか正確に伝わっていないという現状です。

今回は、基礎的なことになりますが、フランチャイズビジネスについてお話しをしていきたいと思います。

フランチャイズ本部構築・立ち上げを検討されている方は参考にして頂ければ幸いです。

1.フランチャイズビジネスとは?

フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方やフランチャイズでの起業を検討の方もまず、この内容についてご確認頂きたいと思います。

「フランチャイズとは?」解釈はいろいろあると思いますが、私は次の通りと考えております。

成功されたビジネスモデルの経営ノウハウや商標などのブランドを活用し、経営を行うこと

つまり、重要なことは、フランチャイズ本部としては

 ・成功されたビジネスモデルであること

 ・そのビジネスモデルの経営ノウハウを教えることができること

 ・そのビジネスモデルの成功要因(原材料調達や物流ラインなど)を共有できること

 だと思っております。フランチャイズ本部としては、フランチャイズは自社の経営ノウハウを経営コンサルティングで加盟店に教えるコンサルティング業であることだと思っています。

 通常の、経営コンサルタントは、様々なビジネスモデルをみて改善課題を抽出し、改善の実行支援までを実施しますが、フランチャイズ本部は自社のビジネスモデルを教育し、改善課題を抽出し、改善の実行支援までを実施します。つまり、自社のモデルに精通した経営コンサルタントなのです。

当然、加盟店としては、ダダで教えてもらうということではありませんので、そこに加盟金が発生し、研修費が発生し、継続的に経営指導などのバックアップをもらうことで、ロイヤリティが発生するのです。

加盟店は、既に成功されたモデルを手にいれることで、顧客獲得や変化への対応、経営管理などのシステムを手に入れることができるため、事業としての成功確率が上がることになります。

2.フランチャイズは全て契約関係によって成り立つ

本部も加盟店も独立された事業者です。

そのため、この関係は契約書によって成り立ちます。

契約書にお互いの役割や責任や権限などが記入されており、お互いは契約書の内容に則り、事業活動を行います。

そのため、契約書については、本部も加盟店は最重要文書として取り扱い、お互いじっくり中身を理解した上で加盟を実施することが重要なのです。

3.フランチャイズは3つの原則がある

更にフランチャイズは3つの原則があると思っています。

まず1つ目は、共存共栄の原則です。

フランチャイズは、本部も加盟店も同じ方向を見て、同じ事業活動を実施しますので、完全に共存共栄の関係でなければ成り立ちません。本部だけ儲かるや加盟店だけ儲かるというビジネスモデルはうまくいきません。

あくまでもお互いが共存共栄である必要があります。

2つ目は別経営者であることです。

共存共栄であるが、別の経営者が実施します。

つまり、「やれ」では通用しない世界です。

フランチャイズ本部としては、直営を動かすような「直接マネジメント」ではなく、別の経営者を通じて結果を導き出す「間接マネジメント」となります。この技量は全く違うものです。

コンサルタントと全く同じ条件で支援を実施するということになります。

3つ目は自己責任であることです。

どんなに共存共栄であれ、別事業者である以上、自己責任です。

売上が上がるも、下がるも、本部も加盟店も自己責任の世界です。

当然、本部は自己責任だからと言っていい加減な指導を行っておれば、加盟店がうまく事業を出来ません。

結果として、脱退や離脱が発生し、本部事業もうまくいかなくなります。

逆に加盟店も加盟するもの、成功するも本部の責任と言ってもしょうがないということです。

あくまでも事業ですので、経営者には、すべてに責任があるということになります。

もう一度繰り返すと、フランチャイズとは?と聞かれると私はコンサル業をやって頂くことですよと話をしています。興味のある方は、ぜひ、上記を踏まえた考えでフランチャイズ本部や立ち上げを検討して頂きたいですし、加盟する側も上記を理解した上で、フランチャイズに加盟して欲しいと思います。

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