月別アーカイブ: 2016年6月

フランチャイズのお金の話!!本部を選ぶ際の3つの確認ポイント!!

フランチャイズのお金の話!!本部を選ぶ際の3つの確認ポイント!!

商圏調査分析・立地調査・エリアマーケティング・FC本部構築展開・社員研修・店長研修・講演講師:値上げ

1.フランチャイズビジネスのお金の3つの確認ポイント

前回のコラムでは、フランチャイズビジネスの見極め方をお話ししました。

今回はフランチャイズ本部の選定方法の最終回でフランチャイズのお金の話についてお話しをしていきたいと思います。

 

フランチャイズ加盟にあたり、最低限確認して頂きたいお金のことは3つあります。

  • ①初期投資
  • ②売上予測
  • ③開業中の投資

この3つになります。その他、違約や解約についてもありますが、今からフランチャイズ本部に加盟して業を成していきたいと考えておられると思いますので、違約や解約は内容を確認して頂くことで充分かと存じます。

 

それぞれについて確認するポイントを明記したいと思います。

 

2.初期投資の確認のポイント

初期投資は、開業するまでにあたり、確認する費用となります。

初期投資に関しては、次のようなものがあります。

  • ①加盟金
  • ②保証金
  • ③研修費
  • ④物件取得費(仲介料や礼金等)
  • ➄前家賃
  • ⑥設備費用
  • ⑦求人広告費等があります。

ここの価格が妥当かどうかを検討するためには、フランチャイズ本部毎に横比較をすることが重要です。加盟したい業界のフランチャイズ本部を横比較して、検討します。

 

ただ、これに関しては、安いからいいというわけでなく、安いなら安いなりの理由、高いなら高いなりの理由を確認するということです。

 

フランチャイズ本部が最初に出している初期費用は、ほとんどの場合、物件取得費等が含まれてないことが多いですので、その点も詳細に確認をすることが重要です。

 

また、これに関しては、投資回収期間という視点も重要です。

初期投資ということですから、投資した額に対して、どれくらいで回収ができるのかを確認する必要があります。これには、売上予測も関わりますが、担当者にしっかりと確認を行うことが重要です。

 

最終的に、どのような経費が詳細で必要なのか、その根拠は何か?もしっかり確認し、加盟を検討されることをお勧め致します。

 

3.売上予測

売上予測とは、現フランチャイズ本部のビジネスモデルでどれくらいの売上や利益が出るのかを予測し、加盟店に提示するものです。

 

この売上予測はどの本部も保証はしないという形になっていると思います。

ですので、あくまでも参考レベルで考えることが重要となっております。

 

フランチャイズ本部によっては、仮想の売上予測であったり、加盟店又は直営店最高の売上予測であったりすることがあります。

 

まずは、この根拠をしっかり確認することが重要です。

 

例えば、飲食店であれば、席数が何席で平日、週末何回転するのか?客単価がいくらなのか?回転も昼何回転なのか?夜何回転なのか?それはどんな立地で実現ができるのか?

他の立地や商圏でも可能なのか?等しっかり確認することが重要です。

 

多くのフランチャイズのトラブルは、この売上予測に起因するものが多いというのが実情です。自分の店舗でも実現可能かどうかの視点でしっかり確認をしましょう。

 

また、この数値は、50%~100%の達成率で多角的に検証することが重要です。

原価や人件費以外は、あまり、経費に変動要因を与えることがありません。

 

どのレベルなら、事業として成り立つのかを見極めることが必要です。

 

また、経費も何が含まれていて、何が含まれていないのか?また経費の根拠もしっかり確認することが重要です。

 

特に、売上予測には、借入返済については含まれることがありません。

つまり、借入を起こすのであれば、しっかり元本返済を月々行う額も想定して、実際にいくら残るのかもしっかり確認をしましょう。

 

4.開業中の投資

開業中の投資とは、開業後、必要になるロイヤリティや広告宣伝費や求人募集費等です。

どの項目が本部負担でどの項目が加盟店負担なのか?しっかり確認をすることが必要です。

 

また、その経費に関しての妥当性もしっかり確認する必要があります。

 

この開業中の投資も売上予測に含む必要があり、この投資と売上予測から必要な運転資金が出てくることになります。

 

この運転資金が明確にするためには、事業計画書を作成する必要があり、事業計画書が完成し、資金調達や事業として成り立つということになれば、晴れて加盟契約を行うということになります。

 

この売上予測や開業中の投資についても複数フランチャイズ本部を横比較し、検討を行っていきましょう。

 

5.まとめ

事業計画書に関しては、最低3パターン作成することをお勧めしております。

売上予測通りにいった場合と、売上予測の70%~80%程度の場合、売上予測の50%程度の場合となります。資金繰りは売上予測の50%程度を目安に行い、売上目標は100%目標で実施することが重要です。ここまで検証を行うと決して、加盟金やロイヤリティ等が安いからいいという話にはならないことがよくご理解されると思います。

 

フランチャイズのお金のことはしっかり確認をして頂き、後悔ない加盟を行うことをお勧め致します。

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どのフランチャイズビジネスがいいか迷った時に考える判断基準4つ

どのフランチャイズビジネスがいいか迷った時に考える判断基準4つ

商圏調査分析・立地調査・エリアマーケティング・FC本部構築展開・社員研修・店長研修・講演講師:人手不足

①フランチャイズビジネスの判断基準

前回のコラムでは、フランチャイズビジネスの選定方法の一つとして、本部の実績や加盟店増加数、撤退・脱退数等についてお話しをしました。

 

今回は、『どのフランチャイズビジネスがいいのか?』と迷った時に考えて頂きたい判断基準4つについてお話しをしたいと思います。

 

私は、マーケティング戦略の立案等の支援をさせて頂いていますが、商品でも事業でも全く同じなのですが、その商品が売れるのか?その事業が成長するのか?4つの視点で考えています。これはフランチャイズビジネスでも全く同じです。

 

フランチャイズビジネスは、『成功確率の高いビジネスモデル』(そうでない本部もありましが・・・)を加盟金や研修費・ロイヤリティ等を払うことで自分でもできるようになることを目的としております。

 

つまり、事業モデルの評価と全く同じなのです。

 

2.ビジネスを評価する4つの指標

フランチャイズビジネスや代理店の商品でも同じなのですが、評価する指標は4つあると思っています。それは次の通りとなります。

 

①新規性

・ビジネスにも商品のも必ずライフサイクル曲線というものが存在します。

・そのライフサイクルに併せてこの4つも重要な指標のウェイトは変わります。

・ライフサイクルは次の4つからなります。

 入期 ⇒ 成長期 ⇒ 停滞期 ⇒衰退期

・このライフサイクルを見極めることがこの新規性となります。

 

・導入期の段階では、世の中にそのサービスが全く知れ渡っていません。これは地域毎でも新規性は変わることがあります。

 例えば、東京で成功したモデルでも地方では全くそういったサービスがなく、新規性があるということです。この段階は、多くの広告宣伝を含めて、お客様に知って頂くための運転資金と労力が必要となります。

 しかし、その商品やビジネスが成長期にのった段階では、『市場の先駆者』としてシェアを確保することができ、リターンも一番大きいというのが、この段階です。

 

・成長期は、商品やサービスが伸びている段階ですので、顧客を獲得することも容易であるといえます。この段階では競争も発生しますが、競合も含めて全体的に市場は伸びていますので、市場に参入するには、リスクは低い段階となります。

 

・停滞期は、商品やサービスが競争激化することで、売れにくくなったり、お客様が飽きがくることで、売れなくなってきます。この段階では差別化戦略が非常に重要になってくる段階となります。

 

・衰退期は、全く新たな商品やサービスを顧客に提供し、新たな市場を作っていく必要がある時期です。この段階のフランチャイズビジネスに加盟をする場合は、新たな新商品やサービスがあるのか?を確認しなければ、非常に厳しい段階となります。

 

 この4つのどの段階に検討しているフランチャイズビジネスがあるのかをしっかり見極めることが必要となります。

 

②優秀性

次の、商品やビジネスモデルの優秀性を検討します。

これは、検討している商品やビジネスモデルの強み・弱みと競合する商品やビジネスモデルの強み・弱みを横比較し、優秀性を確認します。

 

しかし、ここで重要なことは、お客様の需要に対して、強みが活かされていることが優秀であるということです。お客様の需要がないところに、強みが発揮されても、意味がありませんので、その視点を確認します。

 

つまり、検討するフランチャイズ本部だけでなく、競合するフランチャイズ本部やビジネスモデルに着目することが重要です。

 

③成長性

これは①の新規性とも関連しますが、参入しようと考えているフランチャイズビジネスの段階を把握し、後どれくらい成長ができるのか?を予測することが重要となります。

 

将来の確約は誰もできませんが、市場の動きを調査し、総合的に把握することが必要です。重要なことは最低限契約期間内と投資回収までの期間は、市場が成長している必要があるということです。

 

  • ④説明が簡単であること

上記3つの加えて私は、最後にこの『説明が簡単であること』が重要であると思っていいます。『説明が簡単である』ビジネスモデル程、他の商品やビジネスモデルに対して差別化がされており、顧客が簡単に獲得できるブランディングも進んでいます。

 

フランチャイズビジネスは、極論をいうと『他人が考えたビジネスモデル』を加盟店が実行することになるため、この『説明が簡単であること』は非常に重要です。

 

ここが商品やサービスを売る際の重要なポイントとなります。

『このビジネス売りにくいな』と感じる時は、何か論理性に欠けていたり、実績が不充分であったり、顧客ニーズとずれていたり、優位性がなかったり等の原因があります。

 

そういう際にほとんどの場合、加盟店は本部に提案をすることしかできませんので、加盟前にこの『説明が簡単であること』を必ず確認することをお勧めします。

 

知人や知り合いにこのサービスの魅力を話してみて、商品やサービスを買いたいと思うかしっかり確認することが重要であると思います。

 

3.まとめ

本日は、フランチャイズビジネスを選ぶ際の判断基準4つについてお話しました。

これは代理店でも当てはまりますし、自分の独自起業であってもこの視点でビジネスを評価することが重要であると思っています。次回はさらにフランチャイズ本部の選定の方法についてお話しをしていきたいと思っています。

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フランチャイズ本部の儲けの仕組みを考える

フランチャイズ本部の儲けの仕組みを考える

商圏調査分析・立地調査・エリアマーケティング・FC本部構築展開・社員研修・店長研修・講演講師:気付き

1.フランチャイズ本部の儲けの仕組みを知る

前回のまでのコラムでは、フランチャイズ起業についてメリット・デメリットそして、将来的なメガフランチャイジーまでお話しをさせていただきました。

今回は各コラムの中では、『フランチャイズ本部の選び方』の1つ目を解説したいと思います。

その前に、フランチャイズ本部の儲けの仕組みをお話ししたいと思います。

フランチャイズ本部の儲けは大きく言うと3つから成り立ちます。

これは、必ず3つあるのではなく、本部毎の戦略により異なります。

しかし、おおよその内容は次の通りとなります。

  • ①加盟金・研修費で儲ける

・フランチャイズ本部では加盟金や研修費という費用を設定しています。

・加盟金は簡単に言うと、フランチャイズノウハウを有料で売りますよというものです。商標の使用費用やノウハウを購入する費用として加盟者から本部へ加盟前に支払いを行います。

・研修費は、加盟者にノウハウを身に着けていただくための研修費となります。

・フランチャイズ本部では、まず加盟前に加盟金や研修費を徴収することで収益を上げます。

  • ②ロイヤリティや手数料で儲ける

・さらに、月毎の経営相談やノウハウの提供、商標マーク等の継続的な使用等の費用として、ロイヤリティを儲けています。

・これは、売上分配であったり、粗利分配であったり、固定であったりします。

・売上分配や粗利分配は売上や粗利が増加することで本部も収益が増加する仕組みとなっております。

・だからと言って固定が悪いわけでもなく、固定であれば、売上や粗利がどれだけ増えても同じという仕組みとなっており、両方にメリット・デメリットがあります。

・手数料というのは、事務作業が非常に難しいため、本部が代行する等で事務手数料等という名目で徴収するものです。それ以外に、システム使用料や広告分担金等もあります。

・フランチャイズ本部がこのロイヤリティや手数料を徴収することで収益を上げているの

です。

  • ③原材料や紹介業者などの紹介料で儲ける

・最後は、本部から原材料を購入することになっている場合、当然、加盟者は原材料を本部から購入します。本部から買うということは本部が卸売となるということですので、その場合の販売差益が収益として上がります。

・また、店舗を構える場合は、多くの場合は、加盟者は業者を知らないものです。そんな時に、加盟者に業者を紹介することで、業者から紹介料を徴収するといった本部もあります。この紹介料も本部の収益となってきます。

・業者からのリベート収入なども儲ける仕組みとなっているのです。

上記3つは、くどいですが、全ての本部が行っているわけでもなく、各フランチャイズ本部が様々な儲けの仕組みを構築しており、千差万別です。

詳しくは、各加盟前に本部に問い合わせて聞いて頂くことが重要だと思います。

  • 2.本部が儲からなければ加盟店は儲からない

上記のお話しをすると『本部ばかり儲かって・・・』と思われるかもしれませんが、本部が儲かることは加盟店が儲かるための必須条件でもあります。

例えば、『儲かっていない本部』であれば『加盟店の売上を改善するために充分なバックアップはできません』。これは間違いない事実です。

加盟店のために、広告宣伝をしたい。しかし、お金がない。

では、加盟店の売上を上げることもできません。

充分なロイヤリティを徴収しない代わりに、加盟店の経営指導もほとんど行わないというのも加盟店の売上・利益改善にはつながらないという結果になります。

つまり、加盟店が儲かるためには、本部が儲かる必要があります。

では、逆はどうでしょうか?

本部が儲かるためには、加盟店が儲かる必要がある。

これも正に事実なのです。

  • 3.加盟店が儲からなければ本部は儲からない

先ほど、ロイヤヤリティは加盟店の売上や利益から分配するケースがあります。

という話をしました。つまり、加盟店の売上・利益が増えなければ本部の収益は増えません。

逆に固定のところは関係がないかというとそうでもありません。

加盟店が儲からなければ当然、脱退や離脱が増加します。

そうすると、継続的なロイヤリティが徴収できなくなるだけでなく、加盟者が大幅に減少します。皆さまもそうだと思いますが、脱退や離脱が多い本部に加盟したいと思いますでしょうか?そうすると加盟金や研修費まで獲得することができなくなります。

私は、フランチャイズ本部をつくる支援を行うというお仕事をしている中で、私が構築する本部の皆さまには、この点を必ず共通認識を持つようにしております。

2~3年以内になくなる本部は、加盟者が最初から獲得できていないか?獲得した加盟者が

儲からないかのどちらかです。

つまり、フランチャイズ本部を選定する基準として、本部の継続年数と加盟店の増加数、脱

退数、加盟店の総店舗数というのが基準としてあるということです。

しかし、ただ増加数が多いからいい。総店舗数が多いからいい。という判断は早計です。

増加数が著しいということは、逆をいうと、新規性が低くなっており、収益リターンの幅も

下がってくるということです。総店舗数も同じことが言えると思います。

確実に着実に商売をしたいと考える方は『店舗数が多く』や『離脱』が少なく、現在でも加

盟店が『増加』している本部が良いと思います。

逆に『リスク』をとってでも、『商売を大きく当てたい』と考える方は、『市場性』や『新規

性』『優秀性』を考えて、実績の少ない初期段階の本部へ加盟することも選択肢としてある

と思います。

どちらにしても、『脱退』や『動いていない加盟店』が多い本部は避けることが大事である

と思います。

  • 4.まとめ

本日は、フランチャイズ本部の選定の基準として、実績数や増加数、脱退数等を軸としたお話しをいたしました。今後、フランチャイズ本部に加盟される方は、ぜひ、参考にして頂き、加盟する本部を検討していただきたいと思います。次回も続けてフランチャイズ本部の選定の基準についてお話しをします。

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メガフランチャイジーという事業展開とは?

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多店舗展開

1.メガフランチャイジーとは何か?

前回のコラムでは、フランチャイズを活かした独自起業の仕方についてお話をさせて頂きました。今回のコラムでは、フランチャイズを活かして、1加盟店ではなく、事業として大きく広げていく、『メガフランチャイジー』についてお話をしていきたいと思います。

メガフランチャイジーとは次のような定義となっております。

複数の異なったフランチャイズ本部と契約を行い、複数のフランチャイズ事業の業務が事業の中核となっている加盟店のことを言います。

つまり、2つや3つ等のフランチャイズ本部と契約し、店舗数だけでなく、事業も多角化し、事業を拡大している加盟店のことです。

定義としては30店舗以上又は事業全ての売上高が20億円以上の加盟店のことを言うとも言われています。

定義は特に気にする必要はありませんが、フランチャイズの加盟店でも30店舗以上になったり、20億円以上になっている加盟店もいるということです。

更に、1部上場企業となったり、ジャスダック上場した加盟店も多数あります。

よく、『フランチャイズは本部ばかり儲けて・・・』と言われますが、このような企業があることを考えると、フランチャイズを上手に活かせば、大きな武器になるということが言えます。

2.メガフランチャイジーになるには?

私は、仕事柄、加盟希望者、経営者にお会いしますが、このメガフランチャイジーを目標に頑張っておられる方もいらっしゃいます。

フランチャイズに加盟する目的は様々で事業の成功もただ『一部上場すれば成功か』というとそう考えている人もいるでしょうし、『仕事とプライベートの時間を雇われない生き方かで充実させたい』という方は、そういう環境が整えば、成功ともいえると思います。

しかし、事業を興すならメガフランチャイジーを目標としたいと考えている方も多くいらっしゃると思います。そんな方に向けてメガフランチャイジーになるためのポイントについてお話をしていきたいと思います。

①なんといっても最初のFC本部選びと1店舗目の成功が鍵となる

・フランチャイズビジネスで成功をされている加盟店を見ると、共通するのが、最初のFC本部選びと1店舗目の成功が非常に重要と思います。

・その後の多少の失敗は、方向修正を掛けることができることが多いと思いますが、最初の失敗は実は取り返しがつきません。

・メガフランチャイジーを目指すには、一番重要なことは独立前のFC本部選びの段階が重要となります。

・FC本部の選び方は、次回のコラムでお話させて頂きますが慎重に数多くの情報を入手することが重要です。そのためには、充分な時間をもって開業準備を行いましょう。

②基本的には、兼業が可能なFCでなければならない

・メガフランチャイジーを行う基本的な原則は、複数のFC本部に加盟するか、1チェーンでも大幅な店舗展開ができるFC本部を選ばなければ達成できません。

・そうすると、兼業が可能なFC本部であるかということが重要です。

・1チェーンの多店舗展開を希望されるのであれば、エリアフランチャイズ等の制度があるか?多店舗展開がどの程度まで可能か?を本部にしっかり確認することが重要です。

③メガフランチャイジーになるには、投資回収が早くなくてはならない

・メガフランチャイジーを目指すには、当然、多店舗展開を行うことが重要ですし、他のFC事業への投資も必要となります。

・そのため、最初に投資した資本の回収月数が早ければ早いほど、多店舗展開や次の事業投資を可能とします。

・投資回収が早いということは、手元に残る利益が高いか?小資本での開業が出来るか?又はその両方を満たしているか?ということになります。

・これは一番わかりやすいのは、FC本部を横比較してみることが重要だと思います。

④2チェーン目は既存のお客様と親和性が高いFC本部を選ぶ

・1チェーン目が成功すれば、次の事業投資となります。その際に重要なことは、出来る限りゼロの状態からまた始めないことです。

・ゼロの状態から始める限り、リスクが大きく伴ってきます。

・2チェーン目以降は、加速しなければならない段階ですので、既存のお客様に告知をして売れる商品であれば、次の商売も立ち上がりが早くなります。

・親和性が高いFCチェーンを選ぶことが重要であると思います。

⑤人材育成と仕組化には、充分な時間とコストが必要

・メガフランチャイジーは、各事業を部門として抱えていくことになります。

・そのため、事業を任せることが出来る人の育成と仕組化が必要となります。

・これは企業の規模に従って構築することで充分ですので、是非、時間とコストをかけて、各事業が機能する仕組化を図っていきましょう。

3.まとめ

本日は、メガフランチャイジーについてお話をしました。私の個人的な私見としては、是非、FCに加盟される方は目指して頂きたい一つの大きな目標であると思います。

そのためには、FC本部選びとなります。次回は、このFC本部選びについてお話をしていきたいと思います。

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