月別アーカイブ: 2019年10月

フランチャイズ本部構築の際に検討するビジネスフォーマット型とは?

フランチャイズ本部構築の際に検討するビジネスフォーマット型とは?

ビジネスフォーマット型とは何か?

今回は、フランチャイズ本部構築や立ち上げ時にご相談がある「ビジネスフォーマット型」について解説していきたいと思います。

フランチャイズ本部構築や立ち上げの際に検討する「ビジネスフォーマット型」とは、よく言われる通常のフランチャイズに該当します。フランチャイズ本部の成功したビジネスモデルや経営ノウハウや商標を加盟店が活用し、事業運営を行う方式となります。世の中に出ているフランチャイズ本部はほとんどがこのパターンではないかと思います。

当然、ビジネスモデルや経営ノウハウを加盟店が使用するには、加盟金や研修費等を初期に徴収し、定期的に経営相談やフォロー等を実施することで、ロイヤリティ等の収益を得る形をとっております。

私は、フランチャイズ本部構築や立ち上げを実施する企業様には極力このビジネスフォーマット型をお勧めするようにしております。それは次の理由からです。

〇フランチャイズ本部は初期の収入で収益を上げるのではなく、ストックで収益を上げることをメインと考える。

よく、フランチャイズ本部構築をご相談を受ける際にある話ですが、初期に200万円程度の費用を頂いて、フランチャイズ本部としては、継続したフォローをしたくないという話があります。これは継続的なスーパーバイジングが本部としては難しいという視点からですが、私はこの方法は極力とって頂かないようにしております。

それは次の式をご覧になって頂ければと存じます。

《初期加盟金のみの場合》

 〇加盟金200万円 後のストック収入:ロイヤリティ等0円合。 

  1加盟当たりの売上=加盟金200万円

《加盟金0でもロイヤリティ売上5%の場合》

 〇加盟金0万円 

 〇ストック収入:ロイヤリティ 売上300万円×5%=15万円/月 年間:180万円 

  ※仮に契約が5年間の場合は、180万円×5年間=900万円

つまりどのような本部であってもストック収入の方が、売上は最大化されるからです。また、後のフォローを実施しないという形であれば、素人の加盟店が成功する確率が下がります。結果として撤退が多く発生し、撤退が多く発生するフランチャイズ本部については、新規加盟も難しくなるのは、想像がつくものと存じます。

フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されているのであれば、積極的にやはりフォローを実施するべきです。その方が、フランチャイズ加盟店も大きなメリットがあります。また、フォローする頻度は、フランチャイズ本部が事前に加盟店の成功できるフォロー頻度を加味して決めて加盟店へ契約書を通じて告知すれば良いのです。

ただ、フォローがあまりできないからと言って、ビジネスフォーマット型を諦めることはフランチャイズ本部にとっても、加盟店にとってデメリットが多いものと考えております。

そのため、様々な形式のフランチャイズ本部構築を実施したとしても必ずビジネスフォーマット型は取り入れるべきであると考えております。ぜひ、その後のフォローをどのように実施することが出来るのか?という視点でフランチャイズ本部構築を実施して頂きたいと考えております。

逆にフォローを実施しない方法として、「ライセンスパッケージ方式」というものがあります。これはどちらかというと、初期の加盟金や研修費等を加盟店が徴収し、加盟店の開業までは支援を実施しますが、その後のフォローは実施せずに、原材料などの卸収益などで本部のストック収益とするものです。

メリットももちろんあるのですが、加盟店が事業に慣れていないとフランチャイズ本部にとってもマイナスになる傾向が強いものであると思っております。どちらかというと卸商材に近い手法であり、フランチャイズ化の目的がそのような場合であればいいのですが、そうでない場合は、適切ではない場合も多いものです。

今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている皆様にはぜひ、上記を参考に頂き、後悔のない検討して頂ければ幸いです。

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フランチャイズ本部構築・立ち上げのメリットとは?

フランチャイズ本部構築・立ち上げのメリットとは?

〇フランチャイズ本部構築・立ち上げのメリットとは?

今回は、フランチャイズ本部構築や立ち上げの相談の際に、ご質問が多い、フランチャイズ本部構築や立ち上げのメリットについて解説をしていきたいと思います。

フランチャイズ本部構築や立ち上げは大手の手法と思われている方も多いようですが、実際は、フランチャイズ本部構築や立ち上げを通じて大手になっており、実際はじめの段階では、ほとんどの会社で3店舗~10店舗のように感じます。

1.スケールメリットが獲得できる

私は、自身もフランチャイズ本部に在籍したことがあり、現在、様々な業態のフランチャイズ本部構築や立ち上げを経験させて頂ている中で一番のメリットは、スケールメリットではないかと思っています。

つまり簡単に言うと、数の力を利用できるようになることではないかということです。フランチャイズ化は、他人の資本を活用することができるので、早期に多店舗展開を実現することが可能です。

つまり、数を多く出すことができます。その結果として、早期にブランド化を図ったり、原価低減等の繋がることができます。これが直営展開ではなかなか実現できないことではないかと思います。特に日本の社会は投資文化はまだまだ定着化していないため、借入で店舗展開を図ることを考えると、スピードを上げた展開というのはなかなか実現することが難しいのが実状ではないかと思っています。

多店舗化の中でポイントになるのが、早期のマーケットシェアの獲得になりますが、この点もフランチャイズ化は大きなメリットになるものと考えております。

つまり、フランチャイズ化の一番のメリットはスケールメリットを獲得することができる手法であると考えております。

2.ロイヤリティ等収益が本部収益となり、生産性が上がる

2番目のメリットは、ロイヤリティ等の荒利100%の本部売上が立つことではないかと思います。ロイヤリティ等の他、加盟金や研修費等、我々コンサルタントと同じようなビジネスモデルや経営ノウハウを収益ができることにあると思います。

この原価は経営ノウハウやビジネスモデルですし、運営するのは1人で多くの店舗を抱えることができるため、生産性も非常に上がります。この点がフランチャイズ本部としては大きなメリットになるのではないかと思います。

3.人手不足対策となる

最後は、ここ最近非常に課題となっている人手不足対策ではないかと思います。もちろん加盟店の人手不足対策はフランチャイズ本部としては積極的に取り組む必要があることは前提としてのことですが・・・

現在、多くの店舗型企業の悩みは人手不足となります。その人手もただ転職で退職するという人もいるでしょうが、独立するという人も多くいるものと考えております。独立する際に、その人が独立する業態として検討するには、以前の経験を活用してということですから、自社と同じような業態で独立することが多くなるものと存じます。

それであれば、最初から独立支援制度を設けることで自社のフランチャイズ独立として活用してもらえばどうか?という考え方です。

「のれん分け」という形で独立を図ることで、社員の流出を防ぐことができます。また、独立支援制度があることで逆に社員の採用についてもプラスになることが出てくるものと存じます。

つまり、人手不足対策にもつながってくるものと考えております。

今回は、フランチャイズ本部構築や立ち上げを行うことでどのようなメリットがあるのか?を明記致しました。今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている皆様のお役に立てれば幸いです。

しかし、何事もメリットだけではありません。

必ずデメリットもあります。次回はフランチャイズ本部構築や立ち上げのデメリットについても解説をしていきます。併せて参考に頂き、今後のフランチャイズ本部構築や立ち上げが失敗ないように実現して頂きたいものと存じます。

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フランチャイズ本部の責任を考える

フランチャイズ本部の責任を考える

フランチャイズ本部の責任を考える

本日は、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討の皆様にフランチャイズ本部の責任についてお話をしていきたいと思います。

フランチャイズ本部と聞くと、今から始める人からよく聞かれるのが、「責任がいろいろあって・・・できれば気軽なものがいい」という話です。フランチャイズ本部事態は、私は責任は重いものと考えております。

「むしろ責任がない仕事なのないのではないだろうか?」と思いますが、必ずフランチャイズ本部を構築や立ち上げを検討の皆様には、この責任についてお話をすることにしています。

それは、世の中のフランチャイズ本部が責任を軽視している本部があまりにも多いからです。もちろん事業ですから、「フランチャイズ本部」だけが責任があるのではなく、「フランチャイズ加盟店も同じように責任があるのですが・・・」

フランチャイズの加盟基本契約書には、ほとんどのフランチャイズ本部で「売上や利益の保証はしていないもの」と思います。また、「何かあっても、事業なので、加盟店の責任ですよ」と自己責任が明記されているものと存じます。

だからと言って、加盟店がうまくいかなかったものが全て加盟店が悪いということではないのではないでしょうか?例えば、出店に関して、本部が全くこの立地で良いと判断しないフランチャイズはないと思います。例えば、商品について、フランチャイズ本部が開発する商品力にも影響があるものと存じます。

でも、他の加盟店はうまくいっているではないか?

ここは立地は良いのにうまくいっていないのは接客が悪い。

相手の悪いを言えばどのようにも言えますが、ではどのような指導をしているのか?と問えば、そこは指導と呼べるものではないものである場合も多いのです

加盟店からすると、

「売上が悪いのは、本部が良い商品開発をしないからだ・・・」と思う場合もあります。併せてSVが来ても売上が上がるのようなアドバイスがないから売上が悪い等という場合もあります。

では売上を伸ばすためにどのようなことを実施しているのか?というと具体的に何もないという場合も多数あります。

要は、お互いが自分の責任を認識していないのです。

今日のフランチャイズ本部と加盟店のトラブルの要因は、他責が根本にあるのではないのか?と思っています。

人間はうまくいっている時は、自分のやってきたことをメインに考えますが、うまくいかなくなった時に他責にする傾向があります。

この姿勢をフランチャイズ本部がとるということは、本部としての責任を果たしているとは言えないと思っています。

なぜなら、継続的にロイヤリティ等を徴収し、最初には高額の加盟金を頂いてビジネスを加盟店に購入してもらっているからです。そのため、フランチャイズ本部の責任としては、次のようなことがあると思っています。

〇加盟店を継続的に成功に導ける汎用性の高いビジネスモデルを提供すること

〇加盟店に継続的に成功に導けるアドバイスができること

〇加盟店に継続的に成功に導ける商品開発があること

〇加盟店を継続的に開拓し、スケールメリットをつかって、ブランディングや利益改善に繋げを行うこと

そのような責任を果たす姿勢が非常に重要であると思っています。

そのような姿勢をしても、結果はそのようにいかないこともありますし、加盟店の責任部分でうまくいかないこともあると存じます。そのようなときには、当然、売上や利益保証もできませんし、自己責任ですよということではないかと思っています。

フランチャイズ本部は、コンサルタント会社と同じノウハウビジネスです。そのため、相手ばかりに責任を押し付けずにフランチャイズ本部がより加盟店に寄り添った本部が増加して欲しいと思っています。そのために、人や会社の人生を大きく左右させることを認識してフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施して頂きたいものです。

今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げをご検討の方は参考にして頂ければ幸いです。

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フランチャイズ本部構築・立ち上げはプラットフォームビジネス!!

フランチャイズ本部構築・立ち上げはプラットフォームビジネス!!

〇フランチャイズ本部構築・立ち上げはプラットフォームビジネス!!

本日は、フランチャイズ本部構築や立ち上げについて、いつも私がお話するプラットフォームビジネスについて解説をしていきたいと思います。

私は、フランチャイズ本部構築や立ち上げは、

「プラットフォームビジネス」である

と考えております。

プラットフォームとは?

「基盤」や「土台」「環境」を意味する言葉です。

つまり、何かのビジネスの基盤となるビジネスモデルになることがフランチャイズ本部構築や立ち上げではないかと思っております。

例えば、現在社会基盤となっているコンビニ業界ですが、これは皆さんがご存知の通りプラットフォームの代表的な例ではないかと思っております。

コンビニ業界は、ほとんどがフランチャイズビジネスモデルを採用しており、直営店での収益ではなく、フランチャイズ加盟店からのロイヤリティによって成り立っています。つまり、本部はコンビニ店という事業モデルを加盟店に提供し、販売網は加盟店というアライアンスにより実現しているのです。

本部の役割は、加盟店が売れる環境を整えるためのプラットフォーム(基盤)となっているのです。更に、コンビニ本部は、アライアンスは販売網だけではありません。

本部を通じて様々な商品開発や商品の提供もアライアンスによって実現をしています。例えば商品開発。これはメーカーや協力する関係向上と共にアライアンスを組んで実現しています。

物流もコンビニの看板を背負って、車が配送されていますが、これも外部の運送業者等とアライアンスを実現しているのです。つまり、メーカーや運送業者もコンビニ本部というプラットフォームを通じて、商品の提供や事業として成り立たせているのです。

私は、今後の事業については、「アライアンス」が大きな事業のポイントになると思っております。人口減少や人手不足の中、今後、自社で全て内製化することは難しい環境になっております。他の業者や企業との「アライアンス」の関係により、事業をより速度を早くし、変化をもたらせることが重要であると考えております。

販売網も自社だけでは速度を速めることは出来ないものと思っております。単店の利益であれば自社で販売した方が良いかもしれませんが、速度を早く展開するのであれば当然、アライアンスとなります。そのアライアンスの手法がフランチャイズ本部構築や立ち上げではないかと思います。

販売網を構築するだけでは、事業の変化についていくことができません。多くのフランチャイズ本部が出来ていないのは、販売網は設けたけれども、時代の変化に本部がついていっていないことではないかと思います。

次々の新しい商品開発やサービス開発を実施し、加盟店という販売網に提供する必要があると思います。そのためには、関連する企業とアライアンスを組む必要があります。関連する企業は、フランチャイズ本部に属する加盟店を力を借りて新たな収益生む仕組みをつくることで繁栄させるのです。

そのような環境を提供することがフランチャイズ本部には必要に感じます。現在、伸びていないフランチャイズ本部では、加盟店とのアライアンスという関係が構築できていないところもありますが、入り口である関連企業とのアライアンスが構築できていないため、時代の変化に対応が出来ていないように感じます。

プラットフォームというとどうしてもネットを考えることが多いように思いますが、リアルなプラットフォームとしてフランチャイズ本部構築や立ち上げは機能することができるものと考えております。

今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討の方は、ぜひプラットフォームになることを目指して頂きたいと考えております。そのためには、加盟店の開発だけでなく、次なる変化をもたらせることができる本部であって欲しいものです。

今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討の方の参考になれば幸いです。

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フランチャイズは儲からない?本部の視点

フランチャイズは儲からない?本部の視点

〇フランチャイズは儲からない?本部の視点

今回は、「フランチャイズは儲からない?」の第2弾について本部の視点で解説をしていきたいと思います。今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討の皆様の参考になれば幸いです。

フランチャイズ本部構築や立ち上げについて、フランチャイズ本部を検討の方からも儲からないのではないか?という意見を聞きます。よく言われるのが直営展開を実施した方がよほど儲かるのではないかという話です。

結論から言うと、ある一定数を拡大をすることで、フランチャイズ本部構築や立ち上げによる展開は直営展開よりも大きな儲けに繋がるものと考えております。それは、少ない店舗数であれば、儲かる直営店であれば直営店の方が営業利益を含めて大きなプラスになるものと存じます。

それは、フランチャイズ本部構築や展開は、ロイヤリティや原材料等の販売差益やシステムの使用料などの収入がストック収入となります。また加盟金や研修費などの初期費用も儲けになります。しかしこれは一時的な売上になるため、継続的に加盟店が獲得できなければ売上が拡大することができないものです。

そのためにストックだけで直営店の収益を超えるためには、ある一定の数が必要ということです。つまりどの程度展開をするのか?また出来るのか?がフランチャイズ本部構築や立ち上げを検討する際の「儲けに繋がるのか?」になるのではないかと思っております。

しかし、事業の儲けはただ、営業利益のみを儲けと考えることが出来ないものです。その一つがブランディングではないかと思います。ブランドは私は全ては数であると考えております。ブランディングが出来ている状態は店舗数が必要か?広告等の数が重要であると思っております。つまり、フランチャイズ本部構築や立ち上げにおいては、加盟店資本で店舗展開を実施することができるため、早期にブランディングが図れることになります。

加えて、数がスケールメリットをつくることができます。つまり、数によって、原価交渉をしたり、より優位に商品開発ができるようになります。原価が改善されれば、ダイレクトにフランチャイズ本部にとって儲けに繋げることができます。

また、数の力によりお客様に安心感を与えることができ、売上を更に改善することもできるものです。

つまり、単店の利益だけでは測れないのがフランチャイズ本部が儲かるのか?という答えではないかと思います。

「フランチャイズ本部構築や立ち上げに関する儲け」は、

「あくまでも数が必要であるということであると思います。」

もう一つ、儲けに影響を与えるものがあります。

それは加盟店の儲けではないかと思います。

多くのフランチャイズ本部ではロイヤリティを売上に対しての一定比率を掛けることが多いですが、売上が上がらなければフランチャイズ本部の儲けの上げることができません。また、原材料を卸している場合も同様となります。

売上等がロイヤリティに関係がなくても、フランチャイズ加盟店が儲からなければフランチャイズ加盟店は離脱することになります。つまり、フランチャイズ加盟店が儲かるかどうか?が非常に重要な要素であると思います。

フランチャイズ本部構築や立ち上げに関しては、この2つの視点でぜひ、「儲かるか?」をご検討頂くことが重要ではないかと考えております。

数がさほど出店できないということであれば、直営店での展開の方が良いでしょうし、加盟店があまり儲かるモデルではないのであればフランチャイズ化を行ったとしてもフランチャイズ加盟店が増える可能性は低いですし、フランチャイズ加盟店になっても儲からないのであれば、フランチャイズ本部と争う形となるだけですので、ぜひ、冷静に判断をして頂きたいものです。

今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討の方の参考になれば幸いです。ぜひ、後悔のないフランチャイズ化を図ってもらいたいものです。

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