フランチャイズからの独立は?

フランチャイズからの独立は?

今回は、「フランチャイズからの独立は?」について解説をしていきたいと思います。

◯フランチャイズからの独立は?

「フランチャイズからの独立はどうですか?」

先日のフランチャイズ加盟に関するご相談であったことです。今回は、この点について解説をしていきたいと思います。

 

私はフランチャイズからの独立は、充分ありだと思っています。

新たなサービスや事業を自ら考えて独立開業をされる方(私もそうですが。。。)もいれば、何か明確になくても独立開業をしたい方もいらっしゃいます。サラリーマンやOL等の代替手段として独立開業する方もいます。

生活環境やこれまでの勤務環境を考えて独立開業を考える方もいますが、未経験分野で独立開業をするということはかなりリスクも伴うことになります。その際にフランチャイズの活用は充分効果を発揮します。

 

日本には1,300以上のフランチャイズ本部があると言われていますが、その中から自分にあったフランチャイズを検討すれば独立開業の成功確率は大幅に向上させることができます。まずは独立開業で基盤となる事業をフランチャイズで構築し、その後、自分のやりたいことをやる。これも良いと存じます。

 

金融機関の融資では、どうしても、最初の独立開業時が一番厳しくなりがちです。それは、事業を全くやったことがない人が行うためです。フランチャイズで事業基盤をつくり、売上と収益の実績をつくった中では、新たなビジネスは新規事業の扱いにはなりますが、元々の売上利益実績も参考にはされるため、有利に働くことも多いものです。独立開業をする際に自分で考えたビジネスで展開するより、既存の事業もあるので充分時間をかけて伸ばすことができるのです。そのため成功確率は上がります。

 

そのような独立開業にフランチャイズを活用する際に重要なことは、2つあると思っています。その2つについて後段で解説をしていきたいと思います。

 

①自己責任の世界であること

フランチャイズに関わらず、事業は経営者の全て自己責任の世界です。しかし、フランチャイズに加盟をする人は、自己責任の意識がご自身で独立開業をするよりもやはり下がる傾向にあります。フランチャイズを活用しようとも経営者の自己責任は変わりません。そのため、フランチャイズ本部に依存体質になることは非常に良くないと存じます。自ら決める権限がある分、その責任も自分にあることを充分認識することが重要なポイントとなります。

 

②フランチャイズ本部の選定が重要なポイントとなります

 

2つ目は、フランチャイズ本部の選定です。フランチャイズ本部には様々な本部があります。独立開業をされる方の大きな手助けになるフランチャイズ本部もあれば、なんのノウハウもなく、フランチャイズ展開している会社もあるのも事実です。次の点を留意しましょう。

 

○フランチャイズ本部の加盟店への姿勢を確認する

(加盟開発重視なのか?フランチャイズ加盟店の収益重視なのか?)

 ⇒SVのフォロー頻度や方法、本部のフォロー体制をしっかり見極める

 

②フランチャイズ本部の提示する売上利益モデルシュミレーションや開業費用シュミレーションは妥当か?

(他のフランチャイズ加盟店の売上を自分が実施現地を確認する。他のフランチャイズ加盟店に感想を聞いてみる)

(業界と比較して何が違うから、このような売上になっているのか?自分がやったらどうなるのか?)業界の数値も充分に吟味して妥当かどうか検討する必要があります。

 

③フランチャイズ本部の経営ノウハウの妥当性を確認する

(直営店だからできるのか?フランチャイズ加盟店まで汎用性を持たせられるものか?)

(ノウハウがアバウトになっていて、実際は感覚でやっていないか?)。。。等

ノウハウの具体例を聞いて判断をすることが重要です。

 

今回は、「フランチャイズでの独立は?」というテーマで解説をさせて頂きました。

フランチャイズは、フランチャイズ本部により異なりますので、フランチャイズ加盟者がしっかりと情報収集すること実施して頂きたいと考えております。今後独立開業や新規事業をフランチャイズで検討される方の参考になれば幸いです。

 

 

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