訪問看護フランチャイズは儲かるか？
今回は、「訪問看護フランチャイズは儲かるか？」について解説をしていきたいと思います。
◯訪問看護フランチャイズは儲かるか？
訪問看護フランチャイズに加盟し、事業を立ち上げをご検討の方が増加しています。
訪問看護フランチャイズに加盟をご検討の方の関心があることに「儲かるか？」という視点です。
今回は、「訪問看護フランチャイズは儲かるか？」について解説をしていきたいと思います。
最初に「訪問看護フランチャイズ」は現在、非常に競争が激化しています。
そのため、「訪問看護フランチャイズ」で儲かるためには、次のような点に留意する必要があります。
①看護師が確保できること
「訪問看護」は、フランチャイズに関わりなく、看護師が業務に従事する必要があります。
人がサービスを提供して、売上が上がりますので、当然、「看護師」の保有人数により売上は変わります。
また、「看護師」の稼働率により、利益が変わります。ここを充分に対応ができれば「儲かるビジネス」です。
看護師の最低条件2.5人という事業所開設条件もあるため、逆に看護師が確保できなければ事業を継続することは困難にもなります。そのため、看護師の獲得を行い、看護師の退職が少ないということが売上利益に大きくかかわることになります。現在、看護師の人材紹介も盛んですが、人材紹介ばかりを実施していれば、採用コストが非常に大きくなり、利益が出なくなります。そのため、求人に強い訪問看護フランチャイズを選定することが「儲かる」重要な要素になることは間違いありません。
②ケアマネージャー等からの紹介を頂けること
訪問看護フランチャイズの売上は、紹介により売上を上げるビジネスです。そのため、紹介が頂ける人間関係の形成が重要なポイントになります。紹介が頂けて、適切なサービスを利用者に提供し、満足して頂け、その内容をケアマネージャー等が知ることで更に紹介が増えます。そのため、人間関係を形成するための継続訪問を行うことができる営業ノウハウと、適切なサービスを提供するだけでなく、満足して頂けるサービスを提供するノウハウが必要となります。
サービス事態で差別化することが難しいことが「訪問看護フランチャイズ」でもあるため、アセスメント等で利用者やご家族のお困り事を解決していくことが重要なポイントになります。紹介を頂ければ、看護師の採用と教育がうまくいっていれば、「儲かる」ビジネスとなります。
③他商材の取り扱いがあること
「訪問看護フランチャイズ」は、前述の通り、サービスが画一的なため、福祉用具等の販売やレンタル等の別の商品やサービスがあれば、売上利益は更に上がります。他商材を取り扱うことで、看護師に人数に縛られない売上を上げることが可能となります。このようなビジネスを展開していれば「儲かる」のではないかと思います。
競争が激化している「訪問看護フランチャイズ」ですが、看護師の獲得、紹介の獲得、他商材の取り扱いを実施することで、売上利益はまだまだ上がる業態です。今後は都市圏から地方への波及も考えられ、開業するエリアではまだまだ充分に戦えるビジネスではないかと思います。
上記の視点を持ってるフランチャイズ本部を選定されることをお勧めしますし、ご自身で開業される場合も上記の視点で開業を実施して頂くことが「儲かる」ポイントではないかと思います。
「訪問看護フランチャイズ」は、開設しただけでは、全く儲からないビジネスです。営業活動を実施し、サービスを提供し儲かるビジネスです。そのため、開業を実施したら得手不得手に関わりなく、行動をすることが成功のポイントではないかと思います。結局は、「何をするか？」ではなく、「誰とするか？」と「誰がするか？」と思います。
今回は、訪問看護フランチャイズは儲かるか？について解説をさせて頂きました。訪問看護フランチャイズで新規事業・独立開業をご検討の方の参考になれば幸いです。
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