セカンドライフ脱サラ起業のフランチャイズ加盟のメリット・デメリット
今回は、セカンドライフでの脱サラ独立・起業に関して、フランチャイズ加盟を検討されている方からご相談がありましたので、メリット・デメリットを解説していきたいと思います。
【50代起業でのフランチャイズ加盟のメリット】
セカンドライフで独立起業を検討されている方が非常に増加しています。セカンドライフですから、これまでどこかの会社に所属して、会社員として働き、第二の人生として独立起業の道を選ぶということです。年齢は一概には言えませんが、40代~50代の方が多いと思います。フランチャイズの加盟募集状況を見ていると60代の方もいらしゃる状況となっています。その中でセカンドライフの独立起業として検討するのが、フランチャイズという選択肢です。今回は、セカンドライフの独立起業の際に、「フランチャイズを選択するメリット・デメリット」を解説していきたいと思います。
セカンドライフの独立起業でフランチャイズを選択するメリットは次の通りです。
◯今までの経験とは全く別の業界で独立起業ができる
フランチャイズの魅力は、未経験でも独立起業が出来ることではないかと思います。
例えば、これまで、コピー機の営業畑で頑張ってきた。会社員としては優秀であったが、実際に、独立起業をするとなると、コピー機での開業は新規参入として難しい。食べ歩きが好きで、飲食店はいつかは開業したいと思っていた。でも今まで全く経験がない。このような場合は、未経験でも、これまで実際に成功している接客や調理・店舗の運営のノウハウを提供だけでなく、仕入れ先や店舗の物件選定や内外装工事等も一から支援して頂けるフランチャイズは非常に独立起業の成功確率を上げることになります。全く違う業界での独立起業であれば、フランチャイズ加盟は非常にメリットになります。併せて、成功確率が通常の独立起業よりも上がる傾向にあります。
◯セカンドライフで、アルバイトやパートをするよりも収入が上がる可能性がある
セカンドライフで、例えば、交通警備員になる方もいらっしゃいます。年金をもらいながら、補填する収入として、アルバイトをされる方も多くいらっしゃいます。このような方は、フランチャイズでの独立起業の選択肢はメリットがあるのではないかと思います。フランチャイズ本部によっては、100万円以下で開業ができるフランチャイズ本部も沢山あります。フランチャイズのモデル利益シュミレーションは月収20万円以下というモデルはすくないため、アルバイトやパートと比較すると収入が増加できるチャンスが大きいです。ただ、当然、事業ですから、リスクも伴います。そのリスクを充分に理解されて加盟するのであれば、フランチャイズの選択肢はお勧めできます。
◯自分の働く時間は自分で決める
フランチャイズでは、当然、営業時間や営業日等をフランチャイズ本部が決めているケースが多いものです。しかし、近年では、フランチャイズ加盟店と相談を実施して決定したり、自由に決めて良いというフランチャイズもあります。セカンドライフでは、子供さんが大きくなっているケースも多いため、自分の自由な時間も欲しいという要望があります。自由度が高いフランチャイズを活用すれば、自分の収入と自由時間のバランスを保つことも可能になります。また、営業時間や営業日が決まっている場合であっても、人を雇い、人材の育成ができればオーナーとして業務から外れることも可能です。このような環境になれば、営業時間や営業日が決まっていても自分の働く時間は自分で決めることができるようになります。
【50代起業でのフランチャイズ加盟のデメリット】
逆にセカンドライフの独立起業でフランチャイズを活用するデメリットもあります。
◯フランチャイズ本部の制約が出てくる
フランチャイズであるからこそ、他のチェーン店と統一されている必要性(チェーンにより統一の程度はばらつきあありますが)があり、自分で何もかも好き勝手にやっていいということにはなりません。そのため、フランチャイズ本部の方向性に従う必要性もありますし、自分の考えだけで経営ができないこともあります。何かをする際もフランチャイズ本部に相談や承諾が必要であり、このようなことが出来ないことが、嫌な方はフランチャイズには向かないと思います。
◯同じ事業をするには、フランチャイズの方が資金がかかる
フランチャイズは、成功モデルを貸与されることになりますので、加盟金等の初期費用やロイヤリティ等の継続費用をフランチャイズ本部に支払わなければなりません。そうすると同じ焼き鳥店を開くにしても、加盟金やロイヤリティ等がプラスでかかるため、全く同じ事業をするよりは、フランチャイズに加盟する方が資金がかかることになります。重要なことは、フランチャイズに加盟するだけのノウハウや仕組みが加盟するメリットに匹敵するかどうかではないかと思います。ここをしっかり見極める必要があります。
◯フランチャイズ本部の選定を誤ると大失敗する
フランチャイズは選定したフランチャイズ本部に売上利益が左右されることが多いものです。そのため、フランチャイズ本部の選定を誤ると、悠々自適なセカンドライフを想定したとしても、全くそこを実現できる可能性がなくなることもあります。これは独立起業も全く同じですが、独立起業の場合は、自分の戦略や戦術、計画等で売上利益が左右されますが、フランチャイズ加盟の場合は、フランチャイズ本部の選定に左右され、方向修正をしようとすると、自分で考えた手法をそのまま実行できない場合もあるため、方向修正ができない場合もあります。そのため、最初のフランチャイズ本部の選定が重要となります。
セカンドライフで独立起業をご検討されている方は、このメリットデメリットを両方照らして、悔いのない独立起業を実施して頂きたいと考えております。今後、セカンドライフで独立起業される方の参考になれば幸いです。
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