雑貨屋フランチャイズを開業にあたっての注意点

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雑貨屋フランチャイズを開業にあたっての注意点

雑貨屋フランチャイズを始める上での注意点とはどのようなものがありますか?先日、雑貨屋でフランチャイズ開業を検討の方からご質問がありましたので、ブログの中で解答をしてきたいと思います。

 

〇雑貨屋フランチャイズ開業の注意点

雑貨屋のフランチャイズの開業の注意点は次のようなことを注意してフランチャイズ本部を選定すると良いと存じます。

 

①雑貨屋の業態の選定

雑貨屋の業態と言っても様々な業態があります。大きく分けると次のような業態があります。

 

〇生活雑貨

生活雑貨とは、食器やごみ箱、傘など、ご家庭で日常に使用する雑貨類を扱っている雑貨屋です。コンビニエンスストでも扱っていますが、雑貨屋のフランチャイズはより、多品種で、1つの分類(例えば食器)の品揃えの深さもあります。コンビニエンスストアの雑貨は緊急時(なくなっていますぐ必要)等のために雑貨を置いていますが、雑貨屋フランチャイズの雑貨は、お客様が何か良いものはないか?と探しに来る目的で来店をされていますので、おしゃれな雑貨が多いことが特徴です。

 

〇オフィス雑貨

オフィス雑貨とは、例えばハンコであったり、名刺や領収書等の消耗品を扱っている雑貨屋のフランチャイズです。このオフィス雑貨は競合関係は比較的、オフィス雑貨の卸売・小売り(アスクル等)が競合になります。「今すぐ必要だから、ネット注文している時間がない」ですとか、近くにあって、普段いいろいろな場面(例えばコピーをするため)等の使用しているという雑貨屋でなければ、これからの時代としては、生き残るのは難しい雑貨屋フランチャイズになるのではないかと思います。

 

〇服飾雑貨

服飾雑貨は、帽子やバック、アクセサリー等を取り扱う雑貨屋フランチャイズとなります。アパレル店では取り扱っていない雑貨であったり、ブランドを形成していることが多いと思います。ブランドを形成している場合は、ブランドを好む層がどの程度いるかが重要なポイントとなります。服飾雑貨はアパレル店と同じように、近年はネット環境にさらされている分、雑貨屋フランチャイズとしては、ECでの販売に力を入れているか?加盟店のメリットはあるか等が重要なポイントになるのではないかと思います。

 

雑貨屋フランチャイズと言っても、種類は豊富で、取り扱う商品によって、置かれている外部環境が全く違うことが特徴でもあります。まずは、検討されている雑貨屋フランチャイズの外部環境を競合を含めてしっかり検討し、優位性が高いかどうかをしっかり見極める必要があるものと存じます。

 

②立地の選定が非常に重要

雑貨屋のフランチャイズにおいては、立地選定が非常に重要なものになります。それは雑貨屋フランチャイズはオフィス雑貨を除いて、目的買い要素は少なく、何かを買いに来て次いで買いをする需要があるためです。そのために、出店する商圏は買い物商圏でなければなりませんし、同じような購買層が常に近くに買い物に来ている商圏でないとなりません。商業施設が代表的な出店場所となりますが、商業施設は、買い物に来ていて、モール事態が街になっていますため、いろいろな店に立ち寄り、次いで買いがしやすい環境になっているのです。

 

雑貨屋フランチャイズ加盟が、どのような出店で成功しているのかをしっかり検討しなくてはなりません。

 

③開業費用はどの程度か?

 

雑貨屋フランチャイズモデルでは開業費用は、500万円~1,000万円程度がおおいとおもいます。ここで重要なことは初回必要な商品代がどの程度かかるかが非常に重要な要素となります。中には、物件取得費・内外装費用・設備費用・加盟費用等はわかっても商品代が不明な場合があります。小売業の開業においては、商品代もしっかり検討する必要があります。

 

④売上利益シュミレーションはどの程度か?

雑貨屋フランチャイズには、売上利益シュミレーションがあります。この数値の妥当性をしっかり把握しなくてはなりません。客数・客単価・売上はいくらか?果たして、それは実現可能な売上なのか?人件費や家賃はどの程度か?それは適正な数値であるか?このあたりを実際に自社が実施したと想定して、組みなおし、妥当性を評価する必要があります。また、投資回収期間もしっかり検討が必要です。商品の回転率や流行による不良在庫リスクはどの程度あるかもしっかり見極める必要があります。

 

⑤仕入先及び仕入率の妥当性

雑貨屋フランチャイズは、小売業のため商品の仕入価格は利益に直結します。仕入先の指定は、フランチャイズ本部はほとんど指定されているものと存じますし、これは安定供給上も重要な視点のため、問題ありませんが、仕入価格に本部が上乗せしている場合も多いものです。粗利が低くなることは、利益が出にくいことを意味しますので、どの程度の粗利率であるかは、しっかり把握して、同じような業界、他の小売業と比較することは重要なポイントであると存じます。

 

今回は、雑貨屋フランチャイズの開業にあたっての注意点について解説させて頂きました。今後雑貨屋フランチャイズで開業される方の参考になれば幸いです。

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