フランチャイズ本部構築時の展示会の活用のポイント!!
フランチャイズ本部構築や立ち上げ時の展示会の活用について今回のブログではお話をしていきます。
フランチャイズ本部構築や立ち上げ時の展示会の活用!!
先日、弊社のクライアントを展示会に出展して頂きました。
その際に感じた展示会の活用のポイントを解説していきたいと思っています。
〇展示会に出店する時期は適切か?
まずは、展示会は当然、人気のあるフランチャイズチェーンとそうでないフランチャイズチェーンにはっきりわかれます。毎回フランチャイズの展示会に参加するとそのように感じます。
私は、弊社のクライアントのは特にこの点を留意してアドバイスを実施しています。なぜかというと展示会は、展示会参加者にとっては、非常にフランチャイズチェーンを横比較することが簡単にできる場であり、横比較した際に、見劣りする状況であれば、出店することが費用対効果を出すことが出来ない結果となるからです。それではあれば、その費用を別の広告費を含めた費用に投資する方が妥当であると考えております。
中には、なんでもかんでも展示会に参加のよう助言をされているケースを見かけますが、毎年展示会に参加しているフランチャイズチェーンは、大幅に入れ替わりしており、これは、展示会に参加したけれども、意味がなかったという結果が物語っているのではないかと思います。
まず、フランチャイズ本部構築や立ち上げを実施した企業様は、ぜひ、ご自身のビジネスモデルが果たして、今の段階で展示会に参加するべきか?をしっかり確認し、判断して頂きたいと考えております。
〇展示会の参加客層と自社のターゲットが一致しているか?
これは、マーケティングの視点でも非常に重要なポイントとなります。
独立開業のターゲットを狙っているのに、法人が多く参加される展示会に参加するのでは、正直あまり効果が出ないことは、よくご理解できることではないかと思います。
展示会の参加客層と何を目的に参加されているか?から自社の展示会参加の意味をしっかり明確にして頂き、参加して頂かないと意味がないものになるものと存じます。
多くの場合は、平日の昼間に展示会を実施しているということは、法人や法人の担当者、独立起業でも既に会社を退職している人等がターゲットになります。
独立開業をする場合は、やめる前に検討されるのは当たり前のことですので、この点にギャップが出ているものと考えます。
〇展示会はお客様に興味を持ってもらう場であること
展示会はお客様に興味を持ってもらう場です。
展示会の参加者は、限られた時間の中で、多くの企業を横比較したい、新しい情報を収集したいという目的で来場されています。
そのため、AIDMAの法則であれば、認知を起こし、印象を与え、イメージをもってもらい、記憶して頂くという点までが展示会の役割となります。
《A(認知)》
展示会のファザードが非常に重要となります。出るからには、ここはしっかりお客様の認知して頂くものにしなければなりません。そうすると費用もだだのブース費用ではすみませんので展示会の参加目的が重要なのです。
《I《印象)》
印象を与えるには、何をファザードで告知するか?が重要となります。この点が他のフランチャイズと比較して何が違うのか?強みをしっかりアピールできる必要があると存じます。また、展示会で声かけをするときのキーワードについてもこの点が関わってくるものと存じます。
《D(イメージ)》
お客様は、事業を認知して、印象を受ければ、自社でやったらどうなのか?のイメージがわかなければなりません。そのためには、簡単な事業説明を行わなければならないことになります。その結果、その場で商談に進むケースはまれですので、どうやって次のステップに進むかの仕掛けが必要になることになります。
《M(記憶)》
展示会に参加した結果としてお客様に何をもって帰って頂くことで、次のアクションに繋がるように覚えて頂くかも重要です。そのためのパンフレットや資料についても充分に吟味が必要となることになります。
展示会に参加されている方は知らないかもしれませんが、展示会参加者が外のゴミ箱で仕分けをしている光景をよく見ます。大量に情報を収集し、その中で情報の仕分けを行い、必要なもののみを持ち帰るということです。
その中に残るためには、最初に認知、印象、イメージと最後の資料がしっかりしていなければ、ゴミ箱行きとなるということです。その場で捨てなくてもオフィスに戻っても同じ行為をされていると思います。
今回は、フランチャイズ本部構築や立ち上げをされているフランチャイズ本部様に向けて、展示会の参加のポイントを簡単に解説させて頂きました。他にもいろろとポイントがありますが、また次の機会のブログで解説していきます。全ては費用対効果を考えて参加をされるようにしましょう。
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