新規事業のアイディア検討の際のポイント②

新規事業のアイディア検討の際のポイント②

本日は、新規事業のアイディアを検討する際のポイントについて前回に引き続きお話をしていきたいと思います。フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている企業様もぜひ、参考にして頂ければ幸いです。

新規事業のアイディアは、難しいと言えば、難しいものです。何が難しいかというと何をやればよいのか?ということではないでしょうか?

そこでいろいろな業態を見てマネされることもあると思います。

 

それをオリジナルでないとか?マネ=悪いなどと言われることが多くあります。

 

しかし、本当にそれはそうなのでしょうか?

私は、全く新しい新規事業もあるのはあるのですが、ほとんどが何かをマネしているものになるのではないかと思っています。

 

今回はその点について新規事業についてお話をしていきたいと思います。

 

1.マネは悪いことではない

私はマネは悪いことではないと思っています。

それは、今の上場企業をぜひ考えてもらえればと思っております。

どこの企業とは特に言いませんが・・・

 

・アメリカの最新企業を日本版で持ち込んだもの
・既存の商品やサービスの不満を一手間加えたもの

ではないでしょうか?

 

皆さんが思いつく俗に言う大手も全く新しいビジネスモデルというよりも既存のビジネスモデルに差別化要素を与えたり、既存のビジネスの不満にひと手間加えたものも多いと思っています。

 

それが悪いのではなくて、全く世の中に知られていないビジネスであれば、それはお客様にその商品やサービスを認知して頂くのに当然、時間が掛かります。

 

人は全く経験したことがないことには慎重になるものです。

時間がかかるということは、当然運転資金も必要ですから、充分な資金が必要になるということになると思います。

 

しかし、中小企業における新規事業においてそのような資金が充分に保有していることは少ないものです。つまり、全くの新しい事業の方がより、大手が取り組む内容ではないかと思っています。

 

既存のビジネスモデルがあるものであれば、それは成功ポイントを理解もしやすいですし、不満を改善するだけででも充分に差別化するものです。

 

つまり、マネは決して悪いものではないということです。

上記に加えて、海外からのフランチャイズ等でビジネスモデルを入手するということも大きな新規事業のポイントとなります。

 

国が違えば当然、全く新しい新規事業です。

しかも海外の運営ノウハウを理解し、実施するわけですから、実現可能性も高いということになります。

 

新規事業を検討される際には、ぜひ、上記のことを留意してアイディアを検討して頂きたいと思っております。

 

2.目標とするベンチマークを見つける

ではどのようなマネがよいのでしょうか?

次のような事例を参考にして頂ければと考えております。

 

・東京で売れているモデル ⇒ 福岡=新規ビジネス

 

 店舗型で全く違うエリアの成功モデルを新規事業にするパターンです。

 昔、関東でロストビーフ丼専門店がはやった時代がありましたが、それを見て、地方でもその専門店を新規事業として展開をするという方法があります。テレビ等のマスコミの普及により、消費者はその情報を知っており、それが自分が通える範囲にあるのであれば、来店しようと考えると思います。つまり、エリアが違えば全く同じ業態であっても新規事業として差別化するのです。

 

・ベンチマーク店の課題を解決⇒差別化になる
・ベンチマーク店の商品を取り扱う

・目標とできる部分だけでも真似をする

 

 これは、ベンチマーク(目標品質)となる店舗や業態を徹底的に成功モデルと課題を分析し、その課題を解決した形で新規事業にする方法です。また、目標品質の店舗の商品をそのまま扱うという方法もあるかもしれません。

 

 前述したように、他で売れているビジネスモデルであれば成功確率も高いということになります。その課題を解決するだけで差別化要因になるわけです。

 

・視察は積極的に実施することが重要
・疑問や不満からしか、商材は見つからない

 上記は視察から見えてくるものです。地方の方が関東に視察に行ったり、または海外に視察に行く方法もあるでしょう。そこで売れている業態については積極的に視察を行い、なぜ売れているのか?を検証すると新規事業のアイディアは山ほど眠っていると思います。

 

 しかし、どれだけ参考になるモデルでも疑問や不満がないビジネスはないものです。そこの改善策を見出すことができれば、御社独自の新規事業に充分なりえて、かつ成功モデルを継承することも可能であると思います。

 

 同じ業界や業態だけでなく、全く違う業態や業界にこそ、新規事業のアイディアは山ほど眠っています。ぜひ、参考して頂ければ新規事業のアイディアは見えてくるものです。

 

 上記はフランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されているフランチャイズ本部の皆様も継続的な業態の見直しの際にはぜひ、参考にして頂きたいと思っております。

 

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