新規事業のアイディア検討の際のポイント①
本日は、新規事業のアイディアを検討する際のポイントについてお話をしていきたいと思います。フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている企業様もぜひ、参考にして頂ければ幸いです。
★★新規事業のアイディアを検討する際のポイント①★★
本日は、新規事業のアイディアを検討する際のポイントについてお話をしていきたいと思います。フランチャイズ本部構築や立ち上げ等で新規事業をメインのお客様にも参考にして頂ければ幸いです。
新規事業を行う上で一番重要と考えているのは、
「既存事業の上乗せの売上」であると考えております。
では、売上の上乗せとなるのはどのようなビジネスのことを言うのでしょうか?
私は、次のものと考えております。
「売上の上乗せは新しい客層・新しいニーズ」
既存の事業で獲得が出来ない客層や新しいニーズをとらえるために、新規事業を行う。
これが一番事業の上乗せになる新規事業であると考えております。
その際に検討して頂きたいことは次の通りです。
①既存の顧客へのアプローチができるか?
〇ゼロから顧客獲得する新規事業のモデルはお客様の購入障壁が低いことがポイントとなります。(飲食やサロンなどの店舗型が主流)
〇上記でなければ、既存顧客へのUPセル商材を探す。
新規事業を行う際に一番大変なことが、顧客の獲得であると考えております。
ゼロからの出発という点では、開業と同じであり、開業の成功確率の低さは皆様もよくご存じであると思います。新規事業が唯一違うのは、「会社には、信用がある場合が多い」「開業よりも運転資金を充分に確保している」点ではないでしょうか?
それ以外は、開業とほぼ同じになってしまいます。
しかし、既存のお客様にアプローチができるような新規事業であればどうでしょう。
元々信頼があるところに対する新規事業ですから、お客様は話を聞いてくれるはずです。
つまり、このパターンが新規事業の立ち上がりを早期に実現し、失敗しない新規事業作りに繋がると考えております。
そうでない場合には、店舗型の比較的価格が低い商売であれば、ゼロの常態からも成功する確率は充分にあると考えております。それは、店舗型という特性上、購入障壁少ないることからそのように考えております。
②既存事業との顧客の相乗効果があるか?
〇既存事業も新規事業もお客様の両方の相互集客ができるか?
〇既存保有の不動産を有効活用できるというのも相乗効果
一番新規事業の良い点は、既存事業のお客様にアプローチできるだけでなく、新規事業からのお客様についても既存事業に誘引ができる事業ではないかと考えております。
商売で一番重要かつ難しいのは、お客様の獲得です。
それを互いに補完することで新規事業だけでなく、既存事業の売上も大きく変えるきっかけになると考えております。
また、新規事業を検討の方には、ご自身の不動産を有効活用したいという考えもあると存じます。これについても、賃料が掛からないというメリットから、新規事業を比較的成功に導く要因になります。不動産事業のお客様に入居して頂くというニーズだけでなく、事業による顧客ニーズを新たに取り組むということになるからです。
③従業員の相互利用が可能か?
〇今後は人手不足が課題。既存の従業員も相互利用できる体制が理想的。
更に検討頂きたいことは、既存事業の従業員を新規事業に相互利用可能かどうかです。
逆に新規事業の従業員を既存事業に相互利用することも考えられると存じます。
これからは人手不足が非常に重要な懸念材料となるものです。
既存事業が、従業員募集に難しい業種・業態であれば、新規事業で従業員を募集し、獲得していくやり方もあると存じます。従業員の希望にもよりますが、配置転換という考えも企業に魅力があれば、充分可能でしょう。
今回は、新規事業のアイディアの考え方についてお話を致しました。
次回の新規事業のアイディアを検討する際のポイントについて解説をしていきたいと思います。ぜひ、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方も参考にして頂ければ幸いです。
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