新規事業の課題とは?
本日は、事業が軌道にのってきた際に検討される新規事業についてお話をしていきたいと思います。フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている企業様もぜひ、参考にして頂ければ幸いです。
★★新規事業の課題とは何か?★★
一つの事業が軌道にのってきた際に、更に拡大を図るためにご検討される新規事業。
弊社にも様々な新規事業のご相談があります。
独自のビジネスモデルを構築して新規事業を拡大したいというご相談であったり、また、フランチャイズを活用して新規事業をしたい等様々なご相談です。
その中で既に新規事業を行っている方からもご相談があります。
そこでご相談が多い課題が大きく分けると3つほどあります。
その内容について本日はご紹介していきたいと思います。新規事業を検討されている方以外にもフランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている企業様にも参考にして頂きたいと存じます。
①人材やノウハウ不足
1つ目の課題は、新規事業を行う前の段階に多いご相談がこのご相談です。
新規事業を行う人材やノウハウがないというご相談です。
当然、中小企業において、新規事業の経験者がいることは少ない状況です。
経営者は開業という一番大きな壁を乗り越えてきていますが、実際に中小企業の従業員はそうではありません。そのため、新規事業を任されてもどうしていいのかわからないというご相談です。複数の事業を行う以上、経営者が新規事業に掛かりっきりというわけにはいけません。そのため、新規事業を誰に任せるかという点が課題になります。
また、商品技術やノウハウをどのように得るかが課題であるという話もよく聞きます。これを埋めるために、コンサルタントを雇ったり、フランチャイズ本部に加盟をされるのであると思います。
②新規事業のマーケティングの課題
新規事業を行ってなかなか軌道に乗らない、また、新規事業事態を間違ってしまったということも良く聞くご相談です。これは、最終的には、実施してみなければわかりませんが、中には、マーケティング調査の段階で新規事業が事業として成り立つ可能性が低い状態であることがわかるものも多く含まれています。
マーケティング調査が不十分なまま、新規事業を始めた結果、結局、うまくいかないというものです。当然、投資が伴いますので、今後新規事業を行う方は、この点はしっかり実施しておくべきであると存じます。
マーケティング調査をしっかり行っても事業は不確定要素を追いますから、なかなかうまくいかないこともあると存じます。しかし、その時も調査を実施した結果があれば、何が課題であるかの原因追及が容易であることは明白です。
また、事業選定の問題の問題もあります。そもそもの事業選定が間違っているということはよくあるものです。これはマーケティング調査でおおよそ解決ができますが、事業選定が根本から違う場合には、撤退ということもあり得るようになってしまいます。
そのため、新規事業は事業選定は慎重に取り組まなければならないということになります。
③販路開拓の問題
最後の課題は、販路開拓の課題です。マーケティング戦略が弱い場合には、販路開拓は同じように苦戦しますが、マーケティング戦略がしっかりしていたとしても、販路開拓は簡単にいくものではありません。新規事業であろうとゼロからの販路開拓は開業と同じ状況となります。
全ての事業において顧客との関係づくりが一番大きな労力でもあり、更に一番コストもかかり、時間もかかる点となります。そのため、新規事業を始めてすぐに軌道に乗るような店舗型のビジネスを除いては、この点をしっかり事前に検討して頂く必要があると思っています。
上記、3つが新規事業を実施する上で特に多い課題となります。これから、新規事業を行うことを検討されている方は、ぜひ、上記を参考にして頂き、対策を検討した上で実施して頂きたいと考えております。
また、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方も、新規事業に対して提案する本部は沢山あると思います。上記をクリアしたビジネスモデルをご提案して欲しいなと考えております。
具体的な改善策は今後のブログの中でもお話をしていきたいと思っています。
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