スーパーバイザーの3種の神器とは?
《スーパーバイザーの3種の神器とは?》
フランチャイズ本部構築・立ち上げを行った際の加盟店の指導を行うスーパーバイザー。
スーパーバイザーは、レギュラーチェーンの店長の管理・指導も行います。
今回は、スーパーバイザーがの3種の神器について解説します。
1.スーパーバイザーの3種の神器とは?
これまでのコラムでフランチャイズ本部構築や立ち上げ、レギュラーチェーンのスーパーバイザーは、事前準備が重要であることをお話しております。
スーパーバイザーを事前準備を行うためには、最低限何が必要なのか?
私は、自身のスーパーバイザーでの体験及び現在数多くのフランチャイズ本部やレギュラーチェーンの支援を行う中で次の3つであると思っています。
①行為計画
②ミーティング
③店舗確認
これは、P-D-CーAという管理サイクルを回す上にあったって重要です。
つまり、
①行為計画(Plan)
②ミーティング(Do)
③店舗確認(Check、Action)
ということです。
では1つずつ見ていきたいと思います。
2.行為計画とは?
行為計画は、次のようなものから成り立つと思います。
〇数値計画・・・担当する店舗の売上や利益やKPI等の数値計画
〇行為計画・・・具体的に上記を達成するために実施する計画(5W2H)
〇数値進捗管理・・・上記の計画を数値で進捗管理し改善
〇行為進捗管理・・・数値だけでなく、行為についても進捗管理し改善
〇個店改善課題改善計画含む・・・その他、個店独自の改善計画と進捗管理
上記のような計画が担当するエリアでも、個店でも必要になるものと思います。
3.ミーティング
ミーティングは、数値計画や行為計画の内容を共有し、教育する場となります。
フランチャイズ店であれば、加盟店の経営者や店長となる場合もあれば、従業員も交えてということになることもあるものと存じます。
〇臨店打合せ・・・売上・利益改善するために数値だけでなく、行為も打合せ
〇従業員会議・・・従業員も交えて行為や数値を共有し、実行を促すための行為となります。
上記で一番重要なことは、計画の精度などもありますが、具体的に行動に動いてもらうための動機付けとなります。
4.店舗確認
店舗確認は、指導を行ったカルテとなります。具体的に成功モデルの実施状況をチェックするだけでなく、売上・利益を具体的に改善する行為計画のチェックもこの店舗確認で実施します。
ほとんどのフランチャイズ本部では、売上を上げるのは現場であり、現場のチェックや確認が重要となるのです。
その際に重要になることは、
〇売上・利益改善の視点
〇成功モデル実施状況の視点
〇改善状況は検証を実施
ということになります。
上記の3つがあり、初めて機能するものであると考えております。
更に上記3つが円滑に動かすためには、相手先との信頼関係となります。
この信頼関係があって初めて、真の計画が作成できますし、ミーティングも円滑にでき、更に店舗確認で指摘した事項が改善されるようになるのです。
ぜひ、フランチャイズ本部構築や立ち上げ、レギュラーチェーンのスーパーバイザーの育成をご検討されている企業様は参考にしていただければ幸いです。
詳細は、今後のブログでも触れていきたいと思います。
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