女性は限定ものに弱い?

女性は限定ものに弱い?

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本日は今よく使われている『限定』についてお話をしたいと思います。販売を上げるために効果的なと言われる限定ですが、どんな使い方が良いのでしょうか?

2014年のマイナビウーマン調べによると(n=355)
あなたは「限定品」に弱いですか?という問いに
はい…54.6% いいえ…45.4%と比較的女性には響きやすい
言葉のようです。

限定品というものが売れるのはなんでなんでしょうか?
①限定化されることで価値が上がる。
②後で購入できない
③検討の時間が少ない
④決断の後押しに繋がる

要は価値が上がり、時間的制約が購買意欲を喚起するのでしょう。

効果的なフレーズは次の順で番号が若い者ほど、強くなるものと思います。
①本日限り ②限定〇個 ②〇〇期間限り ③季節限り

「今だけ感」を出したフレーズの方が、訴求効果は高いということです。

11月11日は中国で『爆買』セールが有名ですが、これも『本日限り』という効果で大きな成果を上げています。

ではなんでもかんでも限定を設ければいいかというとそうでもないと思います。昔は良く行われた紳士服の『閉店セール』。
最初は効果があったでしょうが、回数を重ねるにつれて、当たり前のようになっています。

つまり、『同じことをやればやる程、最初より効果が下がる』という現れなのだと思います。

ということは『やたらめったに』やればいいというわけでなく、タイミングが重要ということだと思います。
つまり、購買刺激策であるということです。

私は、限定をする理由は、『次の購入に至ってもらうための』お試しが必要な場合だと思っています。

つまり、限定は、あくまでも来店を促すための『フック商品』であり、その後の『本商品』の販売に繋がらなければ意味は単発の売上だけであり、意味がありません。

例えば、『新しいお客様に自店の味を知って頂き、継続的に購入してもらうため等』

そう考えると、地域の商圏のお客様の需要を知り、販売を上げるためのマーケティング戦略をもとに、この『限定』を組まないとあまり意味がないものなのでしょう。

是非、『限定』を取る理由は、『本商品を売る為』の仕掛けと思って戦略的に、新しい企画を継続的に検討する必要があると思います。

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