出店の際に必要な調査・顧客調査
本日は、店舗の出店やフランチャイズ本部展開等を行う上で、出店に必要な調査の第2弾のお話をさせて頂きます。 前回、市場の状況や商圏の調査のことをお話致しましたが、次は、顧客調査となります。
商圏が決まれば、そこのお客様について調べることが重要です。 アンケート調査等もありますが、中小企業では費用的に難しい部分がありますので、ここでは 人口統計調査の結果からおおよその予測をつけます。 特定して頂きたい情報は次のポイントです。
〇お客様はどのようなお客様が住んでいるのか
来店される可能性があるお客様の層を検討します。
年齢はどれくらいが多いのか?
世帯人数はどれくらいなのか?
所得はどの程度なのか?
家計支出の情報などから、来店される可能性が高いお客様のターゲットを特定します。
このターゲットが合わない場合は当然、出店地域や場所を変更しないといけません。
〇そのお客様の需要はなにか?
お客様の需要は次のようなことからわかります。
☆ネットの情報
お客様の興味や悩みは、ネットで検索されることが多くなってきました。
Googleのキーワードプランナーは一つ活用ができます。
地域で検索される用語によって、どういうニーズがあるのかを調べることが出来ます。
☆競合店の調査
競合店の情報は次回お話致しますが、競合店の品揃えやメニュー等をみるとお客様の嗜好や ニーズが見えてきます。
その他にも手法はございますが、今回は2つお話致します。
〇広告媒体は何を見ているのか?
これは販売促進を検討する上で重要です。その商圏のお客様が何を見て購買しているのか? どのようなものが売れているのか?
つまり、お客様のターゲットを調べて、どのようなニーズがあるのかを仮説を立てて、情報を伝える手段が何が効果的な考える。 その上で自分が提供する商品やサービスがこのエリアに即しているのかを考えることが重要です。
そして、エリアに合うということになると品揃えする商品やサービスの中身を検討していくことになります。
簡単ではありますが、最低限必要なポイントを明記しました。 あくまでも店舗繁栄はお客様のニーズと合致して初めて商品やサービスが売れます。
この点をしっかり考えて、店舗の商品設計を行うことが重要です。
更に調査が続きますが、続きは次回のメールマガジンで公開します。 具体的な手法につきましては、今後のメールマガジンでも公開していきます。
★★★★★本日のポイント★★★★★
顧客調査はターゲットとニーズとどのようにそれを伝えるのかを明確にすることです。
これがぶれている出店や品揃えは効果を上げませんので充分な調査が必要です。
実践して初めて、意味があります。実践されなければ結果は出ませんので、自店で出来ているかどうかのチェックも含めて確認して頂ければと思います。
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