出店の際に必要な調査①

出店の際に必要な調査①

本日は、店舗の出店フランチャイズ本部展開等を行う上で、出店に必要な商圏調査出店調査についてお話を致します。出店の際の相談を受けることが多くあります。
その際にいつも出店に必要な準備をお話しております。

全てにおいて重要なことはマーケティング戦略です。

これは流通だけでなく、店舗でも重要なことです。

これによって、出店にあり方も変わってきます。

では、事前に何を調べれば良いのでしょうか?

まずは、新規創業であれば、何をするかというビジネスプランだと思います。

これがないと調査もできません。まずは何をしたいのか?それはなぜ自分が出来るのか?を明確にする必要があります。その次は、具体的には調査に入るのですが、

まず大きく言うと次のようなことを考えて頂きたいと思います。

☆市場調査

最初に必要なことは何をやるかという際にその市場はどうなのかということを調べてないといけません。
市場が飽和になっており、減少している市場が多いですが、縮小している市場でも伸びている部分はあります。

例えば、食という市場は人口減少により、減少していきますが、外食は減少傾向でも中食は増加傾向です。また、同じ外食でも朝食という需要は伸びております。

また海外という視点を考えれば伸びる要素はあるでしょう。

業界としてどうなのか?法規制はどうなのか?等を徹底的に調べます。

市場は伸びているところだけでなく、リスクも必ず調べます。

市場が縮小しているからだめではなく、何が伸びていて、何が縮小しているのかを明確にすることが重要なのです。

☆商圏調査

次は、商圏に調査について調べます。
出店したい場所をおおよそ目途をつけるために人口統計調査で人口特性や住民特性、地域特性や商業特性等を調べます。ここで狙う商圏の目途をつけて、物件探しということになります。
物件が見つかれば、その物件を軸に更に人口統計調査を活用し、詳細を更に調査します。

ここで明確にしたいことは、ただ人口が多いではなく、お客様としてのターゲットをどうするのか?そしてそのお客様のニーズは何か?の仮説を立てることになります。

更に交通量調査や導線調査を行い実勢商圏明確にしていきます。実勢商圏から人口等が算出されます。また交通手段なども明確になるため、徹底的に実施します。

ここではお客様に焦点をあてて調べることが重要となるのです。

更に調査が続きますが、続きは次回のブログで公開します。

具体的な手法につきましては、今後のブログでも公開していきます。

★★★★★本日のポイント★★★★★

出店に当たってはまず市場調査、そして商圏調査が重要です。
お客様のターゲットとニーズを明確にすることが第一歩です。

実践して初めて、意味があります。実践されなければ結果は出ませんので、自店で出来ているかどうかのチェックも含めて確認して頂ければと思います。
 

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