人手不足時代に従業員の募集内容を変える!!
フランチャイズ本部構築や立ち上げや多店舗展開の際によく聞かれる店長教育について。その中でも今回は、前回からの続きで人の募集内容について、お話をしていきたいと思っています。
1.フランチャイズ本部構築・立ち上げや多店舗展開の店長教育で聞かれる従業員募集方法
フランチャイズ本部構築や立ち上げ、多店舗展開支援の際に店長教育を行うことがよくあります。
その際によく言われるのが人手不足の問題。
今回は、その中で質問の多い、従業員募集の方法についてお話をしていきたいと思います。
店舗の業態はよく、売上・利益共に良いけど、人が・・・・
そういう店舗がここ最近非常に多くなってきました。
フランチャイズ本部構築や立ち上げ等を実施しているとそれが原因で拡大が出来ないという意見も出てきているほどです。
その中で人の募集するは、奇策はないのか?と聞かれます。
私は、募集する媒体や方法は、過去の成功事例以外は正直、他にあるかというと疑問のところがあります。
ですが、告知する内容についてはまだまだ工夫ができるのではないかと思います。
それは、私が客観的に見て、「どこも同じ・・・」ということです。
皆さんも求人誌や求人内容を見て頂ければわかりますが、店名のブランドや働く時間、時給、働く場所等の以外に同じような仕事である場合は大きく違いはありますでしょうか?
そうすると当然、単なるイメージと時給などに左右されることになると思います。
これは、例えば、飲食店のポータルサイトでも同じことが言えるのではないでしょうか?
結局、上位に表示されるところが優先されるという点です。
しかし、店舗では売上を上げるために各社様々な努力を行っています。
業態を差別化させるために、専門店化したり、他と何が違うのかを工夫して広告の中で表現したりしています。その結果、お客様のニーズに対して購買する判断基準を与え、購買して頂いているのです。
私は、それを求人募集の内容に応用がなぜできないのか?という点で疑問に思うことがあるのです。つまり、求人もマーケティングと同じで差別化が必要であり、それを告知することが重要ではないかと思っています。
2.どうすれば求人募集も差別化できるのか?
求人募集を差別化させるためには、3つの視点で分析することが重要であると思います。
それは、マーケティングと同じ3C分析と呼ばれるものです。
3C分析は、お客様(求めている従業員)と競合と自社の3つになります。
お客様は売上がなかなか上がらない店舗によくあるパターンが皆さん誰でも来てほしいということがあります。
それが、逆にお客様に伝わりずらく、来店を促せないケースです。
求人も同じだと思うのです。
つまり、人手不足に困っていると誰でも・・・・と思われがちですが、ここはあえてターゲットを絞り込みをした方が良いと思います。主婦にきてほしいのか?学生なのか?フリーターなのか?ここを絞り込むことでその人達の働く動機が変わりますので、当然、求人募集する際の内容も変わると思います。
従業員の調査では、ターゲットを絞り込み、その方々のニーズを調査し、どのような場面で自店で働いてくれるのかのシーンを調査していくことが重要だと思います。
(私が過去自分でも店長時代に実践で理解してきた各ターゲット毎のニーズはまた、別のブログで明記していきたいと思います。)
次にそのターゲットが他のどのような店舗を志望する可能性があるのか?求人誌や求人サイトを見て、強いところ、弱いところを調査します。
最後に、そのターゲットが自店を応募してくれる上にあたっての、自店の強みや弱みを調査し、ターゲットのニーズがあるところで、自店の強みとなる部分を強調し、求人募集の内容を決定するという方法はどうでしょうか?
当然、求人の見出しも変わると思います。
ネットでの募集が多い中、求人募集のタイトル部分は非常に重要になっています。
また、記載するPR文も変わると思います。当然、掲載する写真もそうだと思います。
ぜひ、実践して頂ければと存じます。
正確に分析し、正しい戦略となっていれば成果は変わってくると思います。
私は、人が集まらない理由は、応募者は「ほとんどみなさんのことを見ていなかったり、気にしていない」要因がまだまだ高いと思っています。
ぜひ、気づいてもらえる求人募集の内容のヒントにして頂ければ幸いです。
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