成功する店長教育3つの秘訣!!
本日は、多店舗展開やフランチャイズ本部構築・立ち上げなどを行う上で必要な店長教育について、どのようなことを実施すればよいのか3つのポイントで話をしていきたいと思います。店長研修を計画されている方はぜひ、ご参考にして頂ければ幸いです。
1.店長教育に必要な3つの秘訣!!
前回は店長がなぜ重要なのか?について徹底度が下がることであることをお伝えしました。
今回はその徹底度を改善するための店長教育についてお話をしていきたいと思っております。
私は大きく分けると3つのポイントが重要であると考えております。
その前に次のような店長がいたら、非常に良いと思われませんか?
〇各お店の業態がなぜ?うまくいっていて何がうまくいかないのかしっかり把握している店長
〇その内容を踏まえて各お店の売上・利益を上げる戦略を独力で考えることができる店長
〇戦略を立てたことを従業員に徹底ができ、検証ができる店長
実は、上記ができる店長が数値改善ができる店長なのです。
くれぐれも接客をよくするための研修や動機づけ研修などはその一部であって全部ではないと思っています。
では具体的に見ていきたいと思います。
①成功モデルを正確に把握する店長教育が必要である。
店長と数多くお話すすることが多いですが、自社や自店の成功モデルを正確に把握している方は非常に少ないと
いうのが非常に残念です。
徹底度の話も致しましたが、あくまでも成功モデルを水平展開をするから多店舗展開は成功するのであって、次の段階が各お店では独自の個店主義をとることであると思います。
優先順位はあくまでも・・・・
自社の成功モデルを把握する ⇒自店の環境を正確に把握する ⇒成功モデルをベースにして個店主義をとる
の流れです。個店主義だけでいくのであれば、1店舗の個人店と同じです。
全てゼロから設計していかないといけません。
では成功モデルはとは何か?
次のようなことを正確に自社でも分析し、店長に教育することが重要であると思っております。
それは、以前からお話している、「商品」「商圏・立地」「サービス」「販促」の4つのポイントです。
- 「どのようなお客様のどのようなニーズに対して、どのような利用のタイミングで、どのような商品を提供し、いくらで提供しているから成功ができている」
「それはどのような商圏や立地だから成功ができる」
「お客様の再来店を促すためにこのようなサービスを行っているから成功できている」
「お客様の新規来店や再来店を促すためにどのような販促サービスを提供しているから成功できるている」
・・・・等
これをしっかり分析し、店長に教育を行うことが必要であると思っています。
このことで自店の経営モデルの基礎を理解することができます。
また、重要性も認識することになるので、物事を決定する際の判断基準を与えることができます。
②個店で売る戦略を立てることができる
個店で売る戦略を考えるためには、当然、商圏や立地の情報を正確に把握しなくてはなりません。
このことが、お客様を知るまずベースになるからです。
そのため、商圏調査の方法や立地調査の方法、導線調査の方法の3つを知ることが必要です。
更に、その情報をもとに分析をする方法や売上を上げるための商品やサービスや販促方法などを検討する必要があります。その戦略の立て方をしっかり理解し、独力でできる必要があると存じます。
上記をマーケティング戦略と呼びますが、この戦略を立てるための教育が必要となります。
③従業員の戦力化及びマネジメントができるようになる教育が必要となる
戦略は立てても実行されなければただの絵にかいた餅です。
それを実行するためには、従業員の戦力化が必要となります。
そのために従業員を戦力化するための仕組みと教育と評価が必要になります。
上記を実現する手法を店長教育として教育する必要があると存じます。
2.店長教育を実践するために
上記の教育を体系的に実施することが一番望ましいですが、すべてをやることが出来ないということでしたら、最低限できていない点、弱い点を強化する必要があると思います。
そのためには、店長の各問題点を正式に把握する必要があると存じます。
今後、更に具体的な内容について触れていきたいと思っております。
多店舗展開やフランチャイズ本部構築・立ち上げを検討をされておられる方はぜひ、引き続き確認を頂ければ幸いです。
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