看板の力

商圏調査・出店調査・エリアマーケティング・看板

看板の力

 
本日は、この内容についてお話をしたいと思います。
店舗のは看板があります。ネットの社会になってきている今でもこの看板非常に重要なのです。
 
日本政策金融公庫の『外食に関する消費者意識と飲食店の実態調査』(2013年12月18日)によると次の統計結果となっております。
 
◎外食先の情報源調査
 
1位:お店の前を通りかかって:38.8%
2位:家族・友人・知人からの口コミ(ネット外):31.6%
3位:看板表示板をみて:21.5%
4位:お店のホームページ:20.0%
5位:口コミサイト:19.8%
6位:情報サイト:19.2%
7位:家族・友人・知人からの口コミ(ネット):18.7%
8位:フリーペーパー:15.8%
9位:タウン誌:11.2%
10位:折込広告:9.7%
 
1位と3位がずばりリアル店舗の店舗と看板となりますが、それだけで、60.3%という状況で、いかにリアル店舗が重要であるかがわかると思います。
 
次は、口コミ。ネットとネット外を併せて50.3%。
 
そして、ネットのポータルサイトやホームページということになっています。39.2%
 
フリーペーパーやタウン誌については27%程度になっており、時代の変化なのでしょうか?しかし、九州等ではこの割合はまだまだネットよりも肌感覚では高いと感じます。
しかし、いずれ、ネットの世界がくるのでしょう。
 
つまり、集客としては、店舗とその看板、口コミを押さえていないと集客に繋がらないということになります。
 
本日は店舗とその看板となりますが、これはずばり立地と店舗設計の問題となるのでしょう。
 
看板は実は同じものでも、配置する立地や場所によって全然見え方が違います。つまり立地に応じたデザインや大きさをしなければ目立たないということになるのです。
 
また、商圏に応じても看板の内容や大きさは変わってくると思います。
 
例えば、赤色の看板が多数あるところに赤色の看板を出しても目立たない。そうです、現場でしっかり確認しないといけないということです。
 
また、店舗の向きも店舗前面の道路や歩道からはっきり見える内容でないとなかなかお客様に気づいてもらない。そうでない立地については当然、工夫をしなくてはらなない。
 
しかし、ここ最近、この立地や商圏を簡単に考える方が多くなっているように感じます。
 
店舗は高い買い物です。簡単に移転等ができるものではありません。
 今一度、店舗の立地や看板の重要性を再確認して頂ければとぞんじます。

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