フランチャイズ本部構築・立ち上げはプラットフォームビジネス!!
〇フランチャイズ本部構築・立ち上げはプラットフォームビジネス!!
本日は、フランチャイズ本部構築や立ち上げについて、いつも私がお話するプラットフォームビジネスについて解説をしていきたいと思います。
私は、フランチャイズ本部構築や立ち上げは、
「プラットフォームビジネス」である
と考えております。
プラットフォームとは?
「基盤」や「土台」「環境」を意味する言葉です。
つまり、何かのビジネスの基盤となるビジネスモデルになることがフランチャイズ本部構築や立ち上げではないかと思っております。
例えば、現在社会基盤となっているコンビニ業界ですが、これは皆さんがご存知の通りプラットフォームの代表的な例ではないかと思っております。
コンビニ業界は、ほとんどがフランチャイズビジネスモデルを採用しており、直営店での収益ではなく、フランチャイズ加盟店からのロイヤリティによって成り立っています。つまり、本部はコンビニ店という事業モデルを加盟店に提供し、販売網は加盟店というアライアンスにより実現しているのです。
本部の役割は、加盟店が売れる環境を整えるためのプラットフォーム(基盤)となっているのです。更に、コンビニ本部は、アライアンスは販売網だけではありません。
本部を通じて様々な商品開発や商品の提供もアライアンスによって実現をしています。例えば商品開発。これはメーカーや協力する関係向上と共にアライアンスを組んで実現しています。
物流もコンビニの看板を背負って、車が配送されていますが、これも外部の運送業者等とアライアンスを実現しているのです。つまり、メーカーや運送業者もコンビニ本部というプラットフォームを通じて、商品の提供や事業として成り立たせているのです。
私は、今後の事業については、「アライアンス」が大きな事業のポイントになると思っております。人口減少や人手不足の中、今後、自社で全て内製化することは難しい環境になっております。他の業者や企業との「アライアンス」の関係により、事業をより速度を早くし、変化をもたらせることが重要であると考えております。
販売網も自社だけでは速度を速めることは出来ないものと思っております。単店の利益であれば自社で販売した方が良いかもしれませんが、速度を早く展開するのであれば当然、アライアンスとなります。そのアライアンスの手法がフランチャイズ本部構築や立ち上げではないかと思います。
販売網を構築するだけでは、事業の変化についていくことができません。多くのフランチャイズ本部が出来ていないのは、販売網は設けたけれども、時代の変化に本部がついていっていないことではないかと思います。
次々の新しい商品開発やサービス開発を実施し、加盟店という販売網に提供する必要があると思います。そのためには、関連する企業とアライアンスを組む必要があります。関連する企業は、フランチャイズ本部に属する加盟店を力を借りて新たな収益生む仕組みをつくることで繁栄させるのです。
そのような環境を提供することがフランチャイズ本部には必要に感じます。現在、伸びていないフランチャイズ本部では、加盟店とのアライアンスという関係が構築できていないところもありますが、入り口である関連企業とのアライアンスが構築できていないため、時代の変化に対応が出来ていないように感じます。
プラットフォームというとどうしてもネットを考えることが多いように思いますが、リアルなプラットフォームとしてフランチャイズ本部構築や立ち上げは機能することができるものと考えております。
今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討の方は、ぜひプラットフォームになることを目指して頂きたいと考えております。そのためには、加盟店の開発だけでなく、次なる変化をもたらせることができる本部であって欲しいものです。
今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討の方の参考になれば幸いです。
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