セカンドキャリアでフランチャイズを活用するメリット・デメリット
今回は、「セカンドキャリアでフランチャイズを活用するメリット・デメリット」について解説をしていきたいと思います。
◯セカンドキャリアでフランチャイズを活用するメリット
セカンドキャリアでフランチャイズを活用される方が増加しています。
ここ直近のフランチャイズ加盟募集の状況をみても、50歳以上の比率が増加しているのです。
これまでサラリーマンで働いた方が、子供さんが育ってきて、手が離れてきたタイミングでセカンドキャリアで独立するという動きです。私はとても良い傾向であると考えております。
セカンドキャリアでフランチャイズを活用するメリットは、なんといっても「未経験分野」で独立開業ができることであると思います。「これまで営業職で働いてきた。しかし、今後は飲食店を始めたい。でもこれまで飲食店をやったことがないからとても不安」そんな時に、未経験でできるフランチャイズは、全く違うセカンドキャリアを形成することができるのです。
フランチャイズは、基本的にはこれまで成功してきた経営ノウハウをパッケージ化して、販売しています。販売にあたっての重要なポイントは再現性です。これまでの成功したノウハウが未経験の方でも再現できるようにするということに力を入れているフランチャイズ本部は多いものです。そのため、セカンドキャリアのメリットとして活用することができるのではないかと思っています。
セカンドキャリアで独立開業される方が、フランチャイズを活用する際に重要なことは、上記は一般論であり、フランチャイズ本部によって異なるということです。つまり、再現性があるように思えるフランチャイズ本部でも実は全くノウハウを持っていなかったり、成功するためには、継続的な経営指導がないと困難ですが、この部分を軽視しているフランチャイズ本部は多いものです。
未経験で出来ることがフランチャイズ加盟のメリットですので、本当にノウハウは持っているのか?初期研修はどの程度でどのような内容なのか?定期的な経営指導はどのような内容でどの程度の頻度で実施されているのか?をしっかり、フランチャイズ本部に確認し、納得ができることが重要なポイントとなります。
◯セカンドキャリアでフランチャイズを活用するデメリット
セカンドキャリアでフランチャイズを活用するデメリットは、通常、同じ業種業態で開業するよりもコストが余分にかかることです。フランチャイズ加盟は、通常は初期段階で加盟金や研修費等を支払い、定期的にロイヤリティ等の支払いを実施します。そのため、通常、全く同じ業種業態を開業するよりもコストがかかるのです。
コストがかかる代わりにノウハウや定期的な経営指導を得ることができるので、前述したノウハウがないやフォローがないのであれば、フランチャイズに加盟するメリットがありません。そのため、ノウハウが果たしてあるのか?という視点が重要なのです。
デメリット2つ目は、セカンドキャリアの方は、これまで様々な経験をすることで、知識を多く持っています。それを当然、自分の事業で活用しようと思うと思いますが、フランチャイズでは、なんでもかんでもやっていいということではないということです。基本的にはフランチャイズ本部の方針に従って、自分の知識や経験を活かしていくという姿勢になります。
そのため、フランチャイズ本部の方針と元々自分の考えが一致しているかどうか?はしっかり見極める必要があります。ここがずれていますと結局は後々で意見が合わなかったり、なんのために加盟しているのか?疑問が出てきてしまいます。フランチャイズ本部の方針や経営理念などに共感ができるかが重要なポイントとなります。
今回は、セカンドキャリアにおけるフランチャイズ加盟のメリット・デメリットについて解説をさせて頂きました。フランチャイズで新規事業・独立開業をご検討の方の参考になれば幸いです。
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