サブスクリプションをフランチャイズ本部構築で実現できるか?

サブスクリプションをフランチャイズ本部構築で実現できるか?

サブスクリプションをフランチャイズ本部構築で実現できるか?

サブスクリプションモデルとは、近年、多くの企業が取り組みを開始しているビジネスモデルであり、アフターコロナ以降取り組みを開始しようとしている企業も多い状況です。今回はサブスクリプションとフランチャイズ本部構築や立ち上げの関連性について解説をしていきたいと思います。

1.サブスクリプションとは何か?

サブスクリプションとは通常「サブスク」とも言われ、ある一定の金額を支払うとサービスを受けられるビジネスモデルです。近年では音楽配信や動画配信等の他、携帯電話の使い放題等もこのようなビジネスモデルになります。

どちらかというと、ソフトに関連するものがサブスクリプションになりますが、店舗型で言うと、24時間フィットネスジムなどは、定額料金で使い放題ですし、近年では通い放題のエステサロン等も出てきており、今後ますますこのようなビジネスモデルが普及してくるものと存じます。

背景としては、企業のストック型ビジネスモデルへの関心の高さがあるのではないかと思います。ビジネスモデルにはフロー型ビジネスモデルとストック型ビジネスモデルがあり、フロー型とは、その都度、契約等により、大きな売上が立ちますが、継続的に新規顧客を獲得しないと売上が上がることができません。逆にストック型ビジネスモデルは、1件で大きな売上とはなりませんが、継続して毎月収益が上がり、売上の目途も経ちやすく、顧客が累積していきやすいため、売上が安定して上がる効果があります。また、既存客の離脱防止に関するコストと新規顧客の獲得コストは大幅に新規顧客獲得コストが高い結果となります。結果として利益体質も良くなるのです。

ビジネスモデルは、ストック型がないと継続して売上を上げることは困難となります。そのため、この「サブスクリプション」を導入する企業が増加しているのです。

2.フランチャイズ本部構築や立ち上げがサブスクと思える理由

フランチャイズ本部構築や立ち上げは、自社事業を加盟店に貸し与え、継続的に経営相談サービスや新商品開発等を提供するサービス業務です。この中でサブスクリプションに該当するものが、ロイヤリティやシステム使用料になるのではないかと思います。

フランチャイズ本部構築や立ち上げした本部のロイヤリティは、売上毎に分配する方法もありますが、一定の定額にする方法もあります。ロイヤリティの理由は、商標やビジネスモデルや経営ノウハウの使用料のほか、経営相談サービスもあります。つまり定額でサービスが受けられるシステムにをつくることになります。

また、それ以外にある一定のシステムを使って頂くことで、システム使用料も加盟店から費用として頂く場合があります。これは一般的的には定額で金員を徴収しますので、サブスクリプションに近いサービスではないかと思っています。

つまり、通常の音楽配信や動画配信サービスは、企業が個人に対して行うサブスクリプションであるのに対して、フランチャイズ本部構築や立ち上げは、企業が企業に対して行うサブスクリプションではないかと思っています。

完全に同義ではありませんが、サブスクリプションを導入する企業目的であるストック型のビジネスモデル及びある一定の定額の収益を生みたいという目的は達成しやすいビジネスモデルがフランチャイズ本部構築・立ち上げではないかと思います。

自社でサブスクリプションのビジネスモデルを導入してみたいが、なかなか見つからないという企業は多いものです。そこで諦めるのではなく、元々のサブスクリプションの目的の達成であれば、フランチャイズ本部構築や立ち上げは実現できる可能性もあります。今後、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討される企業様の参考になれば幸いです。

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