フランチャイズ本部構築における研修費の設定方法とは?

フランチャイズ本部構築における研修費の設定方法とは?

フランチャイズ本部構築・立ち上げをされる方からご相談の多い研修費の設定tについて解説していきます。

前回に引き続き、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている企業様向けに研修費の設定について解説をしていきたいと思っております。

 

1.研修費用とは何か?

加盟金についてでも解説を実施致しましたが、フランチャイズは本部が加盟店から費用として請求するもにのは、それぞれなぜ必要なのか?を具体的に明記する必要があります。

この点について、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方については留意して頂く必要があると存じます。

 

研修費の多くは、初期研修費として費用項目を検討されている方が多いと思います。また定期的にフランチャイズ加盟後の定期研修を実施するのであれば、定期研修費用を設定する必要があると存じます。

 

また、研修の合格者に加盟資格を与える場合には、加盟資格がいなくなった際はどのような処置をとるのか?やそのための研修制度はどうするのか?など詳細に決定をする必要があるものと存じます。

 

上記からご理解頂けると存じますが、フランチャイズ本部構築や立ち上げを実施する企業にとって、研修費用といっても実際は様々な内容があり、その様々な内容について、具体的に何をどのように実施するか?そしてその費用はどうするのか?を検討する必要があります。

 

2.研修費用の設定はどのように実施するのか?

ではフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施する企業はどのように研修費用を設定すれば良いのでしょうか?

 

〇原価を算出する

まずは、原価を考えないといけません。

研修費の原価は大きく分けると人件費が発生すると存じます。

また、研修で使用するテキスト代なども必要でしょう。

更に研修会場費用も考慮にいれなければなりません。

そして、最後には、加盟店の希望エリアで実施する場合には、出張旅費費用や宿泊費用なども考慮に入れる必要があると存じます。

 

当然、研修費用とは、別の徴収スタイルにするという形もできるものと存じます。

 

〇他社の研修費用を研究する

次に重要なことは、他社の研修費用を研究することです。それは、最終的にいくらの売価をつければ良いかという視点で重要となります。

 

ここで重要なことは、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方としては、同じ業界だけでけでなく、同じようなターゲット層を狙っているフランチャイズ本部についても研究しなくてはならないということです。

 

フランチャイズ本部の選定は、商材ととらえている方も多く、違う業界も合わせて自分にあった仕事や事業を探しているものです。

 

〇最終的には初期総額に照らして検討する

最終的には、加盟初期に掛かる総額に照らして、妥当であるかは必ず評価しなくてはなりません。原価の積み上げや費用の積み上げ、実際に出来上がったフランチャイズ本部構築や立ち上げの仕組みが実際購入される加盟者の購買範囲を超えては全く意味ないからです。

 

ここで重要なことは、研修費用は、定期研修や追加研修にも影響を与えることになるということです。定期研修や追加研修も当然、原価を算出し、他社の費用も考慮に入れながら、またランニングコストとしての加盟店の購買範囲も併せて検討しますが、ここの数値と初期研修費が全く整合が取れないものになっては、公平公正なものとは言えないからです。

 

初期開業費用は、当然、その後の売上・利益モデルシュミレーションからどれくらいで投資回収可能か?という視点でも研修費の最終的な評価が必要となります。

 

上記は、最低限、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている企業様は研修費用を検討する際に、検討して頂きたいものと考えております。

 

更に詳しい情報については、弊社では無料相談も実施しておりますので、フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている方は、お気軽にご相談下さい。フランチャイズ化無料診断も実施しております。

 

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