若手スーパーバイザーの5つの実施して頂きたいこと

若手スーパーバイザーの5つの実施して頂きたいこと

フランチャイズ本部構築や立ち上げを支援しているとスーパーバイザーの研修を多数実施します。その際に質問の多い『若手スーパーバイザーの壁』について解説していきたいと思います。

1.若手スーパーバイザーに立ちはだかる壁

通常、店舗での実務経験を経て、スーパーバイザーになる方も多いと思います。業態によっては、スーパーバイザーの位置づけが違いますが、業態によっては、若手であってもスーパーバイザーになる業態も多数あります。

そのような際に、多くの場合にぶち当たる壁についてお話をしていきたいと思います。私も若手の時代からコンサルタントやスーパーバイザーを実施しておりましたので、その悩みの大きさはよくわかるつもりです。

実体験からも踏まえて、次のような壁があると思っています。

①若いからこそ、実務家でないとダメ。

 フランチャイズ本部構築や立ち上げ等でスーパーバイザー研修を実施していると必ずと言って、言うだけの方がいます。

 俗にいう評論家というのでしょうか?

 コンサルタント業界も非常にそのような方が多いのも事実です。

 抽象論を言って相手に考えさせる。これは間違ってはいませんが、それでお金を頂くコンサルタントやフランチャイズのスーパーバイザーの価値はありません。特に若いとそのような場合には、多くの場合、威厳がないためか?スルーされます。

 若いスーパーバイザーには具体的な方法論+一緒に実行するや率先垂範が必要となるのです。

②若いからこそ、接触回数が必要
 私は、現在でもそう思っています。信頼の比例は接触回数に比例します。1回で具体的な打ち合わせや提案ができなくても数回に分けて提案を実施すると通りやすくなります。

 これは、特に新人のスーパーバイザーには必要な方法であると思っています。高度な提案等が出来ないのであれば、逆に数で勝負する。根性論のように見えると思いますが、ぜひ、実行してみてください。みるみるうちに変わります。

③若いからこそ、聞くコンサルティングが重要。

 経験が浅いとどうしても、こちらからアウトプットをすることが難しくなる場合があります。そういう場合はぜひ相手の経験値をフルに生かして、具体的な方法論まで一緒に導き出しましょう。そのためには、聞くというコンサルティングが重要な要素となってきます。その話をまとめるというだけでも大きな進歩提案となります。

④若いからこそ、相手を深く知らないといけない

 経験が浅いとどうしても相手も不安というものが先に立ち、反論が多くなってしまいます。反論の裏では多くは、やりたくてもできない理由や相手への信頼感等があるものです。信頼感は上記の内容で構築していかなければなりませんが、相手を知るという視点は、経験が浅いからこそ必要な能力です。例えば、店舗の商圏について相手よりも詳しくなるや個店のお客様の動きをしっかり把握し、相手が反論する裏に何があるのかをしっかり情報収集するのです。

⑤若くても勝てる知識がある
 どれだけ経験が浅くても、店長などに提案する際に必ず勝てる知識があります。それは、他のお店の成功事例や失敗事例などです。店舗に属するとどうしても他のお店や他の業態などは目に見えにくくなるものです。他の事例を水平展開する情報はスーパーバイザーにしかできない情報です。これには当然、若いは関係ありません。

今回は若いスーパーバイザーに特に見につけて欲しい5つのことについて解説をさせて頂きました。更に詳細につきましては、今後のブログでも明確にしていきたいと思います。

フランチャイズ本部構築や立ち上げを検討されている皆様もレギュラーチェーンで展開されている皆様も参考にして頂ければ幸いです。

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