フランチャイズ本部構築を活用したブランディング

フランチャイズ本部構築を活用したブランディング

先日ご相談がありました。フランチャイズ本部を行うことでブランディングができるのか?というご相談です。今回はこの件についてお話していきたいと思います。

1.そもそもフランチャイズ本部構築や立ち上げがブランディングになるのか?

先日の質問でフランチャイズ本部構築や立ち上げがブランディングになるのか?というご質問を受けました。今回はその内容について解説を実施していきたいと思っております。

 

そもそもブランディングとは何か?という話になりますが、私はブランディングとは、

「あるエリア等でお客様に〇〇といえば○○(ブランド)を認知されていく活動」であると考えております。つまり、ある一定の商圏の中で、「バックといえば〇〇(ブランド)」と言われように認知されている状態のことを言うと思っています。

 

私たちのような企業ブランドを認知されるためには、通常次のような活動を実施しています。

 

〇どのようなお客様に認知して欲しいのか?のターゲットを決める。

〇どのようなブランドとしてお客様に認知して欲しいのか?というブランドイメージを確立する。

〇ブランドイメージを認知して頂くための方法は何か?を決定し、実行する。

〇ブランドイメージの確立ができているかを評価し、改善する

といった活動を継続して実施していくことではないかと思っております。

 

では、ブランドイメージは何で認知されるのか?ということになりますが、それは次のような手段で知って頂く行為を実施しているものと存じます。

 

〇広告宣伝を通じて、お客様にブランドイメージを伝える。

〇拠点数を増やし、お客様に拠点を通じて認知して頂く。

〇より多くのターゲットとなるお客様に利用し、購入し、使用して頂くことでブランドを認知して頂く。

 

このようなことを実施していると思います。

 

私はその中で一番のブランディングは、商品の販売数であったり、拠点の数が一番ブランディングの中では重要ではないかと思っております。つまり販売網や販路を最大限に拡大していくことがブランディングに一番繋がるのではないかと思っています。

 

それは、世の中のブランドが知れ渡っている企業を見たらわかると思います。

 

拠点1つで広告宣伝だけでブランドを確立しているものは少なく、多くの拠点で多くの販売数をもって、ブランドを認知しているからです。つまりスケール(数)の力がブランディングに大きな影響を及ぼしているものと考えております。

 

2.フランチャイズ本部構築や立ち上げとブランディングの関係

フランチャイズ本部構築や立ち上げを行う企業はより多くの販路を拡大し、より自社の商品を多数の多拠点で売る仕組みを構築するために実施します。

 

つまり、現状よりも販売網を広げることを目的にフランチャイズ本部構築や立ち上げを実施しているということです。

 

当然、ブランド化を図った業態や企業については、フランチャイズ本部構築や立ち上げを行った後の加盟店の開発も非常に優位に運びます。

 

しかし、フランチャイズ本部構築や立ち上げを実施し、加盟店の開発を行うことで多拠点化が進み、ブランディングが進むことも事実であると思っています。しかもそれは直営店で実施するよりも多資本で実施するため、加速度的に実施することができるものと思います。

 

また、フランチャイズに加盟する加盟店はブランドだけで加盟するものでもありません。ビジネスモデルや収益モデルに魅力を感じて、加盟の判断をします。つまり、ブランド以外の要素で、多拠点化を進めて、更に多拠点化が進めばブランディングも進む形が取れる手法であると思っています。

 

ぜひ、ブランディングを行うことを検討されている企業様はフランチャイズ本部構築や立ち上げを通じての多拠点化によるブランディングも検討されてみてはいかがでしょうか?上記の考えをご参考にして頂ければ幸いです。

 

今後も、継続してフランチャイズ本部構築や立ち上げに関するご相談の回答についてもこちらのブログから発信していきたいと思っています。

 

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