フランチャイズを活用した新規事業成功の3つの秘訣!!
先日、新規事業でフランチャイズを活用した新規事業の秘訣は何ですか?と聞かれました。
本日は、始めて新規事業を行う方、フランチャイズ本部初めて活用する方に向けて、成功の秘訣を解説します。
1.フランチャイズを活用した新規事業の3つの秘訣!!
①なぜこの新規事業に取り組むのか?
まず、検討して頂きたいのは、新規事業に取り組む目的です。
新規事業は既存の事業があります。その事業との相乗効果を図ることが最重要です。
そのため、目的の設定が最重要となります。
自社の事業がお客様の関係性が構築され、販売される事業であれば、もっと関係性が簡単なフロント商材となるような新規事業を。
自社が単発で仕事が終わる仕事であれば、アフター商品として継続して入る新規事業を。
自社が店舗型であれば、既存のお客様の集客又は送客に繋がる事業を。
上記のように、目的をしっかり検討してから、フランチャイズ事業の検討を図ります。
次に新規事業では投資回収年月日が重要です。
昨今、事業の業態寿命が短くなってきており、投資回収が長い新規事業に関しては、本部が時代の変化に対応ができる本部か?また、業態寿命が長い事業かを見極める必要があります。
そうでないのであれば、投資回収が当然、短い新規事業の方が、有利となります。
そのためには、初期投資と営業利益のバランス。売上と経費のバランス。売上や経費の根拠等が非常に検討する上で重要なポイントとなります。
更に立地調査・商圏調査などを行い、自社が行おうとする物件に対して新規事業が適切かという判断も重要です。フランチャイズ本部は正直このあたりが非常に弱い本部も多く、ご自身でしっかり確認する必要があります。
②成功しやすいビジネスモデルかどうかを精査する
次に検討しなければならないのは、成功しやすいビジネスモデルかどうかです。
私は、成功しやすいビジネスモデルは次の4つが重要であると思っております。
・新規性
世の中にもともと見られない商品やサービスをもっている事業は、新規性だけで売れることがあります。
これは、話題を呼んだ商品としてもよく目につくと思います。
当然、新規性があればあるほど、売れやすくなります。
しかし、併せてこのブームはどれぐらい続くのか?という視点も重要なのです。
ブームが去って終わりというビジネスも多々あります。
そういう場合は、投資回収が非常に重要になるわけです。
・成長性
衰退している市場よりも当然、成長している市場の方が成功がしやすいです。
しかし、ここで注意して頂きたいのは、他の企業よりも大幅に差別化されている場合は、衰退する市場では他の競合が駆逐されていきますので、売上UPのチャンスはあるものです。
ですので、成長市場のみという判断は、非常にリスクがあります。
しかし、市場の絶対値の確認が必要です。ニーズが本当にある程度あるのか?
二ッチな市場であれば、競合の今後の参加の予定はどうなのか?市場の認知がどれぐらい進んでいるのか?をしっかり検討する必要があります。
・優位性
成長性でも記入しましたが、どのような商品やサービスであっても、必ず売れているモデルは競合が追随していきます。そのため、差別化されていることが重要です。
差別化とは、お客様のニーズが高いところに、競合よりも優位な点があるということです。
全く世の中にない商品やサービスということではありません。
・説明が容易であること
最後は、加えて、説明が簡単なビジネスモデル程、早期の新規事業の成功はしやすいものです。
説明をしないといけないということは、信頼性が別に必要になってきます。
コンサル業を事例にとれば、信頼性が非常に重要なビジネスモデルで説明が非常に困難なモデルです。
ですから、発生しては消えていくということを繰り返していると思います。
③FC本部の体制及び充実度をしっかり見極める
最後は、FC本部事態の体制や充実度をしっかり見極める必要があります。
上記は、下の項目でおおよその力がはっきりわかります。
・商品開発力+SV(経営指導)力
・加盟店実績+本部の体力+担当者の信頼性
2.完璧なFC本部はない
正直、上記に掲げた項目で新規事業を検討すると以外に完璧な本部がないことに気づきます。
重要なことは、上記の項目をチェックして、何を捨てて何を外せないか?という視点です。
この優先順位を決めることで、加盟検討するフランチャイズ本部が見えてきます。
実績豊富な昔ながらのフランチャイズ本部は、新規性が乏しく、逆に新しいフランチャイズは新規性がある傾向が強いなどあります。
重要なことは、自社における優先順位です。ぜひ、何を目的にから初めて頂きたいと思います。
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